吉田干城 野球長期育成研究家

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吉田干城 野球長期育成研究家

横浜ベースボール整骨院医科学研究所 野球専門アスレティックリハ・トレーニング施設Re:Performance 野球長期育成研究家として活動しております。https://re-performance.wixsite.com/tatekiyoshida

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  • 野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある〜

    上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎についてまとめております。成長期に発生する痛くない野球肘である離断性骨軟骨炎の特徴を知り、野球少年を守って欲しいと思います。

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野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?〜

野球少年をおそう病魔"その名は上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎"一般的投球障害(野球肘)とは違い、特殊な投球障害に分類され、骨の"病気"として理解しなければなりません。一般的な野球肘とは、球数、強度、投球動作、頻度などいわゆるトレーニング負荷によってホメオスタシス(恒常性)を保つことが出来ず、骨が剥がれたり、靭帯がキレたりするものです。しかし、この"上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎"はトレーニング負荷によって発症するものではなく、骨の病気として考えます。したがって、投球動作や球数は原因で

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      野球選手必見!投球障害予防・パフォーマンス向上エクササイズ

      柔軟性・可動性の養成〜肩part1〜 動画最初に出てくる肩甲骨位置異常のいずれかに該当する場合は痛みがなくても投球障害になりやすい危険信号になりますので改善するようにしてみて下さい。

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        野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part8〜遊離期!

        離断性骨軟骨炎遊離期の動画説明です!特に中学生を指導する指導者、子供を持つ保護者の方にみていただきたいです!周囲で関係者がいらっしゃいましたらシェアくださると嬉しいです!

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          野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part7分離期〜

          上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎 前回の透亮期が進行すると分離期になります。分離期になると痛みを訴える選手が出てきます。指導者・保護者の皆様は、定期的に選手に痛みはないか?と聞いてあげてください!

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        • 野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある〜
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          野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘があるpart6透亮期〜

          note記事でupしてきました上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎の透亮期を動画にてまとめてみました!野球少年をもつ保護者、指導にあたる指導者、運営にあたる野球関係者の方々は必見です!!

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          子供たちに必要な柔軟性・可動性!

          スポーツは「局面」に身体を上手く協調させ運動課題を達成する事が大切です。しかし、柔軟性・可動性がなければ、達成できる運動課題は限られてくるのではないでしょうか?その前提条件となるのは柔軟性・可動性です。約半世紀前の運動学の祖クルト・マイネルも運動協調の前提は可動性と言っております。 新型コロナウイルスの影響で学校やスポーツ活動が自粛されていると思います。 今できることをやる!自宅でできるエクササイズをお伝えいたします!!

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          野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part5〜

          前回に引き続き上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎についてお伝えしたいと思います。今回は分離期後期の病態・症状についてです。part1からお読み頂き、次に進まれると理解しやすいかと思います。 ※離断性骨軟骨炎は疾病です!病院で経過をしっかり診てもらいましょう!(整骨院の先生やトレーナーの方々は、発見、疑いある選手がいた場合、病院と連携をとり対応しなければなりません。スポーツ障害ではなく、疾病ということを理解してください。)また、医師でも見解が異なりますので、より野球肘に詳しい医療機関

          野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part5〜

          野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part4〜

          前回に引き続き上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎についてお伝えしたいと思います。今回は分離期後期の病態・症状についてです。part1からお読み頂き、次に進まれると理解しやすいかと思います。 ※離断性骨軟骨炎は疾病です!病院で経過をしっかり診てもらいましょう!(整骨院の先生やトレーナーの方々は、発見、疑いある選手がいた場合、病院と連携をとり対応しなければなりません。スポーツ障害ではなく、疾病ということを理解してください。)また、医師でも見解が異なりますので、より野球肘に詳しい医療機関

          野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part4〜

          第3回神奈川学童野球指導者セミナー〜少年期のスポーツ障害を予防する〜

           令和2年1月19日、横浜西公会堂にて第3回神奈川学童野球指導者セミナーが開催されました。当日は550名を超える指導者、保護者、医療関係者や野球関係者が来場され、耳を傾けておりました。開会の挨拶をした渡辺氏の言葉も重く、参加者の皆様には響いたのではないでしょうか?楽しいことだけではなく、苦しいこと、辛いことなど、野球を通して様々な体験をし、主体的に発達できる人材を育成していくことが大切!私も強く思います。  私は、開会の挨拶後、1発目の講義でした。今回は「子供たちに必要な体力

          第3回神奈川学童野球指導者セミナー〜少年期のスポーツ障害を予防する〜

          野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part3〜

          前回に引き続き上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎についてお伝えしたいと思います。今回は分離期前期の症状・病態についてです。前回の透亮期編(外側期・中央期)をお読み頂き、次に進まれると理解しやすいかと思います。↓をクリックください。良ければフォローくださると幸いです! ※離断性骨軟骨炎は疾病です!病院で経過をしっかり診てもらいましょう!(整骨院の先生やトレーナーの方々は、発見、疑いある選手がいた場合、病院と連携をとり対応しなければなりません。スポーツ障害ではなく、疾病ということを理解

          野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part3〜

          野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part2〜

          前回に引き続き上腕骨小頭部離断性骨軟骨炎についてお伝えしたいと思います。今回は症状・病態についてです。前回をお読み頂き、次に進まれると理解しやすいかと思います。↓をクリックください。良ければフォローくださると幸いです! ※離断性骨軟骨炎は疾病です!病院で経過をしっかり診てもらいましょう!(整骨院の先生やトレーナーの方々は、発見したら病院と連携をとり対応しなければなりません。スポーツ障害ではなく、疾病ということを理解してください。) 症状・病態〜3つの期分け〜症状・病態〜3

          野球少年を襲う病魔〜痛くない野球肘がある?part2〜

          子どもに大切な運動スキル

          「基礎運動スキル」 基礎運動スキルとは、動作と運動行為を自動的(無意識)に、実施することを可能にさせスポーツ技術スキルの基となる運動スキルを言います。

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