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ご支援いただいたみなさまへのお礼

8月24日から始まりました、「45歳の誕生日にフリースクールに行きたいと思っている子どもたちを応援したい!」へのバースデードネーションも昨日(21 日)で終了となりました。 目標額25万円を上回るご支援をいただき、本当にありがとうございます! そのほかにも別途2名の方から15,000円の応援がありました。 その結果、支援者数<91人> 支援額<272,000円>という多大なるご協力をいただきました! 思えば、4年前に長男が東京シューレに通い始め、 東京シューレのお手伝いを

    • バースデードネーション最終日!残り4時間、最後のお願い!

      「45歳の誕生日にフリースクールに行きたいと思っている子どもたちを応援したい!」へのバースデードネーションにご支援をいただき、本当にありがとうございます!!! バースデードネーションの挑戦も本日(9/21)24 時で終了となります。 フリースクール東京シューレの奨学金のために、これほどたくさんの方々から応援いただき、新しい時代を予感しました! フリースクール東京シューレが誕生した当時、社会の価値観は「首に縄をつけてでも学校に行くべき」でした。学校に行かないことは子どもの性格

      • バースデードネーション最終日のお願い!

        「45歳の誕生日にフリースクールに行きたいと思っている子どもたちを応援したい!」へのバースデードネーションにご支援をいただき、本当にありがとうございます!!! 皆さまの心温まるご支援・メッセージに感謝の気持ちでいっぱいです! 1985年東京シューレの活動は現在代表を務める一人の母親の葛藤から始まりました。 不登校中に拒食症となったご自身の息子さんと通った病院。 親が本音で話し合うことができる親の会での学び。 「お母さん、僕は僕でよかったんだね」という息子さんの言葉。 こ

        • 子どもには学ぶ力が備わっている

          東京シューレは、子どもには自ら育ち・成長する力がもともと備わっているという子ども観を持っている。子どもは学校に行かなくても、生活の全てを通して学びます。学ぶことを学校の教科学習のようにせまく捉える必要はないのだと今は思う。 ある日、家を片付けている時、ほぼ新品の永久に日の目を浴びることのない学校用品が家のスペースを占拠していることに悩んでいました。ちまたではメルカリというものが流行っているらしい。僕は長男に声をかけた。「いらないものメルカリで売れたら、自分のお小遣いにしてい

        ご支援いただいたみなさまへのお礼

          プログラミングから広がる学び

          東京シューレにはセールスフォースから派遣された社員によるプログラミング講座がある。子どもの理解度に応じて、スクラッチを使ったプログラミングの学びが行われています。長男はゲーム作成に興味があったので、Unityを使ったプログラミングを教えてもらいました。 コードを書くことはまだできないけど。シューティングゲームやマインスイーパーなど作成したゲームを嬉しそうに見せてくれました。自分がイメージする動きに近づくように、変数を修正しながらプログラムを作成する。動かなければ試行錯誤する

          プログラミングから広がる学び

          スイーツ男子

          東京シューレでは、毎週料理講座があります。月の初めに集まってみんなでメニューを考えます。一人ひとりお金を持ち寄り、近くのスーパーで食材を購入したり。長男は、料理講座を通して料理の楽しさに目覚めました。お米のとぎ方、調味料の測り方、包丁の使い方、段取りなど料理を通して学べることはたくさんありますしね。 今では、我が家の戦力でもあります。僕と妻が早い時間に家に戻れないときは、麻婆豆腐やカレーライスなどのオーダーを出しておけば、自分で調べてつくってくれます。お菓子作りも大好きなス

          スイーツ男子

          将棋の強いK君から学んだこと

          長男が東京シューレに通うきっかけをつくってくれたのは将棋でした。その頃シューレには7つほど年の離れた将棋がめちゃくちゃ強いK君というお兄ちゃんがいました。K君は、あの羽生善治名人から教えを受けたことがあるほどの凄腕でした。 あの頃、K君は長男にとって憧れの存在でした。毎日詰将棋をしたり、スマホでネット対戦をしたり腕を磨こうとしていました。直接教えてもらえることも嬉しかったようで、家に帰ってきてよく将棋の話をしてくれました。僕はすでに全く歯が立たなかったので、へぇーと聞くしか

          将棋の強いK君から学んだこと

          子どもが育つルート

          子どもが学校に行くのが日常であるとき、将来は中学校に行って、高校に行って、大学に行って、就職するのだろうとイメージできる。僕もそのように育った。子どもが、学校に行かなくなるということは、中学校に行って、高校に行って、大学に行って、就職するのだろうという将来のイメージを抱けなくなるということだ。だから、不安になる。 社会に用意された学校から就職というルートがあるから、不安にならずに日常を送れるのだと思う。だから、学校に子どもが行かなくなると日常は脅かされる。その日常が脅かされ

