見出し画像

2024.06 新潟・直江津~佐渡島へ

6月末。
もっぱら一人旅のわたくしですが、今回は兄夫婦と一緒に新潟・佐渡島旅行に行ってきました。
あれですね、「6月」「新潟」「佐渡」のワードで何か察する方も居ることでしょう。


▶︎東京〜新潟・直江津へ

東京から新潟までは新幹線…ではなく、東京からレンタカーで新潟の直江津まで向かいます。
一緒に行くメンバーが違うと、いつもとは違う交通手段が入ってくるのですね。

まだ薄暗い、朝の5時に東京を出発。

埼玉の上里SAで食べたフルーツサンド
メロン〜!大きいけどぺろり
美味しかった

到着までぐっすり寝させてもらおう思いきや、兄の運転があまりにも恐ろしくて車線変更するたびに振り回されて後部座席の私と荷物はひっちゃかめっちゃか。どんだけ車線変更すんだよ。
運転してもらっておいて本当に申し訳ないんだけど、生きてて1番の恐怖体験でした。

こうして一瞬の予断を許さない緊迫状態のまま、4時間のデスドライブ。

曇天の東京
新潟に入るころには晴天に

何度かSAで休憩を挟みつつ、長い長いドライブを終えて9時半ごろ直江津に到着。
もうね!ほんとに死んじゃうかと思った…
高速道路で散る覚悟をしていたけどなんとか生き延び、直江津の港町へ。
海が見えてきた。

今年の6月に佐渡に渡った方の旅行記を見ているとだいたい新潟~両津港航路だったと思うのですが、私たちは直江津港〜小木航路で向かう予定です。
というのも義姉の親戚が直江津に住んでいるので、ご挨拶しつつレンタカーを置かせてもらいつつ、朝ご飯までご馳走していただけることに。

直江津港近くの小さな商店街
七夕の季節だった

朝ご飯にいただいた南蛮エビのお刺身と、エビ頭のお味噌汁。お味噌汁は義姉の伯母さんの手作り。

南蛮エビ美味しすぎて
ふるさと納税した

とろけるお刺身とエビの出汁が効いたお味噌が本当に美味しくて、さっきまで死の淵をさまよっていたので生き返った。

これは「デザートもあるわよ〜」と言って出てきたお団子。

三野屋さんの継続だんご
白餡のお団子で濃いめの緑茶に合う

義姉の伯母さんがほんとチャーミングな方で、お話ししてると元気になれるようなパワーの溢れたマダムなのです。70代だったはずですが、ダンベル体操の資格を取ったとかで筋肉ムキムキってして見せてくれた。
私も伯母さんのように歳を取りたいな。


▶︎軍ちゃん

直江津から小木航路のフェリーは朝7:10と14:00の2便のみ。
私たちは14:00の便に乗船するので、しばらく休憩させてもらってからお昼を食べて出発します。(さっき朝ご飯食べたじゃん)

向かったのは美味しい海の幸が食べられる人気店の軍ちゃん。

義姉は旅行の予定を立てるときに二言目には「軍ちゃん」と連呼していたので、とにかくここに来たくて仕方なかった模様。

お昼に行くとかなり行列みたいなので、少し早めに並んで一番乗りで入店。

KP
※運転手はノンアル

メニューは手書きのおすすめメニューがほとんど。

通常のメニュー表もあるけど、そこから見繕うと「旬じゃないから今入ってるのはあんまりおすすめじゃないです」とはっきり言ってくれる女将。
信頼できる店だ…!

サクサクとろとろの白子の天ぷら
ドロエビのお刺身
南蛮エビとはまた違う美味しさ
のどぐろのお刺身
格が違う
刺身盛り
どれが何の刺身か分からない
女将さんが「海老の頭揚げましょうか?」ってサクッとあげてくれたやつ。これが1番うまい説。

この他に岩もずくやお寿司なんかも。岩もずくが食べたことないシャキシャキの食感で驚き。
3人でたっぷり海の幸を堪能して、一人5000円くらいだったはず。
お刺身も天ぷらも、何から何まで東京で食べるものと全然違ってて港町でしか味わえない美味しさでした。


▶︎佐渡汽船直江津港ターミナル

お腹も満たされたところで、今回の旅のメインである佐渡島へ。
佐渡汽船の直江津港ターミナル。

こじんまりとしたターミナルですが、巨大なかもつせんが停泊していて物流の拠点になっています。

私、義姉、兄のリュック

乗船まで20分ほど時間があったので…


やるよね、UFOキャッチャー。

noteで仲良くさせていただいてるemaさんが旅に連れて行ってるカニちゃんが大好きで、ほんと表情豊かで、そしてちょっとシュールなのがかわいくて、同じの欲しいなぁ〜と思ってたんです。

このUFOキャッチャーに入ってるぬいぐるみがどことなく雰囲気が似てるので、カニもいないかなと思って探してたら見つけてしまった。

シオマネキ…!
お前、色違いじゃないか!!!

