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標高1,300m, 蓼科の山で生活してみて分かったこと

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僕は東京の東上野、中国の蘇州市、信州の蓼科の3ヶ所に家を保有しています。このnoteでは「所有から使用へ」と言われているこの時代に ・なぜ3ヶ所も家を購入するに至ったのか? ・…
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2022年4月の記事一覧

無理をすることが身体、人生に良い理由

こんにちは@tateshina_lifeです。 先日、僕の嫌いな言葉を書いていつもよりも多くの反応がありました。 そしてひとつ書き忘れたことに気づきました。それは「いい歳だから無理するのはやめよう」です。これも以前の記事で書きました。 以前は継続すること、不整地を走って色々な刺激を身体に入れることがメリットしかもたらさないことを「いい歳だから」に当てて書きましたが、今日は「無理すること」が同じくメリットしかもたらさないことを書いてみます。 走り切ることよりも出し切るこ

使う言葉で人生が決まる

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日は現時点で僕があまり好きではない言葉とその理由を書いていきます。 言霊を信じていると言えるのかもしれませんが、僕は言葉を大事にしています。僕の生き方が全て正しいとは思いませんが、これから書いていく言葉を使わなくなった結果として割と幸せに生きることができています。そうです、以前は使っていたのです。 使う言葉が変わった結果として人生が変わったのか、その逆なのか。因果関係について明確な答えはありませんが、双方向なのではないか

緊張するプレゼンを楽しむテクニック

こんにちは@tateshina_lifeです。 人に何かを伝える時、表情が非常に大事であるということを前回のnoteで書きました。仕事でお客さんと、またはその準備のための社内にて。プライベートで時には大事な告白をする時に。表情はとても大事です。 今日は、こういった”プレゼンテーション”の場で使えるテクニックを紹介します。僕がいつも意識したり、やっていることです。普遍的なものだと思っていますが、実践してみた結果でお好みでアレンジしてみてください。 先に入り、世間話をする

リモート会議は表情の豊かさで上手くいく

こんにちは@tateshina_lifeです。 30歳代の若者と仕事をすることが多くなりました。僕は社外のパートナーなので彼・彼女たちはお客さんでもありますし、ある意味上司のような存在でもあります。そんな若者たちを見ていて、オッサンとしてもったいないなと思うことがあります。 それは表情の乏しさ、抑揚のなさです。 僕は20歳代の時にNRIの中でも伝説的な人となっているボスに引き立てられ、可愛がってもらいました。そのボスや仲間たちと一緒に行ったカラオケで言われたことを今でも

プレゼンは"好き"を貫くことで上手くいく

僕は戦略コンサルティングを生業にしているので、考えて、資料等で見える化し、プレゼンテーションして、相手に動いていただくことを動作として行っています。 相手が動くことで相手を取り巻く利害関係が変わり、強いては社会が変わる。少なくとも相手とその周辺にとって良い方向に。それが動き始めたことを見て自分の考えや想いが伝わったことを実感して僕自身も嬉しい。これがコンサルタントという職業の魅力の大きな部分であることは間違いないでしょう。 ところで、コンサルタントに限らず誰しもが同じよう

”正しさ”を説く人に「さようなら」すると楽になります

こんにちは@tateshina_lifeです。 この世の中、”正しさ”の中で生きるように周囲から強制されていると感じることが少なからずあるのではないかと思います。 特に若い頃、社会人になりたて、なる前には実感された方も多いのではないでしょうか。また、親となった今、自分の子どもに対して無意識に”正しさ”を強いていることにふと気づくこともあるのではないでしょうか。 社会全体で”正しい”とされていること(世間体や社会規範に基づく常識の中央値)に従う、妥協する性質を”協調性”と

迷った時には高い方を選ぶべき理由

こんにちは@tateshina_lifeです。 僕は迷った時は高い方を選びます。 後で後悔することはなくなり、かつ結果的に得をする、すなわちその対価を払うことで得られる価値を最大化することができます。 また、突拍子もない話かもしれませんが正当な対価を交換することで質の良い価値の連鎖に身を置くことができます。幸せの好循環に入ることができるのです。 今日は、そのことについて書いていきます。 100円ショップ自体の存在が無理筋であること 先日のクローズアップ現代で原料価

