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組織を売るのではなく自分を売る | いつの時代も変わらない営業の基本

こんにちは@tateshina_lifeです。

今日は商品を売らずに自分を売ることについて書いてみます。

FacebookやInstagram, Twitterを見ていると自分の所属している組織のサービスや商品、それらを紹介するイベント等の情報を組織のコンテンツから直接シェアしている方を良く目にします。

昨今、僕の会社の問い合わせページから直接コンタクトをとってくる方もいます。内容は同じで、動画メディアによるPRやWeb集客のノウハウ等をコンサルティングするよ、といったものが多いです。

もったいないなあと思います。

営業の真髄は組織やサービスを売ることにありません

僕は、あなたと仕事をしたいかどうか、あなたという人がどういう人なのか、なぜその組織でそれらのサービスや商品をPRしているのかについて興味があるのです

僕は日本という市場において抜きん出た存在はないと思っています。

圧倒的に汎用性が高いサービスはアメリカから、圧倒的な歴史を伴うブランドはヨーロッパから、圧倒的にコスパの高い商品は中国からやってきます。これはもう地政学的な構造上仕方がないことです。

ですから日本の組織に属するあなたが担いでいるサービスや商品をいくら説明したところで、受け手である僕にとっての興味を惹くことはできません。他のサービスと対して変わらないと思っている訳ですから。

僕が対価を支払っても良いのはあなた自身であり、あなた自身の物語なのです。組織のサービスや商品をシェアする時に、そのサービスや商品とあなた自身の関係がどのようなものなのか、その状況で何を感じているのか、どのような感情の状態であるのか、を知りたいのです。

僕はその意味においてYouTuberに対しては肯定的です。

場所や機能を淡々と紹介するだけでなく、それらが彼、彼女たちの人生においてどのような関わりを持っているのかについて、感情を交えて紹介しているような方々のことです。

要するに彼、彼女たちの「好き」が見えるか、感じられるか、です。

流行っているから、バズっているからと特に好きでもなく紹介しているコンテンツと、上記のように好きが興じて身体が勝手に紹介してしまうコンテンツの違いはエネルギーの大きさが違うので体感的に分かります。

サービスや商品、そしてそれらを取り扱う組織などは全てあなたの物語を形作る手段であり道具です。

人生の主役はあなた自身なのです。

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