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生きてて偉い29歳。 社会の底から見る景色を書いています

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    まこ氏の取るに足らない意見文コーナー

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楽器が集まってくる

今日はしごおわギター弾きの日だったのだが(大腱鞘炎)、キーボードを貰うなどした。キーボードを貰う……? ちょっと自分でも書いてて意味がわからないのだが、本当なのだから仕方がない。88鍵くらいある(数えてない)。 「お家においてても使わんし、なんかまーこー楽譜読めるらしいからあげるよ〜」と。ギターアンプ、ベース、キーボード、ギター数本がこの流れで家に来ている。我が家をハード○フか何かだとみんな思っているのだろうが、嬉しいのでよしとする。そうだよな、このデカさだと粗大ごみの手

    • 腱鞘炎

      なんか手をつくときなどに痛みが走る。それはそれはいきなりのことで驚いた。しかも左手だけ。なんじゃそりゃお前…… 数日様子を見ると(ほっとくと)仕事中にこの世のものとは思えないほど痛くなった。 過去に経験した最大の痛みが10なら、今はどのくらいですか?と医療関係者の方がよく聴くが、今回は7くらいであった。ここまで痛くても休学するちょっとまえになった前頭洞炎には敵わない。 なんでかな……と首をかしげながら病院に行くと、「一般の人がおおよそならんような部位の腱を痛めている」と

      • パードゥン

        つらいことがある。書いていいだろうか。 うつになってからなのだが、人の言葉がうまく聴き取れなくなることがある。「聞く」はできるけど、「聴く」ができないのだ。 人の口から発せられた言葉が、単なる音としては入ってくるのだが、言語としてなんて言っているのかが聴き取れない。実のところ酷いときはちょっと前のYouTubeの自動字幕機能くらいの精度である。 自分の経験上、発話の仕方で全部聴き取れない人がいたり(なかなかこのレベルはいないけど)、一部分が聴き取れなくて、「ん?なに?」

        • 今年も生き延びた

          今年も生き延びることが出来た。29歳である。 年齢を重ねるたびに誰かしら祝ってくれるのは心底嬉しい。 今年は、外から聞こえる猫の大喧嘩の声をとともに29歳を迎えた。私のものまねレパートリーで一番クオリティが高いのが「猫の喧嘩」なので、これからも磨いていこうと思う。 29歳は楽しいことをもっと増やしたい。 職を得ることが出来たので、今度はデバイスである。新PCとタブレットが欲しい。絵だの音楽だのなんだの、やりたいことが多すぎるのもあるが、ガジェットが好きなので、好きなもの

        楽器が集まってくる

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        記事

          話すの何回目かな 3

          父、69周年記念 続き そんな父親だが、足の悪いおばあちゃんをおぶって勤務するホテルのロビーまで連れて行ったのを会社の偉い人に見つかり、非正規雇用から役付にまで上げようかという話になったが、自由がきかないので断ったという。ここまで話しても我が父の人物像はつかめんと思うが、そういう人だ。 そしてこの気質と教えはきれいに私に受け継がれている。 人に縛られるのを嫌い、身分で区別されるのを嫌い、人のために何かするのを惜しまなかったりする。ちょっとやそっとのことではあまり驚かず、人

          話すの何回目かな 3

          話すの何回目かな 2

          父、69周年記念 続き 父親がいないときは、こっそり本を読んだ。 最初は雑誌や新書をめくるだけ。次に漢字辞典を隅々まで。次は国語辞典と、クレヨンしんちゃんを1巻から。 テレビもラジオも、母親が「面白くないから見ないでよし」とするものを漁った。知を得るとはじめは怒られたけれど、「まあ、違う家の血が入っているし」と早々に諦められた。 祖母だけ「そんなに字を読んだら体を壊す、辞めさせてあげなさい」と心配して母親に詰め寄った。祖父は実は元々勉強や字を書くのがとても好きで「え?この

          話すの何回目かな 2

          話すの何回目かな 1

          今日は、父親の誕生日だ。 このnoteを始めてから何度か書いているが、今一度思い出すとしよう。新規に思い出していることもあるかもしれない。話さなければ忘れてしまう。忘れたら本当に、なかったことになってしまう。 長くなるのでわけよう。 私が生まれる予定日も、この日だったと聴いている(10日遅れた)。 父親は普段出稼ぎに北部に行ってて、1ヶ月に1度、大きな買い物袋にいろんなものを詰めて帰ってきた。その時に外で起こったお話を沢山してくれた。 母親は教育に悪いと、父親の言うこ

          話すの何回目かな 1

          UNISON SQUARE GARDENで健康3

          今年は、UNISON SQUARE GARDEN結成20周年イヤーである。 説明しよう! UNISON SQUARE GARDENとは ポップをロックで鳴らす奇妙奇天烈な3ピースバンドである。 このようなバンドである 見てくれ 何度も言及してきたようにUNISON SQUARE GARDENが死ぬほど好きなのだが、ユニゾンのライブに行くときや、何かイベントがある際はその期間に向けて「健康」を意識している。今年は20周年なので通年、例年にも増して健康を考えて動いている。元

