小さな変化で大きな安心
vol.104
ローソンとファミリーマートは、店舗で働く従業員の名札について、店舗の判断で本名以外の記載が可能になりました。
〈東京新聞 / 2024年6月4日〉
つまり、偽名やイニシャルでもOKということです。
昨年、国土交通省がタクシーやバス車内に掲示を義務付けていた運転士の名札を廃止しましたが、それだけ国も企業もカスハラ対策に力を入れてきているというわけです。
もともと、名札は接客向上のために導入されてきましたが、仮にクレームがあった場合、偽名であっても会社としては日時と名前(偽名)を把握できれば、改善ができる。
そうして本名必須の呪縛から解放されるだけで、働き手が安心してもらうというのは良いことでしょう。
他にも、最近のトピックスの中で興味深いと思った事例がソフトバンクが開発中の「AIによる通話音声の変換」です。
〈ITmedia NEWS / 2024年5月16日〉
こちらはAIでお客さんの通話音声を穏やかなトーンに変換する技術。
カスタマーセンターは、やはりどうしても強い口調が溢れてしまう…
そうした中、こうした和らげる技術があることで働き手の心が安らぐことは良いことです。
2025年度中の事業化に向けて研究開発や検証を進めているとのことで実装が楽しみですね。
こうした小さな変化が大きな安心を生む。
引き続きそこにつながる気づきやアイデアを見つけていきたいと思います😊
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