納戸理人

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小説:柴犬の足

我我が家の柴犬の後ろ脚は2本とも切られてしまった。 医者がいうには、両足とも腫瘍がたまりにたまっていて、切るよりほかに仕方ないとのことだ。 父も母もかなりショッ…

納戸理人
7か月前
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雑文:「まじっく快斗」を読んで思った、架空の職業と学生の相性の良さについて

現実を舞台にした作品において、主人公が学生の場合に多いのが、架空の職業(?)との兼業です。 ざっと例を挙げてみると、 『学生×怪盗』⇒「まじっく快斗」・「神風怪盗…

納戸理人
7か月前
1

「我龍、点睛を描く」企画書

キャッチコピー: これは、刺青を愛する少年と刺青を隠す少女の物語。 あらすじ: 舞台は古代中国。 戦乱の渦はとどまることをしらない。 戦場では「刺青」とよばれる…

納戸理人
8か月前
5

「鏡人 AOI」企画書

キャッチコピー: 鏡をのぞくとき、鏡もまたこちらをのぞいている。 これは、鏡写しの二人の物語。 あらすじ: 芸能界を引退し、ファッションインフルエンサーとして活…

納戸理人
8か月前
6

「鉄道公安官 墨田綾野」企画書

キャッチコピー: 彼女は少年に出会った。それは怪異との出会いでもあった。 コロナ後の東京を舞台とした鉄道怪異譚始まる。 あらすじ: 202X年東京。 新型コロナウイル…

納戸理人
9か月前
7

小説:柴犬の足

我我が家の柴犬の後ろ脚は2本とも切られてしまった。

医者がいうには、両足とも腫瘍がたまりにたまっていて、切るよりほかに仕方ないとのことだ。

父も母もかなりショックを受けていて、我が家はちょっとしたパニック状態だったが、しかし切られた方は案外平気そうな顔をしている。病院から戻ってきた時も、母に抱きかかえられながら、キョトンとした目でとぼけた顔を作っていた。もちろん両足はキレイさっぱりなかった。

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雑文:「まじっく快斗」を読んで思った、架空の職業と学生の相性の良さについて

雑文:「まじっく快斗」を読んで思った、架空の職業と学生の相性の良さについて


現実を舞台にした作品において、主人公が学生の場合に多いのが、架空の職業(?)との兼業です。

ざっと例を挙げてみると、

『学生×怪盗』⇒「まじっく快斗」・「神風怪盗ジャンヌ」

『学生×魔女』⇒「カードキャプターさくら」・「おジャ魔女どれみ」・
        「魔法少女まどか☆マギカ」

『学生×能力者集団』⇒「結界師」・「BLEACH」

ほかにも様々な作品が、このケースに該当するはずです

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「我龍、点睛を描く」企画書

キャッチコピー:

これは、刺青を愛する少年と刺青を隠す少女の物語。

あらすじ:

舞台は古代中国。
戦乱の渦はとどまることをしらない。

戦場では「刺青」とよばれる摩訶不思議な技術が普及。
禽獣草木・魑魅魍魎の刺青を身体に刻んだ者たちが、
その絵と同様の化物に変身し戦っていた。

主人公は、刺青の修繕を生業とした職能集団「彫師」の見習い少年
我龍である。

喧嘩っ早く生意気だが刺青に愛着を持ち

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「鏡人 AOI」企画書

キャッチコピー:

鏡をのぞくとき、鏡もまたこちらをのぞいている。
これは、鏡写しの二人の物語。

あらすじ:

芸能界を引退し、ファッションインフルエンサーとして活躍する月島葵ことAOI

ある日、ビジネスパートナーの高校生笠松昌三から依頼を受けたAOIは、
ムツキという謎の女性と出会う。

交流を続けるうちに親しくなるAOIとムツキ。
しかしAOIをつけ狙う謎の勢力の魔の手が、静かに近づいてい

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「鉄道公安官 墨田綾野」企画書

キャッチコピー:

彼女は少年に出会った。それは怪異との出会いでもあった。
コロナ後の東京を舞台とした鉄道怪異譚始まる。

あらすじ:

202X年東京。
新型コロナウイルスの流行が収束し、人々はかつての日常を取り戻しつつあった。

満員電車の息苦しさに辟易していた主人公深見いくみ(24)は、怪しげな少年墨田綾野(14)と遭遇する。

彼は、人が密集する場所に発生してしまう「群集怪異」を倒すために

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