バーミヤンで感じたデフレの現実
こんにちは@tateshina_lifeです。
今日は生まれて初めてバーミヤンに行って感じたデフレの現実について書いてみます。
蓼科の山から茅野の街へ下りてTSURUYAで食材等を買いに行ったついでに夕食は外で食べて帰ろうということになりました。
いつも通る大きな交差点にバーミヤンがあったのを思い出し、中国人の奥さんに日本の格安中華料理を食べさせたらどのような感想を持つだろう、という興味もあり僕自身も生まれて初めて行ってみました。
1人2,000円強で火鍋のスープ、具材、更には餃子やチャーハン、唐揚げやフライドポテトからデザートまで、ほぼあらゆる食事が食べ放題であることに彼女も驚いていました。
一方で店内は17:30頃ということもありこちらの夕食時間としてはピーク。待っているお客さんたちの姿もありました。
満員になった広い店内をカバーするフロアスタッフは2人。注文は手元のタブレットで人を介さずに行いますが配膳や下げ膳はスタッフが担当しています。
タブレットで注文を終えてから鍋とスープを始め、具材や食事が運ばれてくる時間は体感的にはとても長く、周りを見るとすでにお客さんが帰っているにも関わらず片付けが終わっていないテーブルがほとんどです。
味ははっきりしたものが多くその場では満足しましたが、山へ戻る途中からずっとお腹が気持ち悪く、胃腸が消化に苦労している感覚が僕にも彼女にもありました。
食べ放題には100分という制限時間が設けられていましたが、待っている時間がほとんどだったように思いますし、オペレーションの根幹を担っているスタッフの若い子たちは無表情で機械のように仕事をしていました。
最初は真新しさに面白さを感じていた僕たちでしたが、最後はもう二度と行くことはないね、とお互いに話して結論づけました。
せっかくの外食であれば、広さが1/3の店舗で3〜4倍の値段を出して店舗のオペレーションや時間などを気にせず、確かな食材をゆっくり味わいながら会話を楽しみながら頂きたいと思ったのです。
原価や販管費を意識した消費ではなく、価格に対するプレミアムに対して対価を払うという感覚を大事にすることがデフレを脱却する一つの行動なのではないかなと思います。
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