深く聞かない癖

深く聞かない癖がある。
興味がないと言うわけではないが、聴かなくてもなんとなく「何かある」ということがわかれば満足してしまうし、そのうち忘れてしまうような出来事だろうということでよしとする。


例えば、子供の頃は謎の手遊びなどが一時的に流行することなどなかっただろうか?私が家帰って風呂入って即寝の生活をしている頃に子供の間のネットワークで瞬く間に広がり、学校に行ったら全員知ってる前提でやられてるやつ。「何か流行っている」ということが知れて満足し、友達の遊びを観戦するなどしていた。横から「それはなんで勝ちなん?」とか聴きながら割と楽しかった思い出がある。


スマブラもそうだった。
特に教えてくれるわけでもなく友人にコントローラーを持たされ、キャラを動かすのみで終わるみたいな。あれはあれでなんか楽しかった。


大学生とかになると、サークルで「○○と○○は……ねえ……w」みたいな、誰かと誰かが付き合っているという情報をさも全員が知っているかのように言われることがあったのだが、恋愛沙汰の話には全くもって興味がないので「はえ〜」と言っていた。ちなみに今でも、はえ〜以外の感想が見当たらない。


あんまり人に話を振れないという弊害もここで生じるわけだが……(泣いちゃう)
私が根掘り葉掘り聴きたいのはうめえもんの話と、怪しい話くらいなもんである。


ちょっと寂しい思いもまあするがそれはそれでまた、良いと思っている。

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