そして何より私はシオマネキという片方のハサミが大きいカニに並々ならぬ愛情を持っているというのを以前こちらで紹介したかと思います。

つまり:
カニのぬいぐるみ+シオマネキ=BIG LOVE🫶

と言う訳で!
イカのぬいぐるみが欲しい義理姉も参戦して、カニが取れるまで船には乗れま選手権が開催。

だいたいこういうところのUFOキャッチャーってアームが弱いから早々には取れないはずなので、気合を入れて1000円を両替したんだけど…

ものすごい取れた。

楽勝すぎて100円入れると2つ3つ一気に取れるので入れ食い状態。笑いが止まらん。

シオマネキも〜
取れた〜!

シオマネキは2匹釣れました。
あのね、アームが強すぎる。
UFOキャッチャーにアームが強すぎるなんてことあるのかよ。

あまりに大漁なので止める機会を見失い、小銭がなくなるまで続けた結果がこちら。

漁獲量多め
すっからかんにされたUFOキャッチャー

最終的に20匹くらい取れて、ここで大量に荷物を増やしたところで船に乗り込みます。
遠くで兄が呆れた顔をしてこちらを見ていた。


▶︎カーフェリーこがね丸

大きな貨物船

私たちが乗船するのはこちらのカーフェリー「こがね丸」

2023年4月29日に就航したばかりで、船内はとても綺麗。

ラウンジには自販機
カップラーメンも
2等船室(ジュウタン席)

私たちは一番安い2等席のチケットでしたが、5階にテーブル席があったので此処で過ごしました。

展望デッキ

外には沢山のカモメ。

これは餌あげてる人がいたタイミングで撮影したせこい写真
良い天気だ

カモメ?ウミネコ?どっちか分からないけど、クークーと言う鳴き声に癒される。

フンを落とされるのが嫌だったので(嫌だよね?)餌やりしてる人が居なくなったところで甲板へ。

ベンチがあったり
撮影スポットがあったり


さて、落ち着いたところでお宝の山分けといきましょうか。本日の収穫です。

どーーーーん

なんだかんだで20匹近くも釣れてしまったわ。「釣れてしまった」と言う少し後悔を含む言い回しは間違いではない。
バリエーションがすごい多くて、水族館でお馴染みクマノミやマンボウから、リュウグウノツカイやラブカといった深海魚まで。ペンギンやハンマーヘッドシャークもいる。

お目当てのシオマネキは2匹ゲット。

写真奥で、虚無の表情で横たわるニシキアナゴニキ

2匹並べると個体差がけっこうあって、一匹は右腕の大きい方のハサミがやたらムキムキしていたので「ミギヒジ」と名付けられて義姉のうちの子に。

ミギヒジ
寄り目、筋肉質で全体的にムキっとしてる

こっちの弛んだボディの子は私の元へ。

スーチカー
離れ目・マシュマロボディ

イカもなかなか可愛い。
これは義姉が持っていった。

マンタは私がもらった。

「他はもう要らないの?」って聞かれて食い気味にyesと回答する私。
ぬいぐるみって手に入れる瞬間のテンションが最高値だよね…。そこそこ嵩張る量あったので残った子達は佐渡滞在中はずっと兄に押し付け…持たせていましたが、直江津に帰ってから親戚のちびっ子たちにあげてって伯母さんにプレゼントしました。
これで万事解決。
みーんな救われた!

三野屋でもらったお菓子を食べてまったり。
越後の虎はパイ生地の中に白餡と杏が入ってて美味しかった。

「謙信公のロマンをパイ菓子に託しました。」
パイ菓子に託すの??

なおえつペンギンクッキーはバターが聞いててめっちゃ美味しかった。

直江津にある水族館でマゼランペンギンを飼育していることにちなんでのお菓子みたいです。

暇になったので船を探検。
外に出ると、風が強いけど気持ち良い。

だんだんと直江津が遠くに。

進行方向を見ると、うーっすら佐渡島が見える。

到着まではまだまだかかりそう。

この日はとても良い天気に恵まれたので、海も空も見渡す限り全部青い。

直江津の伯母さんは佐渡行きの船からイルカの群れを見たらしいです。すごい!見たい!

探してみたけど居ませんでした。

しかしなんとこの前日に、佐渡沖でシャチと遭遇したというニュースがあったそう。

シャチって北海道以南にもいるの!?


こうしてのんびり船旅を楽しむこと2時間半。
ようやく佐渡島がくっきり見えてきた。

ここからが旅のメインです。
いざ上陸。


つづく。

-- -- recommend -- --


いいなと思ったら応援しよう!