          UNISON SQUARE GARDENで健康3

          読note感想文

          とある芸人さん兼ミュージシャンのファンが出禁になった話を読んだ。いわゆる「例のnote」である。登場人物に対しての人格否定などはしてはいけない。が、かなり詳細に想像できる内容であったので、あくまで出来事として切り取って観てもあまりに…… 両者にとってこれほどまでにプラスにならない出来事は見たことがない。 それと同時に、こんな気持ちになるなど とても不安になる。 マジで何かのファンになると、畏れ多くて距離をめちゃくちゃ取ってしまう質で、人間に対してなにもガツガツいけない

          読note感想文

          弔いというもの

          親族の一部が、家族の葬式や弔いを最低限、最低限で抑えようとする。沖縄の弔いごとは内地と少し違うところがあるのだが、「自分の知らないことはやらないでよい」というスタンスである。 この間、「十六日祭」という弔い行事があった。 親族の一部が「祭」と付いているので祝い事である。やってはいけないと騒ぎ出した。実は逆であり、十六日祭は死者エリアの正月なので、身内が亡くなって間もない(一年以内)家は盛大に行うのがこちらのしきたりである。我が家は祖母以外に亡くなったことがないので誰も知らん

          弔いというもの

          会えなくなったとき

          金の切れ目は縁の切れ目とはよく言うが、それ以外の失いたくなかった縁って、何が切れ目だったんだろうか、とよく考えるわけなのである。 私の場合は色々下手くそなので、全部わからないままだ。 今もたくさん失いたくない縁があるんだが、近々明確なお別れが決まってしまっていることがいくつかあって。私はほら、人が好きすぎるから心の中では子供みたいに「寂しい」と泣いてしまうような心持ちなのだけれど、どうしても、いつものようにおはようございますして、いつものようにお疲れ様してしまう。ありがと

          会えなくなったとき

          エモいことは書けない

          私にはエモいことは書けない。 noteでバズる文、と言えば「エモい」文であろうけれども、そもそも「誰も見ていない」をテーマに書いているこのnoteである。エモなどない。 筆者はそもそも現代の意味で言う「エモい」体験をしたことがない上、筆者が知ってる「エモい」は金長髪細身でピアスだらけのボーカルがいるhardcore, screamo, emoを自称するバンドが、デスボだらけのAメロBメロの後にメロディアスな旋律のサビを奏でている中、フロアは皆ライブを見に来ているにも関わらず

          エモいことは書けない

          徘徊

          助けを求めても誰も助けてくれないとき、私は街を徘徊する。何を求めるでもなくただただショッピングモールとか、夜の街とか本屋とか、そういうところをだ。 今日はひょんなことから市民法律相談に赴くことになった。弁護士の先生は色んなことを教えてくれたのだが、如何せん恐くて、ようやっと言葉を絞り出す感じで最低限のことしかお話できなかった。緊張すると言葉が出なくなっていけねえ いろんな資料をまた作って、今度は本格的に弁護士さんに相談をしなければならないのだがどうにも気力削がれて死にそう

          まこ氏、古本に命を救われるの巻

          不安で眠れない日々が続いている。全部不安だ。 私が休んでいる間に家族の誰かに何かあったらどうしようという気持ち。仕事で知らぬ間に何かミスをしていて他の人に迷惑がかかっていないかという心配。あの時ああすればとか良かったと思う反面、どうしてあんなに意地悪される必要があったのかと嘆く気持ちもある。 昨日は本当にやばかった。 早起きしたのに(というか寝ていない)どうにもならん事態で家を出るのが遅れてしまいバスを乗り過ごし、長距離をタクシーで向かう。ちょっと仮眠を取りたかったんだけど

          まこ氏、古本に命を救われるの巻

          解脱

          とある負のループから解脱する方法を考案した。 このnoteのコンセプトは「誰も見ていない」なので、記録として自分用に残しておく。 私の体調の厄介なのが、「店屋物が続くと体調を悪くする」というところである。普通に続かなければ全然問題ないのだが、とにかく自分で作った飯が美味すぎる。自炊をするだけでQOLが爆上がりするので、それができないと気分がなんか落ち込んでしまう。自分の飯が食えない…… それでテンションがちょっと下がる、次の日も作れなくてちょっと下がる、日頃のストレスのご

          そんなこともある

          いつも、「まーこーはすぐ変なことに遭遇したり人のならない病気になって死にそうになるから、何かある度に本当に怖いんだよな」とよく心配してくれる人、こないだ仕事で乗せられた車が(自己の責めに帰さない理由で)半分に折れたらしい。どの口 幸い公道に出る前にパックリいって、誰も怪我してないらしいしこの人も無傷なんだが、いやそんなことある……? 私のことをよう心配してくれる人ほど、普段からとんでもない目にあっている。上記の人も例に漏れずいつも大概な目に遭っている。 友達は皆何かしらで

          そんなこともある