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学校に行かないという日常を創る

学校に行って、勉強する。
学校に行って、本を読む。
学校に行って、運動する。
学校に行って、給食を食べる。
学校に行って、友達と遊ぶ。

とりあえず学校に行けば、知識を蓄え、興味を広げ、体力がつき、人と関係性をつくると思っていた。家に帰ってきたら、学校の友達と遊んだり、たまに宿題を手伝ったり、学校の話でも聞きながら一緒にご飯を食べる。休みの日には家族で出かけたり、一緒に遊んだりする。

子どもが、学校に行かなくなるということは、そのような日常が壊れるということだ。まず考えるのは、学校の勉強に遅れないように通信教育を始めたり。体力が落ちないようにバドミントンやサッカーに誘ったり。図書館や本屋に連れていったり。お手伝いをさせたり、生活リズムを整えるよう指示したり。

でも、それは間違っていたなと思う。学校での活動を全て家庭でこなそうとすると家庭が学校化する。そうなると親も子どももしんどくなる。学校に行ってた頃の日常に戻ろうとするのではなく、学校に行かないで過ごす子どもの日常に関心をもつこと。ゆったり過ごす時間を大切にすること、それで十分だった。そこから新たな日常を創っていく。それでいいのだと今は思う。

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