ミジンコのように生きる
vol.102
人生、良い時もあれば、悪い時もある。
…ただ…、ともすれば、良い時も「悪くなったらどうしょう…?」と不安になり、うっかりするとずっと心配になってしまうこともあるわけです…😅
それほど、悪い時への恐れというものが心の底にある…
一方、長く人生を歩んでいると、悪い時は焦って、もがいても大抵は上手くはいかないと気づいてきます…
そういう時は、短期的な挽回を諦めて、長い目でじっくりと好転に向けて取り組んでいく。
そうした達観の精神こそが大切だと思うのです。
さらに最近、そんな考え方を後押ししてくれる生命の神秘に出会えたので、共有させていたます。
それはミジンコの種を守る知恵です。
〈産業新聞 / 2024年5月31日〉
そうです、あの理科で習ったプランクトンのミジンコです。
東北大学などの研究の結果、同じ湖沼にいる2種類の集団のうち、
競争力の弱い集団は競争相手の増加を察知し、集団が全滅する前に休眠卵をすばやく生産して生き抜いていたことが分かったのです。
どういうことか、説明しますね。
まず、ミジンコは「他の集団を排除する」という習性があります。
(集団同士の争いがあるわけです)
当然、集団同士の優劣が生まれるわけですが
つまり、勝ち組は一定数減っていくわけです。
すると、その状況を察知した負け組の休眠卵が孵化し始める。
勝ち組の数が減り、負け組の数が増えるため、また集団として拮抗できるというわけです。
つまり、負けを認め、時間をかけることで挽回している。
これって、冒頭の話につながりませんか…?笑
上手くいかない時は、他責にならず、環境のせいにせず、正しく自分の至らない部分を認め、学習の種を自らに植え付けていく。
そして、決して焦らず、潮目が変わったら、成長した自分を開花させる。
耐え忍んで努力している間は
逞しく、そして涼やかに。
サウイフ、ミジンコのようなモノニ
と思っているのです😌
…すみません…、最後は宮沢賢治先生が入ってしまいましたが…、ミジンコの生き抜く姿に人生の極意を感じてしまいました。
皆さんも、ぜひミジンコ道を参考にしていただけると幸いです(笑)
本日も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?