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【一人旅】こじらせ吉方位旅行①運気を上げに金沢へ

恥ずかしいので誰にも言えないのですが、
昔ちょっとスピってた時期があった。

※スピってる

若干スピリチュアルな世界に傾倒しているの意

ほんのちょっとね!

雑誌やTVの占いコーナーに一喜一憂したり、
今よく話題になっているものだと「一粒万倍日」やら「天赦日」という縁起のいい日にこだわって財布を新調したり、とか。

かわいいレベルだと思います。
パワーストーンのブレスレットとかはしてません。

だだ、当時なかなか片思いに進展がなく…
こじらせて恋愛運の上がる風水とかそんなのを調べていたときに行き着いたのが吉方位旅行。


▶︎吉方位旅行とは

正しく(?)は「方位取り」と言うのかも。
要は自分にとって縁起のいい方位に旅行に行って、その土地の空気や食べものなどを取り入れることで運気が上がるよという話。

吉方位旅行をするにあたりこんなルールもある

一人で行く
100km以上離れた遠くに行く
3泊4日以上が理想
早寝早起きをする
その土地のものを体に取り入れる

つまり旅行もできて、ご当地グルメ(土地のものをそう解釈した)を食べたら運気が上がる。
とても良いシステム!

ということで一石二鳥とばかりに吉方位旅行の計画を立てることに。


▶︎出発日と行き先を決める

生年月日を元に、1月〜12月までの各月の吉方位を調べます。
何かのサイト調べたところ、その年で一番良い方のが6月の西北西のみ。
こうして出発日は6月に決定。

そして方角。
今住んでいる東京から西北西は…

モンゴルか。
ちょっと遠いな。

もう少し手前が良いな、国内で。

金沢だな。

というわけで3泊4日で金沢に行ってきました。
めちゃくちゃ普通に旅行してきただけだけど、旅の動機が恥ずかしいばかりの一人旅なのでこの機会にnoteで供養させてください。

旅のご利益があったのかどうかは最後に…


▶︎10:00 出発

2019年6月。

金沢に向かうため、まず東京駅へ。
旅行の前はちょっと早めに家を出て、カフェでのんびりするのが好き。

グランスタで美味しそうなパン屋さんを見つけたので朝ごはん。

見た目で選んだクロワッサン
カスタードが濃厚で美味しかった

お腹も満たされたところで新幹線に乗車。
初めて北陸新幹線に乗る!
席幅が広くて、座席もなんかゴージャス。

東京から金沢までは2時間半ほど。
あまり予定を立てずに出発したので、着いたら何をしようかな〜と外の景色を見ながら考える。

金沢は大好きな街です。

上京前に名古屋でアパレル販売員として働いていたのですが、新店舗の応援で何度か金沢へ出張滞在。
現地のスタッフの子とも仲良くなって、プライベートでも金沢へ遊びに行ったりしてたのも懐かしい思い出。

なので兼六園やら茶屋町といったメジャーどころはだいたい行ったことがある。

これは2014年に仕事で行った時の写真

うーん、今回はちょっと外したい。

大宮、長野を通過し、新潟の糸魚川あたりで新幹線は沿岸沿いに。
たっぷり時間はあったけど、窓からの景色を眺めていたらもう富山。

そして旅のプランを何も決められないまま金沢に着いてしまった。


▶︎14:30 到着してすぐ寿司

唯一、決めてたこと。
毎日お寿司を食べること。

だってほら、吉方位旅行だし。
土地のもの食べないと。
都合よく運気アップにこじつけて、到着早々に駅内にある「まいもん寿司」へ。

金沢まんきつ握り
のどぐろなどの握り9貫と玉子焼き、海苔のお味噌汁付き

美味しい…。
まいもん寿司は金沢に来ると絶対に行くお寿司屋さん。
駅の中にあるので、行き帰りに手軽にサクッと北陸名産のネタを食べることができます。

トロリと甘い白エビ。
のどぐろは岩塩でいただく。濃厚な味。
そして海苔のお味噌汁(右奥)がめちゃくちゃ美味しくてお気に入り。

全国チェーンだけど気にしない。

お寿司を食べて気合いも入ったところで駅から出ると、金沢駅のシンボル「鼓門(つづみもん)」がお出迎え。

「鼓門」のモチーフとなったのは金沢で昔から盛んだった能の鼓。プロジェクションマッピングが行われることもあります。

こうした魅力から金沢駅はアメリカの旅行雑誌『トラベル&レジャー』web版にて「世界で最も美しい駅」の一つに選ばれました。

新幹線ホームの柱には最高級の金箔が、通路には加賀友禅や和紙の柱を見ることができます。他にも九谷焼、輪島塗、山中漆器など加賀百万石の伝統工芸が駅のいたるところに。美術館のような楽しみ方ができるのも金沢駅の魅力です。

