何かを始めるのに遅すぎることなんて何もない
これは別に大した成功体験の話ではない。
それでも、ぼくが20代にたくさんの経験をして学んだことだ。
人生は、いつからでもリスタートできる。そんな話だ。
26歳の春。
ぼくは住む家がなく、大学の時の友人の家に転がり込かりこんだ。
有名どころの金融業者5社から、計250万円ほどの借金。
それから、スーツが2着、靴2足、数枚の下着とネクタイと歯ブラシ。
これが僕のすべてだった。
それまでは、先輩が学習塾を運営していて、その手伝いをしながら一緒に住んでいたのだが、塾の経営上のトッ