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たかぱん
2022年10月28日 13:37
休日を利用して、キリンビール福岡工場のコスモス園へ出かけた。3年ぶりの開催ということで、平日にも拘わらず、人々で賑わっていた。花園での飲食を禁ずるとしておけば、そう人と接触するわけでもない。広々とした花畑に、しばし夢の国にいるような気持ちを懐くことができた。 すぐ傍に、大刀洗平和記念館がある。もともと個人が始めたものを、いまは町立という形で、大きな設備のものにした。ちょうど小学生たちが、社会科
2022年10月11日 11:29
私自身、経済観念がない。いや、誤解を招く言い方だ。浪費するという意味ではない。生活の切り詰めについては、大学時代にとことんやった。京都に行かないといけない、との思いだけで家を飛び出したみたいな恰好になり、親には申し訳ない気持ちばかりがあった。できるだけ学費の安いところを選んだし、住まいは古くてもよいから極力実費を抑えられるところにした。自炊が原則だった。食費は1日400円というノルマを課した。昔だ
2022年10月9日 12:06
まだあの頃は、家庭教師の仕事があった。京都ならでは、だったのかもしれない。家庭教師を、名だたる大学ではない凡庸な学生に頼む、というのも不思議ではある。家庭教師のニーズがあることについて、考えるところはあるが、軽々しい邪推で偏見を呼んではいけないので、呟くことはしないことにする。 大学からの紹介で、すぐに下宿を決めた。古い建物だった。自炊ができて、空間があり、家賃が安いとなると、満足だった。もち
2022年10月3日 12:20
情けは人のためならず。国語調査でよく質問に挙がる言葉である。「情け」という言葉を広く解すると、ひとに優しくすると自分も優しくされる、というような内容を表すものであろう。報いがある、という知恵を教えてくれる。そんなに世の中は信用できるかよ、との声も聞こえてきそうだが、むしろ信用するお人好しが増える世の中であってほしいと思う。 他人のためになるばかりではない、自分のためにもなるのだ。そう見なすと、