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無理をすることが身体、人生に良い理由

こんにちは@tateshina_lifeです。

先日、僕の嫌いな言葉を書いていつもよりも多くの反応がありました。

そしてひとつ書き忘れたことに気づきました。それは「いい歳だから無理するのはやめよう」です。これも以前の記事で書きました。

以前は継続すること、不整地を走って色々な刺激を身体に入れることがメリットしかもたらさないことを「いい歳だから」に当てて書きましたが、今日は「無理すること」が同じくメリットしかもたらさないことを書いてみます。

走り切ることよりも出し切ること

最近、僕はバイク(自転車)とランのトレーニングにおける考え方を少し変えました。今まではトレーニングメニューを最初から最後までやり切る、コースを走り切ること、すなわち完遂することに重きを置いていました。

それを、オールアウトすることに変えました。オールアウトとは出し切ることです。途中で止まっても、脚を着いても構わないのでそれよりも自分の身体の限界を超えて追い込むことにしました。その理由はそうすることでパワーが上がり速くなるからです。成長するからです。

限界を超えないと成長しない

筋肉が成長する仕組みについては誰しも聞いたことがあるかと思います。追い込むことで筋繊維が破壊、断絶し、それが再度繋がることで以前よりも強くなります。”超回復”と呼ばれる現象です。

筋繊維を破壊するためには現在の自分が安定して出せるパワーを上回る必要があります。バイクではFTPと呼ばれ1時間継続して出せる最大のパワー値を用いますが、トレーニングではより短時間でも構わないのでFTPを超えるパワーを出して出し切る(=オールアウトする)のです。

強い人がインターバルトレーニング(高強度短時間を休憩を挟んで繰り返す練習)をする理由はここにあります。ランニングで言えば坂道や階段ダッシュです。

短時間であるからこそ誰でもできる

オールアウトすると吐きそうになるくらいに苦しいですが、同時に達成したことで脳内麻薬物質が出るので気持良くなります。始める時には苦しさを思い出して嫌だなと感じますが、終われば圧倒的な爽快感を得られます。また高強度”短時間”なので、数分で終わります。終わった後の快感、その後の成長を含めて動機づけをして習慣化します。

実は日々の仕事や生活でも同じ

日常の様々な場面でも最後までやり切ること、走り切ることを目的、動機づけとしがちですが、途中でやめても、退出しても構わないという心意気で一度、短時間に出し切ることを意識して仕事のミーティングや、大切なプライベートでの会話などに臨んでみてください

最後尻すぼみになったとしても、出し切ることで相手の印象に強く残ります。一瞬でも限界を超えることにより、終わった後の心地よい疲労とともに自分のコンフォートゾーンが広がったことに気づくでしょう。

それでは、トレーニングで再びお目にかかりましょう。

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