池 辰彦
50歳から「主役」で生きるために
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50歳から「主役」で生きるために

池 辰彦

column vol.705

本日2回目の記事ご紹介がありました。

リアルでもお付き合いのあるちびこさんが【一体、何歳まで働くんだろう。。。そう思う50代のあなたを応援したい】という記事の中で、私が以前書いた【飛び立て“中高年“】をご紹介してくださいました。

ちびこさん、記事をご紹介いただき誠にありがとうございました!!

通常ですと、感謝投稿という形で記事をアップするのですが、やはり「中高年活躍」というテーマは私の中では非常にホットな話題なので、今日はちびこさんの記事に便乗させていただきたいと思います。

全ては「50歳から主人公として生きるために」。そのための思考行動についてお話しいたします。

「主人公」になるためのステップ

今回、ちびこさんの記事の中で一番惹かれたのは「主人公」という言葉です。

若い時は「自分は人生の主人公である」と思って生きていた人も、社会の荒波に揉まれていくうちに、気が付くとそんな大それたことを思わなくなっているパターンが多いのではないでしょうか?

私もその中の一人です(笑)

しかし、ちびこさんは『実践!50歳からのライフシフト術』という本をもとに、50代からでも主人公になるためのステップをご紹介しています。

1.心が騒ぐ
違和感、不全感、未達成感、動揺、危惧、焦燥・・・・50代の時に感じるそうした心のモヤモヤから逃げずに、まずは受入れる。
2.旅に出る
興味があることをとにかくやってみる。
3.自分と出会う
「何故それをやりたいと思ったのか」「何が大事だったのか」。ここで自分の中で、出会うべき自分に気付く。
4.学びつくす
本当の自分と出会った後、自分のやりたいこと、やるべきことについて、最大限に学ぶ。
5.主人公になる
そして、これまで培ったノウハウや勉強を活かしたり、アンラーンするポイントに気付いてそれを手放したり、働き方を変えて自分の時間のバランスをとったり。。。。。仕事だけではなく「人生全体の主人公」となっている。

ちびこさんは、82歳でゲームアプリ「hinadanを(ひな壇)」を開発し、米アップル「WWDC2017」に特別招待されたデジタルクリエーター 若宮正子さんをモデルに、そのステップをご紹介されています。

私は要約してしまいましたので、フルバージョンをぜひぜひちびこさんの記事をご覧くださいませ

ちなみに、若宮さんの場合は、「80代のデジタルクリエーター」としての人生の主人公を80代で築かれましたね

私は「自分の人生の主人公は自分である」ということをついつい忘れていただけに、朝からいろいろと考えさせられました。

そして、現在地ではありますが、私にとって中高年が「主人公」を取り戻すために大切なこと2つあると感じました。

50代からは「成功」ではなく「成長」

一つは「他者との比較競争をやめる」ことです。

そもそも、自分が「主人公を忘れたきっかけ」は何だったかを考えてみると、それは他者との比較競争の中で感じた「度重なる敗北感」にありました。

学生の頃は自分よりも「勉強のできる人」「スポーツができる人」に直面し、社会人になると自分よりも「仕事ができる人」 “これでもか!” と思うぐらい出会います…(涙)

そういう敗北感から「万人のうちの一人」「普通の人間である自分」という風に私自身を定義し、いつしか「主人公」を忘れていきました

世を知ることは大切ですが、中高年はそれを十分踏まえて上で比較競争することを忘れましょう

この忘れるヒント『自立のスタイルブック「豊かさ創世記」45人の物語』の著者で、ジャーナリストの岡田豊さんが書いた【退職したら「子ども食堂」…50代から必要な「成功より成長」】という記事にありました。

〈幻冬舎GOLD ONLINE / 2022年6月28日〉

「成功」よりも「成長」

確かに、誰かと比べて「出世する」「良い給料が貰える」「名誉を手にする」と考えるとゲンナリします…。

上には上がいます。むしろ、いまくります。つまり「成功」を競っているとキリがない

一方で「成長」はどうでしょう?

これなら「自己完結」することができます。自分の中で「成長の実感」を得られれば良いからです。

一見、成長は成功よりも簡単に思えます。

しかし今

「去年の自分と比べて、どんな成長を果たしましたか?」
「来年の自分はどんな風に成長をしていたいですか?」

と聞かれると、答えに窮する人は意外と多いはずです。

中には「来年こそは部長に上がれるようにする…!」と答える方もいるかもしれませんが、残念ながら…出世したからといって成長できるかどうかは分かりません…。

一年一年、一ヵ月一ヵ月、一日一日。単位が小さくなるだけ、成長を意識することは難しくなります。

逆に言えば、一日一日「成長」を意識したらどうでしょう?

