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三日坊主は反省しなくて良いと言うお話

脳はもともと新しいことが大嫌い。
だから、三日坊主は起こるべきして起こるのだ。

これは以前、千代田区にある麹町中学校に居た工藤順一さんの話であるが、この話を聞いて、ハットさせられたのだ。
ここからは、実際に話を聴いた内容と、私が聴いていて考えた内容とが入り混じっているが、三日坊主への対処法について書いてみようと思う。

三日坊主って長く続かないことを言う。
ところが、人間の脳のメカニズムとして、脳は三日坊主になるように出来ているそうだ。

そもそも脳は、新しいことをするのが大嫌いらしい。
今までと違うことをやろうとすると、元々違うことをするための回路がないため、なかなか新しい回路がつながらないのだ。

そして、脳は省エネで動くようになっている。
新しいことを試みようとすると、脳にストレスが掛かる。
だから、継続しなくなるのだ。

この仕組みを踏まえたら、継続できない自分は、別段悪くないのだ。
誰しもが三日坊主になってしまうように出来ている。そう思えた。

三日坊主になったことで反省したり、自分を責めたりすることは多いだろう。そしてその行動は、自己肯定感を下げることになる。

ところが、三日坊主になるのは脳の性質上の働き。
そう考えれば、継続出来なかった事を反省をするよりも、視点を変えて継続するための行動しよう、と思えば良いのだ。

では、継続するためにはどうすれば良いか?
継続するためには、脳に新しい回路を作るようにすることだ。
新しい回路を作るための「仕組み」を自分で作ることが大切なのだ。

続けるための仕組みを作る。
そのように意識して、行動をしていくのだ。

例えば、忘れ物をしないように入り口にメモを貼る。
例えば、朝きちんと起きるためにアラームを三種類セットする。
こうした形で、自分なりに考えた仕掛けを作るのだ。

一流のスポーツ選手だって、ルーティーンとして必ずする動作がある。
(工藤さんの話では、イチローや大谷選手を具体例に出していた)
人に言われた形ではなく、自分でアレンジして作るほうがより効果的だ。

私の話をすると、noteを500日連続で更新を続けたことがある。
継続できた秘訣は、毎日22時に椅子に座ることだった。
これが、ルーティーンだ。
それをすることで、嫌でもnoteで文章を書いてみよう。
そういう気持ちに奮い立たすことが出来たのだ。

このように、三日坊主を防ぐには、継続に向けた仕組みを作ることが大切だ。

文章の書き方によって、最初に結論を書くのが好きな私だが、今回は敢えて後ろに書くことにした。
なぜなら、最初にこう書いてしまうと、結論はわかったとしても、頭では理解できず、自分の中に浸透しにくいと考えたからだ。

脳のメカニズム的に、人間は三日坊主になるようになっている。そう理解した上で、三日坊主を防ぐために仕組みを作ってみよう。

私の今回の学び

・三日坊主は、脳科学的に必ず起こるようになっている。
 →だから、三日坊主をしても、反省しない。
 →それを理解して、三日坊主にならないための仕組みを作る。


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