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ギターデュオKAMUNA

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ジャズギタリスト・吉原寛治と作曲家・たくき よしみつが組んだギターデュオ・KAMUNAは、タヌパックから3枚のCDアルバムを発表しています。滅多にやらないライブ演奏などを中心に……
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記事一覧

YouTubeのタヌパックチャンネル、「Guitars」リストを聴いている夜

YouTubeのタヌパックチャンネル、「Guitars」リストを聴いている夜

こじらせ爺のリハビリはなんとか続いている(かな?)。
バーチャルバンドセッションを久々にやって神経がヘトヘトに疲れたので、今日は松子(my main guitar)の音でも聴いてダラダラと時間を過ごそうと、YouTubeの自分のチャンネル(https://www.youtube.com/@tanupack)を開き、「guitars」という再生リストを垂れ流している。

皮肉なことに、リストのいちば

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水瓶座(アクエリアス)の時代?

水瓶座(アクエリアス)の時代?

2020年12月25日、みずがめ座で土星と木星が最初に結合した後に、みずがめ座の時代への移行が始まったんだそうですよ(知らんけど)。
で、改めて1969年にヒットした 5th Dimension の名曲『アクエリアス』を聴いてみた。
あのとき歌われていた「アクエリアス」の時代というのはまさに今なのか……と思いながら聴いていたら、やはり後ろにくっついている『Let the Sunshine In』が

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人生の相対性理論(21)数ではない答え

人生の相対性理論(21)数ではない答え

「ひとりに向かって」頑張っても、その結果が何らかの実を結ぶのか、たったひとりであっても評価してもらえるのか分からないまま死ぬのでは、「人生、死んだ後が勝負」とあまり変わらないことになるかもしれません。
 ただ、思いがけないところでちゃんと見てくれている人、評価してくれる人はいるものです。
 音楽に関しては2つほど強烈な体験をしました。
 ひとつは30年ほど前のことでしょうか。ある日突然、知らない年

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伊藤アキラさんの想い出

伊藤アキラさんの想い出

2021/05/22  今朝は、ネットニュースを見ていてショックを受けた。

「この木なんの木」「パッ!とさいでりあ」など多くのCMソングや歌謡曲を生み出した作詞家、伊藤アキラ(いとう・あきら、本名・伊藤皓)さんが15日、急性腎不全で死去した。80歳だった。葬儀は近親者で済ませた。
(読売新聞 2021/05/22)

人生の師がまた一人……伊藤アキラさんが
先日、伊藤さんの盟友ともいえるかたから

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諦めるのはまだ早い! 還暦からでも始められる楽器 エレガットとEWI

諦めるのはまだ早い! 還暦からでも始められる楽器 エレガットとEWI

練習が続かない人にお勧めの楽器
ピアノ、ギター、サックス……若いときに楽器を演奏することに憧れたけれど、結局できないまま歳だけ取ってしまった……という人は多いと思います。元気だった若いときにさえ投げ出してしまったのだから、今さら……と思うでしょうが、同じように挫折を繰り返した怠け者の私でも、なんとかものになった楽器が2つあります。その2つをご紹介します。

大人になってから始めるギターは細身のエレ

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無言歌~Stephen(2011年KAMUNA上智大学コンサートのオープニングアクト)

2011年真夏。上智大学外国語学部英語学科の非常勤講師をつとめた最後の年に、初めてソフィア・ホールでコンサートをやれた。(それまでは毎年、図書館棟の最上階教室でやっていた。)
聴衆は本当にまばらだったが、中には上智のOBで作曲家の樋口康雄さんや、CM音楽の帝王と呼ばれる作詞家の伊藤アキラさんなどの姿もあった。
そのコンサートのオープニング風景。
堺敦生のアドリブソロで始まった。
最初の曲『無言歌』
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Orca's Song (2011年KAMUNA上智大学コンサートより)

この曲はたくきが37歳で吉原寛治氏にジャズギターを習い始めた直後に書いた曲。教わったジャズっぽいコードをじゃんじゃん使って、あとは鼻歌で作った。ギターデュオの最初のインストバージョンはKAMUNAの1枚目のCDアルバムに収録され、NHK BSの「World Weather」という番組のBGMとして長い間深夜に流れていた。

ムササビブルース(2011年KAMUNA上智大学コンサートより)

Fのブルースとしてはかなり凝った作品だが、たくきはこれを吉原センセからジャズギターの初歩であるブルースコードを習った直後に作曲している。
テーマを書いてセンセに渡すと、センセは「面白いんじゃない?! じゃあ、どうせなら4度上というハーモニーでやったらもっと面白いかもね」とのってきた。

カムナの調合 -The Ultimate Compound- (2011年上智大学コンサートより)

この世界を支えている究極の混合物とは何か? ……そんな深遠なテーマを歌い込んだ曲。2011年の上智大学ソフィアホールで行われた、KAMUNAの被災学生救援コンサートより。

Two Note Waltz (2011年KAMUNA上智大学より)

2つのnote(音)だけでAメロディが構成されている『Two Note Waltz』。2011年の上智大学、被災学生救援コンサートより。

『奇跡の星』2011年KAMUNA 上智大学コンサートより

音事協の「虹の架け橋チャリティコンサート」のテーマ曲としてグランプリを受賞した作品を、原発爆発後の福島から避難中だったたくきが母校・上智大学ホールで行った学生救援ライブの最後の曲。

アンガジェ Engagé ~KAMUNAの最高傑作かもしれない?

アルバム 『So Far Away』たくき よしみつSONGBOOK1 より。吉原寛治の超絶ディストーションギターソロ、キーボーディスト・堺敦生はドラムとベースの音源も担当。これを聴かずに死なないで!

One Note Samba guitar x 2

四半世紀前にジャズギターを習い始めたときの先生(吉原寛治)との練習風景録音を元に、60代になった今の自分の演奏をMIXしてみました。