tamagohan

とにかく書き続けてみることに挑戦中!🐣

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最近の記事

35歳の孤独

2024年2月、35歳の冬。 心底孤独だ、私はそう思った。 32歳で10年ほど連れ添ったパートナーと離婚して、勇気を出して海外の大学院進学を決意した。全体で2年間あるプログラムの内一年半が修了して、今は日本に一時帰国している。 一時帰国している間のスケジュールは忙しい。大学時代からの友達との楽しいお茶に、お互い会社を辞めた同期との進捗共有、お世話になった先輩との飲み会、などなど。東京には会うべき人がたくさんいる。 それでも、たくさんの人と会う中で、自分はひとりぼっちだと感

    • 恋とは巡礼。

      渡台して4ヶ月ほどが経つ。大学院での初めてのセメスターはとにかく怒涛だったが、ついに終わった。 台湾に来てから初めての隔離生活7日間は不安だったし、寂しかった。お弁当やアメニティを補給してくれるホテルスタッフには英語を話さない方も多く、私は中国語の勉強を後回しにしていたことを悔やんだ。 到着したその日は不安しかなかったけど、バンビ君は「夕食は何を食べたかな?」とLINEをくれて、その具体的な質問が嬉しかった。受け取って会話が終了する応援型のLINEをくれる人も多いけど、1

      • 台北から飯テロ #1

        こんにちは!台北で学生生活中のEggToastです。 台北は小さな飲食店がひしめき合う食の天国。自分も気がつけば今日は何食べよう…と考えている次第。あまりにも美味しいものとの出会いが多いので、どうにか発信したくてnoteに思いをぶつけることにしたよ。 至高の台灣風ハンバーガー ひとつめはこちら!毎週末開催されるファーマーズマーケット:臺北花博農民市集の、台灣風ハンバーガーこと割包(読み方:Guabao) バンズは肉まんの生地に似ているかな?でも肉まん生地よりふんわり軽

        • サイドカー

          あくまで凡人的な生活を送っている私ですが、稀にフィクションのような出来事もある。 ずっと友達だった年下の男の子とセックスした。(よければ前回記事もどうぞ!)普通の女の日常にも、こんなキラッとした瞬間があるんだな、世の中ってちょっと面白いかも。そう思ってもらえれば本望です! *** いよいよ東京から旅立つ日が近づいてくる。 その日はもう明後日には引越しというタイミングだったので、おセンチな気持ち全開でバンビ君との会合に向かっていた。東京で彼に会うのはこれで最後かもしれない

        35歳の孤独

          楽しい夏休み

          あくまで凡人的な生活を送っている私ですが、稀にフィクションのような出来事もある。 ずっと友達だった年下の男の子とセックスした。(よければ前回記事もどうぞ!)普通の女の日常にも、こんなキラッとした瞬間があるんだな、世の中ってちょっと面白いかも。そう思ってもらえれば本望です! *** 小学生の絵日記みたいなタイトルだ。 でも、夏休みの特権は子供だけのものじゃない。 今年の8月は私にとって人生の夏休み。仕事をやり遂げた達成感と、会社に所属していない期間のゆるみと、これから始ま

          楽しい夏休み

          普通のデートってやつ

          あくまで凡人的な生活を送っている私ですが、稀にフィクションのような出来事もある。 ずっと友達だった年下の男の子とセックスした。(よければ前回記事もどうぞ!)普通の女の日常にも、こんなキラッとした瞬間があるんだな、世の中ってちょっと面白いかも。そう思ってもらえれば本望です! *** どんなふたりにもデートのパターンってあるよね。バンビ君と私にもある。 私たちがただの友達だった時にも、ふたりだけでランニングをしたり、雨でランニングが中止になってご飯を食べたり、お家で映画を観