ほっと石川 駅ネット

とっても美しくて迫力がある鼓門。

夜になるとライトアップされて、また雰囲気が変わります。

これも2014年のときの写真

何度見ても圧巻。

ついつい見入ってしまいそうになりつつも、チェックインの時間が迫っているのを思い出してバスでホテルに向かいます。


▶︎16:00 ホテルにチェックイン

ホテルは金沢駅からバスで10分ほどの香林坊にある「トラスティ金沢香林坊」を予約。
前に旅行で来た時にも泊まったので、宿泊は2回目。

日本の伝統様式が組み込まれたロビー

東京、名古屋、大阪でもお世話になっていたトラスティ系列のホテル。
中でも香林坊が一番大好きだったのですが、残念なことに2022年現在は他社に売却されてトラスティとしての営業は終了しています。

嗚呼、ショック…。

重たいキャリーケースを引いてきたので部屋で一休み。
客室はモダンなデザインが取り入れられた落ち着いたデザイン。

部屋のタイプ
【禁煙:ハイフロア】スーペリアシングル・ベット幅160cm(ss2n)×1部屋
◆ベッドは160cm幅クィーンダブル◆10階以上確約◆高速インターネット接続無料(無線LAN対応/有線LAN全室完備)◆ホテル自慢のシャワーブース付バスルーム。

クイーンサイズのベッドを一人占め。
ふかふかの枕、すべすべのシーツ。

ハイフロアで予約したので窓からの景色も良い。百万石通りが見下ろせる。

ハイブランドが建ち並ぶ香林坊
ホテルの横には百貨店もある

あまり参考にならないですが、当時の宿泊プランと料金を載せておきます。
楽天トラベルで予約。

【45日前・早期予約でお得!】毎日約60種類のメニュー♪和洋朝食ブッフェ付き

【お食事】 
朝食 和洋ブッフェ「ロビーカフェ ファシーノ」
7:00~10:00  (日・祝 7:00~10:30)

★★★毎日約60種類のメニュー★★★
毎朝オーブンで焼きたての風味豊かなクロワッサンや、
鉄板で仕上げた出来立ての卵料理をお楽しみ下さい。

金沢を代表する有名な白身魚「のど黒の一夜干し」赤巻きや車麩など特徴ある具材を楽しむ「金沢おでん」近海で取れた魚介の旨みたっぷりの「海鮮スープ」など

朝食付きで、ちょっとリッチに宿泊。
ここの朝食ビュッフェが大好きだったのに…!
ホテルには美味しいレストランやカフェが併設されていたのですが、今はどうなってしまったんだろう。

ホテル自体はロビーや客室はある程度そのままで、現在KOKO HOTEL Premier 金沢香林坊として営業しています。


▶︎19:00 夜の金沢21世紀美術館

気づけば夜。

晩ごはんをどうしようかなと思って出かけたけど、香林坊は店が閉まるのがめちゃくちゃ早い。なんだか日が暮れるのも早い。

そこまでお腹が減ってなかったので食べるものも決められず、そうしているうちに飲食店はどんどん閉まっていく。

どうしような〜とうろうろしているうちに21世紀美術館へ迷い込んだ。

真っ暗。
金沢は雨が多くて湿気が高いけど、夜の誰もいない公園は空気が澄んでて気持ちいい。
たくさん深呼吸して金沢の空気を取り入れる。

でも当然施設は開いてないので、ぐるっと一周したところで飽きた。

あと吉方位旅行は20時までに宿に戻らないと1泊としてカウントされないらしい(もう吉方位旅行のことを忘れかけていたのに急に思い出す)

今日はもう終わり!
明日の朝食ビュッフェでいっぱい食べよ!

そう思って早めにお風呂に入って寝ることに。

バスルームもモダンなデザインで、浴槽も広々。

ステンレスのボトルに入ったボディーソープ。
マンダリンの香りがして大好きだったな。


②に続く


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