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野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある〜

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上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎についてまとめております。成長期に発生する痛くない野球肘である離断性骨軟骨炎の特徴を知り、野球少年を守って欲しいと思います。
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野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part7分離期〜

上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎
前回の透亮期が進行すると分離期になります。分離期になると痛みを訴える選手が出てきます。指導者・保護者の皆様は、定期的に選手に痛みはないか?と聞いてあげてください!

野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part3〜

野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part3〜

前回に引き続き上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎についてお伝えしたいと思います。今回は分離期前期の症状・病態についてです。前回の透亮期編(外側期・中央期)をお読み頂き、次に進まれると理解しやすいかと思います。↓をクリックください。良ければフォローくださると幸いです!

※離断性骨軟骨炎は疾病です!病院で経過をしっかり診てもらいましょう!(整骨院の先生やトレーナーの方々は、発見、疑いある選手がいた場合、病院

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野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part2〜

野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part2〜

前回に引き続き上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎についてお伝えしたいと思います。今回は症状・病態についてです。前回をお読み頂き、次に進まれると理解しやすいかと思います。↓をクリックください。良ければフォローくださると幸いです!

※離断性骨軟骨炎は疾病です!病院で経過をしっかり診てもらいましょう!(整骨院の先生やトレーナーの方々は、発見したら病院と連携をとり対応しなければなりません。スポーツ障害ではなく、

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野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?〜

野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?〜

野球少年をおそう病魔"その名は上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎"一般的投球障害(野球肘)とは違い、特殊な投球障害に分類され、骨の"病気"として理解しなければなりません。一般的な野球肘とは、球数、強度、投球動作、頻度などいわゆるトレーニング負荷によってホメオスタシス(恒常性)を保つことが出来ず、骨が剥がれたり、靭帯がキレたりするものです。しかし、この"上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎"はトレーニング負荷によって

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