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教育のはしくれ

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塾産業の中で教育などと偉そうには言いませんが、父親として息子たちと向き合ってきた一人としての体験と意見。時代的に早すぎた「イクメン」としての背景から、言葉を零してみます。
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2021年10月の記事一覧

『こどもサピエンス史』

『こどもサピエンス史』

(ベングト=エリック・エングホルム著・ヨンナ・ビョルンシェーナ絵・久山葉子訳・NHK出版・2021年7月発行)
 
痛い本である。実に厳しい。だがこどもたちへの呼びかけは力強く、希望に溢れている。希望は、やたら明るいだけの希望ではない。弱さや悪いところを十分自覚しているからこそ、希望を抱くのである。
 
サブタイトルは「生命の始まりからAIまで」ときて、まことに最新の情報が組み込まれている。ユヴァ

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『読まずにわかる こあら式 英語のニュアンス図鑑』

『読まずにわかる こあら式 英語のニュアンス図鑑』

(こあらの学校/KADOKAWA)
 
ネットで見かけてフォローしていた。可愛いコアラのキャラクターにより、英語の言葉の微妙なニュアンスを楽しく紹介していた。あるいは、私たちが誤解していそうなことを、一目で分かるように表していた。実に効果的だと思っていたら、間もなく本になった。そして、たちまち大反響で売れに売れている。
 
小さな文字で説明が少し、あるにはある。だが、それを読まなくても、要点は得ら

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コラッツ予想

コラッツ予想

コラッツ予想に懸賞金がかけられていると朝日新聞が報じたのが2021年9月4日。株式会社音圧爆上げくんというところが、1億2000万円を提示して、コラッツ予想の真偽の証明を求めたのだ。
 
中学入試問題にもこの予想のアルゴリズムを用いたものが時折出されるので、算数業界ではおなじみであるのだが、証明はなされていなかったわけである。いや、大学入試でも出題されたことがあるらしい。
 
コラッツ予想とは、言

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