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なぜ学校に行けなくても、フリースクールに行けるのか?

昨日に続き、僕の記事を読んで支援してくださった方の質問に答えます。

質問
学校に行きにくい子どもでもフリースクールに行けるのは、自分の学びたいこと、興味があることが学べる以外に、どんな違いがありますか?

これは、僕は迷わず居心地だと答えたい。
その子にとって居心地が良いから、行けるのだと思います。

学校と比べてみると分かりやすいかもしれません。

自分がやりたいことに取り組める。やりたくないことには参加しない自由がある。好きな活動にじっくり取り組めるのは楽しいし、楽しいって居心地いいですよね。

来る時間も帰る時間も自由。一応時間割はあるけど、スタッフと相談しながらつくるし、その時間割を絶対に守る必要もないし、自由時間も多い。自分のペースで過ごせるのは気持ちいいし、気持ちいいって居心地いいですよね。

自分が好きな場所にいることができる。指定された座席もクラスもない。自分が快適だと感じる場所で過ごせるのは安心だし、安心できるって居心地いいですよね。

先生と生徒、上級生と下級生という上下関係がない。フリースクールには先生はいません。子どもたちと同じ目線で一緒に考え、学ぶ大人がいるだけです。小学生から高校生まで一緒に活動することもあるし、分かれる場合でも小学生、中学生、高校生とゆるっと分かれて活動します。スクールカーストのようなピリピリした空気感より、ゆるっとした空気感の方が居心地いいですよね。

校則のようなルールがない。ルールが必要になる場合でもみんなで話し合って決める。人に押し付けられたルールに従うより、自分も一緒にルールをつくる方が納得感あるし、みんなにとって居心地のいい場所につながりますよね。

ゆるやかなつながりの中で、自分が毎日をどのように過ごすのか自分で選んで、自分で決めて、自分でコントロールできる。それが子どもたちの居心地の良さにつながって、フリースクールに行けるのだろうなと思います。

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目標金額25万円を目指し、私の誕生日(9/6)に合わせて寄付の呼びかけを行ってます。東京シューレへの奨学金というかたちで、ご支援、シェアのご協力をいただけると嬉しいです!

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