          子どもが育つルート

          学校に行かないという日常を創る

          学校に行って、勉強する。 学校に行って、本を読む。 学校に行って、運動する。 学校に行って、給食を食べる。 学校に行って、友達と遊ぶ。 とりあえず学校に行けば、知識を蓄え、興味を広げ、体力がつき、人と関係性をつくると思っていた。家に帰ってきたら、学校の友達と遊んだり、たまに宿題を手伝ったり、学校の話でも聞きながら一緒にご飯を食べる。休みの日には家族で出かけたり、一緒に遊んだりする。 子どもが、学校に行かなくなるということは、そのような日常が壊れるということだ。まず考えるの

          学校に行かないという日常を創る

          スマブラと居場所

          イギリス全土の学校でスマッシュブラザーズを授業に採用というニュースが先日ありました。ゲームを通してチームワークについて学ぶこと。将来的にプロゲーマーとしてのキャリアを培うこと。子どもの将来を見る柔軟な視点に脱帽です。 https://switchsoku.com/soft/smashbros/40721 東京シューレでも、ゲームが盛んです。特にスマブラは人気があってシューレ内でスマブラ大会もあります。長男が東京シューレに通うモチベーションの一つは間違いなくスマブラでした。一

          スマブラと居場所

          なぜ学校に行けなくても、フリースクールに行けるのか?

          昨日に続き、僕の記事を読んで支援してくださった方の質問に答えます。 質問 学校に行きにくい子どもでもフリースクールに行けるのは、自分の学びたいこと、興味があることが学べる以外に、どんな違いがありますか? これは、僕は迷わず居心地だと答えたい。 その子にとって居心地が良いから、行けるのだと思います。 学校と比べてみると分かりやすいかもしれません。 自分がやりたいことに取り組める。やりたくないことには参加しない自由がある。好きな活動にじっくり取り組めるのは楽しいし、楽しい

          なぜ学校に行けなくても、フリースクールに行けるのか?

          なぜフリースクールに通う子どもは少ないのか?

          今日は、僕の記事を読んで支援してくださった方の質問に答えます。 質問 不登校の子どもの内、フリースクールに通う子どもが2〜3%と書いてあったけど、割合としてすごく少ないなぁと感じました。その理由としては、経済的な問題が一番大きいのですか? 答えから言うと、正確にはわからないんです。フリースクールに通わない理由を問う調査がないので。なので、あくまでも個人的な感覚として書いてみますね。 僕は、親の会や不登校関連のイベントで不登校の子どもを育てる親御さんとお話することが多いの

          なぜフリースクールに通う子どもは少ないのか?

          台風が来ると思いだす

          昨日の台風15号により甚大な被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。ちなみに、我が家の被害は家庭菜園のオクラや茄子がなぎ倒されただけで済みました。復旧大変だったけど。😂 僕は台風が来るといつも思い出すことがあります。 長男が東京シューレに通うことを決めた次の週だったと思う。天気予報が今回と同じように台風が関東を直撃する可能性があると告げていました。明日の学校は休みになるかも。休みにならないとしても、登校時間が遅くなるかも。当時学校に通っていた長女と次女は、いつ

          台風が来ると思いだす

          バースデードネーション中間報告

          8月24日から始まりました「45歳の誕生日にフリースクールに行きたいと思っている子どもたちを応援したい!」キャンペーンも中間地点の2週間が過ぎました。 支援者数50名、支援額10万(目標額の40%)を超えました!!! 僕の想いに賛同してくださった皆様、ご支援をいただき本当にありがとうございます!! 皆さまからの優しく、温かいお言葉に感謝の気持ちで胸がいっぱいです。 振り返ると、バースデードネーションの準備をすればするほど、本当に自分の誕生日で寄付が集まるのか不安な気持ちと

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          フリースクールの保護者会

          フリースクール東京シューレの保護者会は、学校の保護者会とはちょっと(かなり?)違います。 プログラムは最初に、その月の子どもたちの活動報告があります。写真のスライドを見ながらなので活動の雰囲気がよく伝わってきて、保護者会も和やかな雰囲気になります。自分の子どもが写真に映ってると密かに嬉しい。次に参加している保護者一人ひとり順番に子どもの家庭での様子をシェアします。最後にその月に予定されている行事の紹介という流れです。 保護者会の時間は、たっぷり3時間あります。一人ひとり話

          フリースクールの保護者会

          保護者の僕がファンドレイジングに関わる理由

          トップ画像は、子どもたちがつくってくれたレアチーズケーキ。 ミカンの花が咲いてます。😋 僕がフリースクール東京シューレのファンドレイジング(資金調達)に関わろうと思った理由は、 1.学ぶ環境を良くしたい 2.親の負担を軽減したい 3.スタッフの事務負担を減らしたい などなど。 親としてはありがちな想いからなのですが、僕が一番心動かされたのは、ある集まりに参加した時に言われた「会費が高くて簡単に紹介できないんですよね。」という言葉。子どもの選択肢が経済的理由によって狭められ

          保護者の僕がファンドレイジングに関わる理由