カネコアヤノの怒ってる曲が好き 怒るってすごく大事なことだ 向き合ってる証拠、嘘ついてない証拠 大人になればなるほど忘れていく、傷つきたくないから傷ついてないふりする、それがかっこいいとか正しい形だと思うようになる 期待なんてしない方がいいとかそんないちいち感じ取ってたら疲れちゃうよとか でもさ、それってほんとにかっこいいのか? わかったふりして逃げてるだけなの別にかっこよくないよなあ 丸くなりたいとおもったりまるくなんてなるもんかとおもったりしながら生きてるけどカ
銭湯って機嫌のいい人しかいないから好き 戦争とか絶対起きないし 生まれつき自分のことが大好きで生きてるけど経験で失った自己肯定感、自力でちゃんと取り返して今ちゃんと自分のこと大好きだから誇らしいな 私の好きな人はみんなもっと自分のこと好きでいてほしいと思う、なぜなら私が好きだから 好き好きいいすぎて信用ないのはもう気にしないでいく 必要なものってほしくないものばっかりだしやらなきゃいけないことって絶対やりたくない でもほしいものより必要なものを、やりたいことよりやら
景色として通り過ぎていってしまうだけの風景を、一つ一つ意識してみつめるとたちまち輝いてみえる、そこにあるだけのものに意味を持たせるのはいつだって自分しかいない 感じることができるから人間は生きているし世界は美しい なにもないで終わらせてしまうのはあまりにもったいない つまらない人間もつまらない町もなにひとつとしてないし、そう感じてしまったときは自分自身の感性の貧しさを恥じるべきだ 空白、余白、そして無駄に思えるものにこそ価値がある 失われたものへの憧憬は恋のときめきに
人が本気で死を選ぼうとするとき、それを引き止めるに足りる言葉なんて一つもない 「もう一度美しい景色を見たくないか?」とか「悩みは必ず解決する」なんて当たり前になんの意味も為さないしそんな言葉に説得されるくらいならそもそも死のうとなんてしない だけどたった一粒の桑の実で気が変わることはある 「救われる」とかじゃなくて「気が変わる」 その程度のことだ 「首を吊ろうとして木にロープをかけたがそこから落ちてきた桑の実を口に入れてみたら甘くて、気づいたら死ぬことを忘れていた」
最近、裏横浜に心を奪われている ジャックアンドベティやシネマリンに映画をよく見に行くので昔からこの辺には来ていたのだが、なんだかんだゆっくり周辺を歩いたことはなかった いつものようにシネマリンで映画を見たあと潜入開始 郷に入っては郷に従えというので、迷わず缶チューハイを買う なんせここでは昼夜を問わず9割の人間が酒を片手に歩いているのだ 酒飲みにとって治安の悪い町は居心地の良い町だとつくづく思う まずは黄金町から福富町へ5分くらい歩き、メリーさんが立っていたと言われるGM
久しぶりに映画を見て強く心を動かされたので感想を残しておきたい 事件の加害者家族と被害者家族、教会の一室で4人が対話するだけの2時間、自分もその場にいるような錯覚を覚えた 特に日本ではいまだに根強い復讐意識や、やられたらやり返す的な価値観をわたしは常々疑問に思っている それって誰も救われないしなんの問題も解決しないのでは?と 事件が起きた時に加害者を擁護するわけではなく背景を知ることは絶対に必要なことだと思うし、ニュースを見ただけのまったくの部外者が犯罪者は死刑にするべ
生まれてきてよかったと思ったことはあるだろうか 生きていてよかったと思う瞬間はあっても生まれてきてよかったと思うことはなかなかない 少なくともそれは私にとって、あまりにも重みを持って響く では「生まれてきてよかった」と「生きててよかった」、いったい何が違うんだろうか 何かが決定的に違うことはわかるがそれを説明することは難しい 例えば生きていてよかったと思うのはどんなときだろう 美味しいラーメンを食べたとき、大好きなアーティストの音楽を生で聴いたとき、大きなお風呂に
