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一度は見ていただきたい、立山の絶景

みなさんにとって「忘れられない景色」ってなんですか。

富山県にある立山には、一度は見ていただきたい絶景スポットがいくつもあります。

紹介してくださるのは、立山黒部貫光株式会社の河合佐紀さん。

河合さんは女性で2人目の立山ガイドであり、地域通訳案内士取得者県内第一号でもある、「立山の魅力」を発信するために全力投球している方なんです。

◎龍王岳からの雲海

河合さんと雲海

龍王岳は室堂ターミナルから徒歩90分ほどの場所にある山。立山には雲海を楽しめる場所がほかにもありますが、龍王岳の魅力は「遠くまで見通せる」ところ。360度に広がる眺望が魅力です。

河合さん「歩けてしまいそうな真っ白な絨毯が見られます!室堂にあるホテル立山に勤務していた頃、仕事終わりに夕日を見にいくと、この雲海に出会うことができました。」

◎マジックアワー

昼と夜の狭間

マジックアワーとは、日没直前や日の出直後だけに見ることのできる、空のグラデーション。わずかな時間しか見ることのできない、貴重な景色です。

河合さん「刻々と変わっていく色、赤く染まる山が神秘的!芸術作品を観ている気分になります。」

◎雄山からのご来光

雄山から見るご来光も神秘的。日の出の瞬間までは、本当にあたり一面真っ暗ですが、赤く丸い太陽が昇ると感動が広がります。

河合さん「朝早く起きるので、身体は動きにくく、正直とっても寒いです。でも、ご来光を見た瞬間に、そんなことはどうでもよくなります。
『生きててよかった』『ありがたや〜〜!』と思える絶景です。」

◎室堂からの星空

星、星、星!!!

「想像を絶する星空だった」と河合さんが表現する立山からの星空。立山の室堂にある「ホテル立山」勤務時代に初めて立山からの星空を見て、その美しさに言葉を失ったそうです。

星空は、立山で夜を明かす人だけの特権です。

河合さん「平地から星を眺めると、『あ、オリオン座だ!』ってすぐにわかりますよね。でも、立山から見ると、星が多すぎて星座がわからないんです。」

◎立山ロープウェイからの紅葉

河合さんにUターンを決意させた紅葉

河合さん「大学生の時に、小学生ぶりに立山を訪れました。ちょうど紅葉の時期でした。ロープウェイから見る紅葉のスケールの大きさに驚き、立山黒部貫光株式会社に就職しようと決意したんです。」

立山黒部アルペンルートは、富山県と長野県を結び北アルプスを貫く山岳ルート。アルペンルートには、ロープウェイやケーブルカーなど、何種類もの乗り物が通っています。

立山ロープウェイが繋ぐ大観峰と黒部平の間には一本も支柱がなく、動く展望台として360度の大パノラマを楽しむことができます。窓がとても大きく作られているので、西には大斜面の大観峰、東には後立山連峰の絶景が広がります。

◎立山の魅力を知ってほしいーーUターン就職した河合さんの想い

富山県内の小学生は、6年生になると必ず立山登山を行います。でも、それ以来一度も立山を訪れたことがない富山県人って、実はかなり多いんですよね。

河合さんも、小学生以来一度も立山を訪れることなく、関西の大学に進学。アウトドアにも今ほど興味がなかったそうです。大学生の頃は、休日はもっぱらショッピング。梅田ヘップファイブ阪急西宮ガーデンズに足繁く通っていました。

しかし、就職活動中に登った8年ぶりの立山に感動した河合さん。富山へのUターン就職を決意したんだとか。

河合さん「『ふるさとに、こんな素敵な場所があるんだ』と感動しました。立山には、実際に訪れてみなければわからない魅力があります。私の今のミッションは、一人でも多くの方に立山に来ていただき、その魅力を肌で感じていただくことです。」

河合さんがオススメする、一生に一度は見ていただきたい立山の絶景を訪れてみてください。皆さんの富山での滞在は、僕たち富山お試し移住サービス「ためスモ」が全力サポートしますよ。


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