マガジンのカバー画像

書き方

6
書き方のコツについてまとめてます。
運営しているクリエイター

#編集者

長文を最後まで読んでもらうためのヒント

長文を最後まで読んでもらうためのヒント

ぼくは140文字のTwitterから2000文字程度のnote、またときには1万字から2万字の文章、10万文字程度の書籍を書いたりしています。

いろんな長さのものを書きますが、文章はちゃんと読まれるのであれば、長ければ長いほど「没入度」は高まり、(マーケティング的に言うと)エンゲージメントも高まり、ファンになってくれる可能性も高くなると思っています。

「千と千尋」がもしも1分動画だったら長い文

もっとみる
おもしろい文章は取材が9割

おもしろい文章は取材が9割

ぼくの持論は「おもしろい文章は中身がおもしろい」というものです。

どんなに頑張って上手に文章を書いても、中身があまりおもしろくないと、なかなか読んでもらえません。もちろん文章のスキルが高くてエッセイが書けるような人なら話は別ですが、ふつうの人は中身で勝負するのが正攻法だと思います。

逆に言うと中身さえおもしろければ、それを素直に伝えるだけでおもしろい文章になるはずなのです。

というわけで、今

もっとみる
おもしろい文章は「共感8割、発見2割」

おもしろい文章は「共感8割、発見2割」

「おもしろい文章は、内容がおもしろい」という残酷な事実がある。

 もちろん、表現や言い回し、空気感などでおもしろさを伝えられる人もいる。しかしそれができるのは、作家など一部のプロフェッショナルだけ。下手にマネすると「さむいエッセイスト」みたいになる。

 プロの書き手ではないぼくたちが「おもしろい」と思われる文章を書くためには「内容で勝負する」必要がありそうだ。

 ただ、おもしろいと思われるよ

もっとみる

きれいなのに伝わらない文章、雑なのに伝わる文章

「きれいなのに伝わらない文章」と「雑なのに伝わる文章」があります。

すごくきれいで整っているのになぜか頭に入ってこない文章があります。日本語も合っているし丁寧なのになぜか心に刺さらない文章があります。

一方で日本語がちょっと破綻していたり雑で粗削りなのに、なぜか伝わる文章、心に刺さる文章もあります。

「この違いは何なんだろう?」ってときどき考えます。

SNSやネット上の文章を眺めていても、

もっとみる
やさしい人は、きっと伝わる文章を書ける

やさしい人は、きっと伝わる文章を書ける

最近よく社員に言っていることがあります。

それは「読まれる文章を書きたいなら、ブラウザの向こうにいる人を想像するといいよ」ということです。

こちらがツイートするとき、noteを公開するとき、ブラウザの向こう側の人は何をしていて、どういうことを考えているのか?

そこをいったん立ち止まって想像しましょう、と。

「仕事がイヤだなあ」と思っているかもしれない。「飲みに行きたいなー」と思っているかも

もっとみる