環境や人間関係が大きく変化した年だった ここ1.2年は(主にマッチングアプリで)小さな出会いや別れを繰り返してはいたものの、毎朝同じ駅で降りて出社し、休日は1人で映画を見に行くかサウナに行くか、ときどき馴染みの友達と遊ぶような生活だった 環境が変わるきっかけになったのは大きく言えばTwitterだった もう少し厳密に、またドラマチックにいえばカネコアヤノとの出会いだったと思う 2021年の11月、武道館ライブに行った 興奮を吐き出すだけでは物足りず共有したくなった、1人
部屋の写真を撮ってSNSにあげる その行為自体すこしキモい なんていうか承認欲求のかたまり!って感じがするから べつにSNSにあげるために部屋をつくってるわけじゃないし、好きなものを飾ってたらなんかいい感じになったからみんなに見てほしくなったってだけなんだけど 吉祥寺のむげん堂でみつけたインドの学習ポスター、天国にちがいないのポストカード、スピッツと大瀧詠一の短冊シングル、YMOのテクノ歌謡集、銀杏のトリビュート 並べてるだけでうれしくなるから最高だし、心から好きな
もう枕元の電気は必要無くなった 缶チューハイを飲み干したら星空 いつかポスターを貼るために開けたスペース 水族館の魚は別に美味しそうじゃない 嫌いな映画のロケ地で待ち合わせをする 寝たふりをする深夜3時 低反発枕みたいなおなか 夜更けに見る車の顔がこわい
それでもそのことに絶望しなくてもいい ただなにもできないということをわかっていないといけない 悲しみは立ち向かうものでも乗り越えるものでもなくただそこにあるもので わかるのはなにもできないということだけ それ以上の答えがわたしにはまだ見つからない
映画Fishmansを見た 佐藤伸治の生き様を見た 圧倒的エネルギーを前にして打ちのめされることは本当にある 鑑賞中、心拍数が上がり、呼吸が荒くなり、体がどんどん熱くなっていくのが分かった 苦しくて抜け出したいとさえ思った 音楽に愛され、音楽に取り憑かれ、音楽に蝕まれて、それでも音楽しか愛せなかった人の一生がそこにあった 時を追うごとに彼の表情は変化する もともと細い身体がみるみるうちにやせ細り、頬はこけ、魂が抜け出していく とても儚くてとろけそうに陶酔した顔
冬の晴れた日っていいよね、好きだな 冷たくて澄んだ空気にまっすぐ届く日差し 肺の奥までひんやりする感覚が水風呂に入った時と少し似てる 季節に趣を感じる感性はいっちょまえにあっても人とはうまく関われないし、やるべきことはなんにもできない今日この頃 こんなに人生をがんばれないのは脳みそに欠陥があるに違いないとか言い訳して ポエムなんかつづってないではやく仕事しなよって自分に言い続けて 今年の目標は不言実行、口癖の~したいをやめてしたいと思ったらできるだけすぐに行動する
カネコアヤノのことが好きな理由を一言で表せば、本当のことしか言わないからだ 彼女はいつも当たり前のことを大きな声でまっすぐにぶつけてくれる 途方もない愛情と同時に一種の暴力性をはらんでいて、私はいつもそれに包まれたり殴られたりしている 当たり前のことを飾らない言葉で伝えるのは実はとてつもなく難しいことだし、それが難しいことだとわかっている人も少ないから本当に難しい 何かを伝えようとするとき必要以上に言葉が複雑になってしまったり、かっこつけたい気持ちがはたらいて本質から
おもしろさって、そんなに必要? ネタって浅漬けじゃなくて糠漬けだよ。 最近ある人から言われた言葉に想定外のダメージを受け、魚の小骨がのどの奥に引っかかったようにちくちくと痛む。 数週間前、友達と飲みに行ったときのこと。 その日は酔いが気持ちよく回り、初めて行った居酒屋で隣の席に座った女性に声をかけられ、話が盛り上がった。 彼女は並々ならぬオーラを放ち、どことなく井川遥を思わせる52歳の美魔女だった。 肌なんてまさに水光肌でシミやシワなど1つも見当たらず、聞けばお化