親カフェ

フリースクールの保護者会

フリースクール東京シューレの保護者会は、学校の保護者会とはちょっと(かなり?)違います。

プログラムは最初に、その月の子どもたちの活動報告があります。写真のスライドを見ながらなので活動の雰囲気がよく伝わってきて、保護者会も和やかな雰囲気になります。自分の子どもが写真に映ってると密かに嬉しい。次に参加している保護者一人ひとり順番に子どもの家庭での様子をシェアします。最後にその月に予定されている行事の紹介という流れです。

保護者会の時間は、たっぷり3時間あります。一人ひとり話すので、それでも毎回時間が押します。子どもの状況はそれぞれ違うけど、子どもが学校に行かないことでの苦労や悩みを共有しているので、わかりみの深さが半端ないです。
鉄板の話題は、
子どもが勉強しないけどそのままでいいのか?
ゲームばっかりしてるけどどうすればいいか?
夜寝る時間が遅くてイライラするんだけど。などなど。
親のモヤモヤした気持ちを分かち合い、集まったみんなで共感しつつ話しを聴く時間。その場にいるスタッフや親と一緒に考える時間。僕はこの時間がわりと好きです。

保護者会が終わった後も、スタッフとあるいは親同志で居残って話しが始まります。保護者会で話しきれなかったことを伝えたり、結論が出なかった話題の続きを話したり。それでも、話し足りない場合は、「おやじ会」で居酒屋に移動して語らいます(単に飲みたいだけの人もいますが笑)。OB・OGの保護者も参戦して、ざっくばらんに。

こうして、みんなで子どものことを飲みながら話してると元気がたまってきます。学校に行かないとか、ゲームしかしないとか、昼夜逆転してるとか、家に引きこもってるとか誰も否定しない。さなぎの時期もあるよ、ぜんぜん問題ないよと励ましてくれる場所。不安がゼロになることはないけれど、保護者会とおやじ会があるから親も孤立しないで、エネルギーを蓄えて日常に戻ることができるんです。

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目標金額25万円を目指し、私の誕生日(9/6)に合わせて寄付の呼びかけを行ってます。東京シューレへの奨学金というかたちで、ご支援、シェアのご協力をいただけると嬉しいです!

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