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【にんにくチューブの終焉】しょっぱくないにんにく麹

にんにくチューブをぶちゅっと絞る時、小さくではありますが心の中で自分に対して「いや、せっかくだからにんにくすりおろそうぜ」とツッコミを入れてしまいます。

日常のご飯にとてつもないおいしさを求めているわけではないものの、本能でにんにくチューブより生のにんにくすりおろしの方がおいしいと知っている。いや、もはや悟っています。

もちろん毎日料理をする人にとってにんにくチューブは大正義ですが、1回にんにく麹にもチャレンジしてほしい。1回作ればその都度すりおろす必要がなくなり、手が臭くなる回数大幅減ですよ。余計な添加物も入っていないし、ほんわかとした甘みも感じられます。

WEB上では塩味強めのレシピも紹介されていますが、汎用性も考慮して、できるだけ塩味弱めに仕上げました。もしかしたらみなさんの好みに合うかもしれないので、ぜひ一度作ってみてくださいね。超簡単です!

にんにくチューブはもういいかも。私はそう思っています

結構緑ですねぇ

にんにく麹の存在は知っていましたが、実は結構懐疑的でした。普段の料理にそこまでにんにくすりおろしを使わない(みじん切りは使う)のもありますが、本当においしいのか…と。それでも試してみようと思い、何度か試作して今のレシピに落ち着きました。

発酵生姜のレシピを紹介したときに、読者の方からにんにくでも同じことができないか質問をいただきました。にんにく麹を作られたことがあるけど、とてもしょっぱかったとのこと。私も同じ意見で、塩が強すぎると汎用的に使いづらいよなと思いました。

塩を控えめにしたので、その問題を解決できていたら良いのですが…。市販のにんにくチューブにも食塩は含まれているので、近い感覚で使えるかなとは思います。余分なものも入っていないし、ほのかな甘みもおいしい。私はチューブはやめて、もうこれでいこうと思っています。結構、ドギツイ緑になるのでギョッとするかもですが、味に問題はありません。驚きを楽しみましょう。

塩や麹などを使わず、生のにんにくのみを今も発酵させていて、うまくいくか実験中です。そちらもまた結果を共有させていただきたいと思っています。お楽しみに!

↓発酵生姜はこちら。私は毎日甘酒とコイツを湯で溶いて寝る前に飲んでいます。

材料
米麹 50g
すりおろしにんにく 約50g(だいたいニンニク丸ごと1個使うイメージでOKです)
塩 10g
水 100mL

作り方
1 にんにくをすりおろす
2 清潔な容器に米麹と塩を入れてよく混ぜる
3 2にすりおろしたにんにくを加えてさらによく混ぜる
4 ヨーグルトメーカーで60℃8時間発酵させる

↓手順はインスタでも解説しています。

レシピのポイント

  • にんにく分量はそんなに正確でなくてOK!

  • とにかく清潔に!

  • ジップロックなどを使うのがベター

にんにく分量はそこまで正確でなくてOK!

にんにく丸ごと1個というイメージでOKです

発酵調味料作りにお菓子作り的なハードルの高さを感じていました。分量を正確に測らないといけないのだと。

でも、今はそこまで神経質にならなくても良いなと私は思っています。今回も塩と麹の量はちゃんと測りますが、にんにくは丸ごと1個使いました。もちろんぶれなく作りたい場合は、正確に測る方が良いですが、ぶれたってまぁええかと思って作っています。

発酵ムラを防ぐためしっかり混ぜ合わせます

ぜひ気軽に作ってみてくださいね。

とにかく清潔に!

清潔にしておけば基本失敗はありません。手をきれいに洗うのは当然ですが、にんにくをすりおろすおろし金やボウル、最終的に保存する瓶などは清潔なものを使いましょう。

ジップロックなどを使うのがベター

ジップロックなどに入れて発酵させるのもひとつの方法です

とりあえず作っている最中のにおいものすごいです。なのでもちろん容器にもにおいがつく。私はヨーグルトメーカーの専用容器の中にジップロックの中に入れたものを格納する形でやっています。60℃とはいえ結構熱いので、耐熱性の高い袋を使ってくださいね。

↓私が使っているヨーグルトメーカーはこちらです。もしこれから挑戦される方は参考にしてくださいね。温度設定と時間設定ができればだいたいどれでも良いと思いますよ。


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