シェア
Kei
2024年4月7日 08:49
永遠のロマンティスト、少年の無垢ーこんな俺も居るんよ、って恥らうあなたは穢れない魂と消えない夢の中で涙を流す同時にわたしがわたしで無いものに、血反吐のような吐瀉物を吐き出して、どんどん変容する消したい自我、現実、わたしそのもの。それは存在すら希薄で色も音も匂いも無の世界出来ることなら、永遠に、留まっていたかったろうにりんご売りの少女が、倒錯した夢に居るあなたを正気
2024年3月12日 18:47
タム タム タム憂うな迷うなタム タム タムリズムに合わせタム タム タムただ髪振り乱せタム タム タム感じよ燃えよタム タム タム元始のオンナのように体内に音とリズム溶け込ませただ本能を呼び覚ませ迸る歓喜となれ狂えよ揺らせ跳ねよ従え己が音に耳澄ませ元始言葉も思考も持たずその心と身体の欲するままオンナたちが自然に自
2024年3月4日 07:33
母は喋ることも忘れつつあるのか、とみに無口になった。栄養士さんとの面談。三ヶ月更新、状況報告あり。食べる量が減っていますとのこと。前は80%は食べていたのが、60%、体重も急に5キロ落ちた。なのに~クダンの医師め!母に間食させるなと?BMIがどうだってのさ。そもそも、母の身長からして計算ミスでしょ。母は165センチあったのだ。多少、縮んだにせよ・・背中の湾曲で145センチって計
2024年3月5日 07:11
父が倒れる前のこの季節、母を連れ梅や桃、そして桜を観て愉しんだ。「土産はイラン、梅の一枝でも買って来い。」留守番を選ぶ父に、そう、母は常に思いっきり沢山買って帰るのだ。半分以上は彼女自身が食べる為にw花を愛でると共に、花とのショット、写真をねだる母を幾枚も写し、花の色に負けじと、紅ひき服装に気を配り唇はすこし口角上げて、決して、歯は見せずに微笑む人まだ3年前なのだ、と思
2024年3月5日 17:09
老女は何故狂ってはならないのか老女は知っている権力に抗い闘ったモノたちの行く末を改ざんされた真実が時と共に、事実に変わるということをサルトルを愛読した少女がやがて老い諦め書のタイトルの如く彼女こそが他者に嘔吐せしめる愚鈍な怪物に変わったことを正しいものは普遍ではなく時代と共に真理は変貌することも倫理すら国の物差しで決まっていることも大自然の生命力
2024年2月2日 14:45
木陰で読書していると、本に影が出来た。見上げると、背広を脱いだサラリーマンと思しき男が、無言でRを見下ろしている。「・・・」当然、近付いて来たのは、或いは、読書の邪魔をしたのは、その男であるからしてRは無言で男を凝視する。尚も男は無言で、いや、Rを見つめ、動こうとしない。この公園はパブリックスペースであるから、男が居ることに異議唱えることは無論しない。が、少なくとも、読書をしている女
2024年2月2日 14:57