誰でも体験できる自転車競技の素晴らしさ

こんにちは@tateshina_lifeです。 今日はリアルで体験することの圧倒的な情報量、入ってくる感覚の凄さについて自転車(ロードバイク)を例にお話します。 自然が身体に入ってきて自分の意思とは無関係に身体が動く感覚、ライバルであるはずの他のロードバイクラライダーたちと高速の中で助け合う爽快さ。レースが終わって疲れているはずなのに、生命力が全開になってどこまでも走っていけそうな実感。 この感覚は普段の生活をしていても味わうことはできないと思います。皆さんにレースに出

放置して離れることで問題が解決する理由

こんにちは@tateshina_lifeです。 人間は慣れる動物です。 当たり前をありがたく思わなくなります。 本当は心の底から大切だと思っているし体感しているにも関わらず、面倒になったり疎ましくなったりするのは人間として自然なことです(ですから宗教や道徳を”教える”のです)。 宗教や道徳は頭で分かっていたとしても実践できない。積み重なった結果として決定的なことが起こり、修復が不可能になってしまう。こういった経験、誰しもあるのではないでしょうか。 一体どうすれば良いの

思考力を鍛えてQOLを爆上げするメモのとり方

こんにちは@tateshina_lifeです。 こちらの記事がかなり読まれました。 皆さん思考力を鍛える技術・技能について関心が高いのだなと再認識しました。今日はもっと実践編、正確で生産性の高いメモのとり方について僕のメモを参考にテクニックを紹介します。 僕のように戦略コンサルティングファームに所属していた人間は、入社当初、アシスタントとして最初に繰り返し実践するのがミーティングの議事録を書くことです。 僕ら昭和世代が入社した当時のファームでは、まず社内ミーティングで

「いい歳なんだから無理するのはやめよう」は呪縛です | 無敵な身体をつくるヒント

こんにちは@tateshina_lifeです。 SNSで繋がっている方の投稿で、 というような内容を見かけることが2021年くらいから増えました。また、僕に対して仕事やプライベートのことを話す中で上記の意味でアドバイスを頂ける方もいらっしゃいます。 当時の僕は46歳。繋がっている人たちも僕と近い世代を中央値として分布しているとすれば、そういった傾向になるかもしれません。また新型感染症対策の影響から部屋にこもりがちで運動不足な人が増えたことも影響しているかもしれません。

1つの簡単な行動で不安の79%は消える

こんにちは@tateshina_lifeです。 得も言われぬ不安を抱えているのが現代人だと思います。僕も特に20, 30歳代の若い頃、不安に悩まされることが多く、今は全くやらなくなったお酒を毎日浴びるように飲んでいたことがありました。 以前”今ここ”で悩みがなくなるということを書きました。重要度や緊急度などのラベリングをすることなく、とにかく今できる行動をとることで悩みが消えていくという話でした。その理由を書いてみます。 悩みの大きさと残タスク量は比例します。そしてここ

屁理屈ばかりと言われる子どもたちへ

こんにちは@tateshina_lifeです。 僕は小さい頃に両親から「屁理屈ばっかりこねて」と言われ続けてきました。子どもながらに理を建てることの何が悪いのか、理屈と”屁”理屈の違いは一体何なのか、悩みました。今日は昔の僕も含めて論理を大事にする悩める子どもたちに細やかなアドバイスを書いてみようと思います。 結論から書きましたが、理を建てることは、結論と理由、証拠の3点セットについていくつかの選択肢を準備して、相手との妥協点を探すということです。 自分と他人が全く同じ

”例える”ことで思考が高速化する理由

こんにちは@tateshina_lifeです。 僕の仕事は経営コンサルティングです。仕事柄、色々な産業の、色々な課題を持つクライアントから解決に向けた相談を受けます。そのほとんどが自分が当事者として従事した経験がないものだったりします。 課題を解決する当事者はクライアントなので、経営コンサルタントは顧客の課題を整理して、解決に向けたいくつかの方向性を示し、クライアントがその中から選択したものを行動に移すまでを、高速に実現することが価値であると思っています。ある意味、カウン