社会を救う前に自分の身体を救いましょう
こんにちは@tateshina_lifeです。
今日は自分の身体と向き合うことの大切さについて書いていきます。
当たり前のように思われるかもしれませんが、何故大切であるのかについて明確に答えられる人はどれくらいいるでしょう。
僕のように健康で長生きするため、と家族や先生に教えてもらった人が多いかもしれません。一方で僕は健康で長生きをすることが何故良いことであるのかについて深く考えることもなく子ども時代、強いては社会人になってしばらくの間を過ごしてきました。
体育の授業でマラソンを走ることが嫌で仕方がありませんでした。部活動では勝つことを目的とした日々の反復練習があり、いつの日か何故こんなに苦しいことを続けているのか分からなくなることがありました。
そんな僕がグリーンシーズン、毎週のようにロードバイクやトレイルランニングの大会に出るようになり、決して楽ではないトレーニングを日々繰り返すようになりました。
何が違うのでしょうか?
僕はレースなどの大会であれ、日々のトレーニングであれ、もっと言うと日常生活においても常に身体に関するデータをスマートバンドなどのセンサーで採り続けて、いつでも確認できる状態にしています。
トレーニングによって週単位、月単位で身体が強くなっていくことが分かるだけでなく、何となくダルかったりボーッとしたりする理由やタイミングも予測できるようになります。
人間は不確定な情報について不安を持ちます。不確定とは曖昧でバラツキが大きい状態のことです。自分の身体の状態を定量的に把握し、確定させることにより、目の前の人や事象に集中することができます。
不安な状態を続けることは脳を疲れさせることにもなりますし、最終的には防衛本能が働き目の前のことから逃避することになります。逃避先は気休めとしてのエンターテイメントや、酒・タバコ・砂糖の接種に代表される身体の破壊を伴う快楽的な行動となるでしょう。
目の前のことに集中する今を積み重ねた結果として健康で長生きがあるのです。そのために自分の身体の状態をできるだけ定量化して把握し、確定させるのです。
僕の子ども時代も含めて現代に生きる人たちは、目の前のことに集中するという意識はあれど、状態を計測していないが故に結果として自分の身体を犠牲にしていることが多いように思います。
スマートバンドを購入して日々状態を見ることから始めても良いのですが、それと並行する形で少しでも興味がある運動を何かしら継続してみてください。ランニングでも自転車でも、ヨガやストレッチでも構いません。
少しでも良いから継続することにより、運動そのものの効能として脳の報酬系が機能して快楽を感じることができます。更に計測されたデータが向上していくのを見ることで、何をすれば身体がどう反応するのかが分かるようになり、不安がなくなっていきます。
世の中を良くすることも大事です。
しかし、そのために自分の身体を犠牲にしては本末転倒です。
まずは自分を大切にすることから始めてみませんか?
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