恐らく、自分では信じられないぐらいの成長した自分に出会える可能性があると思うのです。

そして、それが結果的には社会の中で「成功」していると言われること繋がるかもしれません。

成長は「自己肯定」を生む

この「成長」を意識すると、「主人公」を取り戻すためのもう一つのファクターである「自己肯定」を手にすることができます。

やはり自分を肯定できなければ「主人公」にはなれませんし、そもそも人生が楽しくない。

「他者との比較競争をやめる」「自己肯定をする」、この2つは両輪となり、主人公への道を突き進むことができるのですが、推進のためのエンジン「成長」にあると思うのです。

では、どのように成長すれば良いのか?

それは「自分のやりたいこと」「なりたい自分」に繋げるための学習でも良いですし、それが今すぐ見つからなければ、まずは組織の中での「自分にしかない強み」を顕在化し、磨くことでも良いかもしれません。

ここでポイントになるのが「他者との比較 “協調” 」です。

「競争」ではなく「協調」。組織の中で自分を差別化し、皆から頼られる自分をつくること。

「ナンバーワンではなくオンリーワン」と言い換えたら分かりやすいでしょうか?

組織の中で他者にない強みや役割を見つけるというわけです。

例えば、自分の所属している組織、部署、チームに足りないスキルを学んでみるのもそうですし、みんなが避けるような役割を担ってみるのも良いと思うのです。

みんなが避けたい役割というのは裏を返せば、みんなが学べていない要素がたくさん眠っており、自分だけの強み自信が手に入るチャンスです。

また、中高年は役職についていたり、多くの後輩と接する機会も多いはずです。

ここで大事にしたいのが、部下や後輩に対して「強み」を見つけてあげること。これは、自分自信の成長にも大きく繋がっていきます。

〈DIAMOND online / 2022年6月29日〉

私も経験したことですが、マネジメントにおいて部下の良いところを積極的に探そうとする習慣がつくと、自分の強みにも目がいくようになります。

そして、人間関係はまるで「写鏡」。自分が相手をリスペクトすると、相手も自然と自分をリスペクトしてくれるようになる。

そういったプラスの循環から、気づく自分の魅力もたくさんあると思うのです。

「主人公」の最終定義

そうして、成長を意識し、向上の実感を重ね、自己肯定感が高まると、いろいろなことが楽しくなってくるはずです。

私にとって、このnote続けられる最大の理由「成長の実感」にあると思います。

はっきり言って、私よりも凄いnoterは五万といる。

しかし、2年前、1年前の自分よりも成長している実感はあります。

noteを書き続けることでマーケティングコンサルタントとしての知見が高まり、クライアントからの評価も前よりは上がっています

読んでくださる方々のありがたいお言葉が自信となり、代表の谷口の代わりに講演も務めることができました

そして、講演を務めたことで、小売業協会・生活者委員会コーディネーターという大役も谷口から引き継ぐことができ、noteを始めなければ得られなかった成長のステージを手に入れることができたのです。

これはnoteを自発的に始めたというのがポイントだと思っています。

ちびこさんは「自分軸」岡田さんは「自考」という言葉で表していますが、いかに自分の人生自分のキャリア「自発性・主体性」を持つかということが肝要になります。

つまり、「主人公」を取り戻すというのは「オーナーシップ(当事者意識)」を取り戻すと言い換えることができるかと思います。

「やらされる仕事」を減らし「やりたい仕事」に変える。仮に「やらされる仕事」であっても「やって楽しい仕事」に変えていく。

受動的ではなく、能動的に。

noteだって、自発的にやっているから楽しいですが、会社から言われてやっているだけだったら、毎日辛いだけです…。

私自身も友達との会話の中で、
「いつまで働かされるんだろうね」ではなく
「いつまで働いて、人生何したい?」
という会話にしたいし、そうなることにライフシフトしたいと思いました。

ちびこさんの、「いつまで働いて、人生何したい?」という言葉にとても感化されましたし、どうせ働くなら少しでも「楽しい方が良い」

そんなことを考えて、月曜日の朝に向けてテンションを高める。今日はサザエさんシンドロームのない日曜の夜になりそうです(笑)



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池 辰彦
株式会社ジャパンライフデザインシステムズ/副社長/小売業協会・生活者委員会コーディネーター/小売業を中心に、マーケティング・コンサルタントとして企業のビジョン策定、中長期戦略、顧客調査、販促立案、広告戦略などを行う。Web:http://www.jlds.co.jp/