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迷った時には高い方を選ぶべき理由

こんにちは@tateshina_lifeです。

僕は迷った時は高い方を選びます

後で後悔することはなくなり、かつ結果的に得をする、すなわちその対価を払うことで得られる価値を最大化することができます。

また、突拍子もない話かもしれませんが正当な対価を交換することで質の良い価値の連鎖に身を置くことができます幸せの好循環に入ることができるのです。

今日は、そのことについて書いていきます。

100円ショップ自体の存在が無理筋であること

先日のクローズアップ現代で原料価格の高騰で100円ショップの経営が厳しいことを紹介していました。世界情勢が不安定な中で原料・原材料価格が高騰し、原価が上がり、仕入れ価格が上がるというシンプルな構造が理由です。

当の100円ショップ運営大手では会社ごとに戦略が別れています。

200円、300円とショップの位置づけの中では高い商品をラインナップして全体として平均商品単価を上げる企業もあれば、従来どおり”努力”をすることにより売価100円を維持する企業もあります。

NHKのインタビューに応える消費者は「値上がりすると困る」、「もう少し頑張って欲しい」と答えています

迷った時に大事なのは妥協や無理をしないこと

一方で僕は冒頭に書いた通りで、迷った時には価格の高い方を選びます。

また値引きが掛け合いやゲームのような様式となっている場合には楽しみますが、その価格に正当性があると感じる時には値引きはしません

以前の僕は反対の選択をしていました。妥協して安い方を選んだ結果として後悔し、高い確率で”本当に買いたかった”高いものを後から購入していました

安い方の商品も本当は悪くないのですが、妥協をしたということで頭や感情に引っかかりが残り続けます。本来楽しめたはずの商品やサービスに対して没頭することができない時間は"今ここにいる”状態から逸脱するため、損失です

そして重要なポイントですが対象となる商品やサービスを尊重しない態度をとることで、人生の好循環から外れることになります。

買うのは商品・サービスではなくその先にある良質な物語

商品はサービスを購入するということは、それらの背景にある物語やシステムに所属するということです。商品やサービスを生み出した部品や組み立ての過程、原料や原材料が生み出される国やその情景を個人的に共有しているのです。

妥協したり無理な値引きをするということは、それらのシステムや物語のどこかで無理を強いることになります。妥協した結果として後ろめたい気持ちになるのであれば、その物語に没頭して属することはできません。

面白いところですが、物語はそこで終わりません。

様々な国や民族、文化の中で育まれた商品・サービスに紐づく広大な物語は、自分の個人的な物語として続いていきます。簡単に言うと、良い買い物をすれば、人生において良いフィードバックが得られるということです。

妥協したり無理を強いることで、本当は理想の物語を求めていたはずが妥協したり無理をした物語を語り継ぐことになります。しかも後悔したり後ろめたい気持ちになるのでその物語にすら所属することができません。最良どころか良いフィードバックも得ることもできません

妥協や無理をせず理想としていた商品やサービスを正当な対価を払って手にいれればそのレベルの物語に組み込まれ、最良のフィードバックを得ることができます。

実は人との関係においても同じなのですが、物事や人の背景にある大きな物語を感じて味わうことができるか、が重要です。刹那的に機能をより安く手に入れようとすれば、その対象や物語、システムに無理を強いていることを意識することです。

100円ショップに入って並んでいる商品を見て、
こんにちは、初めまして。よろしくお願いします
と言えるかどうか。

グッドサイクルの入り口はそこら中にあります。
ぜひ入ってみて下さい。

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