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何でも “ポータブル” の時代

vol.72

ラスベガスで行われている世界最大級の家電・IT見本市「CES2024」最優秀賞を獲った日本の製品があります。

それが、ポータブルレンジバッグ「WILLCOOK」です。

〈TABI LABO / 2024年2月27日〉

電子レンジを携帯するとは、なかなかユニークな商品ですね…(驚)

TABI LABO

さらに驚きなのは、布製ヒーティングシステムを採用し、繊維自体が発熱するのです。

誕生は2022年で、今回新たに登場した「WILLCOOK PACKABLE」10分で100℃に到達

大容量バッグながら、最大サイズから1/6まで小さくなるコンパクト収納機能も備えているのです。

いやはや…、レンジも持ち運べる時代になったということに驚きを隠せません…(汗)

一方、この記事を読んでふっと頭によぎったことがあります。

それはデジタルノマドの存在です。

以前、【「デジタルノマド」が集まる国へ】という記事でもお話ししましたが、今後10年のうちに10億人以上に市場が広がっていくというデータもあります。

最近は、こだわりの枕旅先にも持っていく人たちが増えているように、今後はこだわりの家電を携帯しながら、世界の街を渡り歩くビジネスパーソンが出てくる。

今回のポータブルレンジバックは、そんな未来予想図を想像させてくれます。

そう思うと、今まで考えられなかったものが、ポータブル商品になるかもしれません。

例えば、BBQグリルはどうでしょうか?

…いやいや、それはないでしょ…?

と思われるかもしれませんが、実は旅人のためのポータブルBBQグリルは、すでに存在しています。

TABI LABO

〈TABI LABO / 2024年2月26日〉

…はい、もちろん、そうですよ…

相当ニッチだとは思いますよ…(笑)

ただ、今後の大ノマド時代の到来を迎えるにあたって、何でもポータブルにできるかという発想を持つとビジネスチャンスは広がるのかもしれません。

そもそも、私が子どもの頃、誰もが電話を携帯する時代が来るなんて想像できなかったわけです。

そして、かつて歩きながらラジカセを聞けるソニーのウォークマンは世界に衝撃を与えました。

もしかしたら…、いや、きっと

小型化・軽量化の得意な日本は、これからも世界のノマドたちに衝撃を与える商品を生み出し続ける気がします。

そんな未来を、最優秀賞を獲った「WILLCOOK」は示唆してくれているのかもしれませんね😊

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