「人物重視」採用をするワケ
column vol.811
昨日、今日とイベントだったのですが、イベントを通じていつも思うことがあります。
それは、手前味噌で大変恐縮なのですが、会社のメンバーに恵まれているということです。
イベントはたくさんの人が関わりますし、クライアント(商業施設)のお客さまとも直接接点を持ちます。
そんな中で、みんなサービス精神を発揮してくれていると感じます。
私が今の会社に入ったのは、ちょうど20年前。
その時、先輩からは「ウチの会社、性格良い人多いと思うよ」と言われたことを覚えています。
それは当社社長の経営哲学が関係していると思います。
「Mind」重視の採用
当社社長はデザイナーからキャリアをスタートし、今はマーケティングコンサルタントとして確立していますが、一貫して「クライアントの課題解決をデザイン」してきました。
20年間、そんなことを言われ続けました。
クライアントに寄り添うためには、「サービス精神」が肝となる。
だからこそ、社長は「Mind(サービス精神)」→「Think(思考力)」→「Skill(技術)」の順で重視します。
技術は努力すればつく。
いくら頭が良くても利己的であれば、クライアントに寄り添うことはできない。
そんな理由です。
我が社ももちろん、さまざまなキャラクターがいます。
考え方もそれぞれ違います。
ただ、「人に貢献することを喜びに感じる」というのは共通項なのだと思っています。
「人物重視」の11ヵ条
FlexJobsとRemote.coでキャリアサービスマネージャーを務めるToni Franaさんは、ライフハッカーの記事で同じようなことを語っており、採用担当者がもっぱら重視する候補者の性質を11項目挙げています。
〈lifehacker / 2022年9月5日〉
Franaさんも
と語っています。
ちなみに、「訓練しやすさ」というのは和訳ならではの強い言葉ですが(笑)、当社の社歌の中には「素直さだけが自分を磨く」とあります。
人からのアドバイスを「面倒くさく」捉えるか、「ありがたく」捉えるかで、その人の成長と成功は大きく変わると思います。
ちなみに、私は今日入った新人からも学ぶことは多いと感じています。
だからこそ、「ありがたく」捉えることが肝要と言いたいところですが、別に大成しているわけではないので断定するのはヤメておきます(笑)
「出世する人」の共通点
ちなみに、サービス精神旺盛な人は愛されやすい人。
愛されると、やはりビジネスに有利になる部分はあるかと思います。
『お仕事のマナーとコツ』の著者であり、ビジネスデザイナーの西出ひろ子さんは、愛されるためには、まず自分から「ギブ」することをオススメしています。
〈@DIME / 2022年10月13日〉
そして、愛される人の特徴として、6つの項目を挙げています。
ここで本日、注目したいのは「6.同僚のスケジュールを知る」です。
スケジュールというよりも、「周りの人の仕事に興味を持つ人」は出世すると感じてます。
理由は3つあります。
1つは「気遣いできること」。
スケジュールの話に通ずる部分があるのですが、周りの人を把握していれば、相手の状況や心理に合わせて仕事をすることができます。
今、プロジェクトが重なってバタバタしている人に対しては、「〇〇と〇〇が重なって大変だけなところ申し訳ないのですが…」と、相手に対する枕詞があるだけで、相手の気持ちも変わります。
そして、2つ目は「的確に評価(称賛)」することができます。
やっぱり、仕事で褒められることは嬉しい。
「よく自分のこんな隠れたファインプレイに気づいてくれたなぁ」と思うと、その人に対する信頼はグッと高まります。
そして、3つ目は「自分が成長できること」。
考えてみると、社内には多くの成功体験で溢れています。
今は自分に関係ない仕事でも、会社にある仕事なら、いつか自分に回ってくる可能性もある。
会社からどんな球が来ようが打ち返すことが重要なら、常に社内のさまざまなことにアンテナを張っておくことが得策です。
自分の気にする範囲を半径5mにするなのか、10mにするのか?
はたまた100mにするのか?
この気にする範囲が広いほど、組織の中核を担う存在になっていると感じます。
やはり、周り(他人)に目が向くことが非常に重要に思えます。
と、自分に言い聞かせながら、自らを成長させたいと思います。
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。
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