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万年単位で本質を見る | ○○の時代という人からは距離を置きましょう

こんにちは@tateshina_lifeです。

今日は長い時間軸で物事を見ることの大切さについて書いてみます。

ダイバーシティやインクルージョン、SDGsから風の時代、ミレニアル世代やZ世代など、東京やSNSでは世の中の変化を表す言葉で溢れています。

テレビやニュースを見ないでいる僕でも目にしたり耳にすることが少なくありませんから、一般の人は毎日のように”時代の変化”について意識せざるを得ないのかもしれません。

週末にクライアントの役員プレゼンがあったので東京に戻っており、友人を呼んで奥さんの誕生日を祝ったのですが、その時にも情報感度の高い友人から、あるSNSプラットフォーム大手が発表しているX, Y, Z世代の特徴についてまとめた報告書について話を聞きました。

  • Z世代は情報つまみ食い

  • 他人からの評価にさらされる

  • 極めなくても良い

世代である、というようなことが書かれていました。

それを見た僕は何も新しいことはないな、と感じました。

僕らの世代でも大半の人は情報つまみ食いで極めることもありませんでしたし、他人からの評価を気にすることは当たり前でした。僕の両親の世代は団塊ですが、彼・彼女たちの方が「いつかはクラウン」だったのではないでしょうか。

そしてその言葉を発している人が一体誰か、が本質なのです。

世の中や世代を語る時点で平均値です
平均化された物事は短期間で変化することはありません

10年や100年の単位どころか1,000年単位でもありません。万年単位でようやく少し変化の兆しが見えるようになるのです。これは気候変動とも同じです。

現在の温暖化と言われている現象は地球の万年周期で見れば”氷期の終り”を意味していると捉えた方が正しい可能性があるのです(別の記事で書きます)。

世の中や世代が変化しているという情報からできるだけ離れることです(友人が引用していたのはSNSプラットフォームの研究結果した)。そういう人の話は半分で聞いておくことです。

風の時代を謳う人の商業的文脈で引用された2次情報としての話を聞くのではなく、その話を語る彼・彼女たち個人の生き方や、社会における行動を見るのです

風の時代を謳う人は身体を大切に生きているはずです。
ダイバーシティを謳う人は社会規範から自由に生きているはずです。

縄文人の生き方や弥生人の暮らしから学ぶのです。

さあ、長尺のものさしを手にして一日を始めましょう。

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