          普通のデートってやつ

          ただ、君との一日を繰り返したい。

          あくまで凡人的な生活を送っている私ですが、稀にフィクションのような出来事もある。 ずっと友達だった年下の男の子とセックスした。(よければ前回記事もどうぞ!)普通の女の日常にも、こんなキラッとした瞬間があるんだな、世の中ってちょっと面白いかも。そう思ってもらえれば本望です! *** ここ2年くらいで一番多忙な日々を過ごしている。大学院進学を理由に会社を退職することも決まって、いろんな人から別れを惜しむ声をいただく。いつになく人付き合いが増える。有難いことだ! どんなに賑や

          ただ、君との一日を繰り返したい。

          あざとさ出してみました、春。

          あくまで凡人的な生活を送っている私ですが、稀にフィクションのような出来事もある。 ずっと友達だった年下の男の子とセックスした。(よければ前回記事もどうぞ!)普通の女の日常にも、こんなキラッとした瞬間があるんだな、世の中ってちょっと面白いかも。そう思ってもらえれば本望です! *** カジュアルなビストロでバンビ君と落ち合う。 その日私は仕事帰りにオフィスから直行していて、袖がふわっとしたボリュームのある白シャツに、胸元がベスト型に開いた黒のワンピースを重ね着していた。ヒール

          あざとさ出してみました、春。

          ブリジャートン家への愛を語る

          こんにちは! 今日は好きなコンテンツについて書いてみるよ。 Netflix Original 作品『ブリジャートン家』はもう観ましたか?制作はShondaland:アメリカの制作会社、配信はNetflixによるもの。私は2022年4月にリリースされたシーズン2も見終えて、個人史に残る大好きなドラマになったので、今日はブリジャートン家への愛で筆を進めたいと考えている次第です! ようこそブリジャートンワールドへ とにかく世界観が圧倒的な作品。ドラマにして、例えるならハリーポ

          ブリジャートン家への愛を語る

          誰にも言わない

          あくまで凡人的な生活を送っている私ですが、稀にフィクションのような出来事もある。 ずっと友達だった年下の男の子とセックスした。(よければ前回記事もどうぞ!)普通の女の日常にも、こんなキラッとした瞬間があるんだな、世の中ってちょっと面白いかも。そう思ってもらえれば本望です! *** 私は二年ほどまえから、大学院進学の準備を進めていた。30代でもう一度学ぶ時間を作ることは昔からの夢なのだ。時を同じくしてバンビ君も分野の違う大学院への進学を目指していて、ふたりで一緒に申請タスク

          誰にも言わない

          セミダブル

          あくまで凡人的な生活を送っている私ですが、稀にフィクションのような出来事もある。 ずっと友達だった年下の男の子とセックスした。(よければ前回記事もどうぞ!)普通の女の日常にも、こんなキラッとした瞬間があるんだな、世の中ってちょっと面白いかも。そう思ってもらえれば本望です! *** 今年の1月はイベントフルな月だった。仕事では昨年の後半から悩みの種だったプロジェクトが収束を迎えた。ストレス満載の毎日をどうにか切り抜けた自分を、しばらくは甘やかしてあげたい。スワロフスキーのジ

          セミダブル

          7月のこと(前編)

          もう離婚した年を思い返してさめざめと泣くことはなくなったけれど、思い出すのは辛い。それでも最後まで書きたいと思っている、同じ間違いを繰り返したくはないから。 2020年の7月、私は本当に嫌な奴だった。 コロナウィルスが猛威を振るい始めた頃だった。その当時はウィルスがどの程度驚異的な物なのか情報が確立されておらず、またワクチンや治療薬も未だ世の中には存在せず、緊急事態宣言が発出される中で、日本を含む世界が戦々恐々としていたと思う。 企業や個人の反応は様々だった。 私は製

          7月のこと(前編)

          アフターピル、そしてロマンス

          あくまで凡人的な生活を送っている私ですが、稀にフィクションのような出来事もある。 ずっと友達だった年下の男の子とセックスした。(よければ前回記事もどうぞ!)普通の女の日常にも、こんなキラッとした瞬間があるんだな、世の中ってちょっと面白いかも、と思ってもらえればとっても嬉しいです! *** 11月下旬の頃、私は恵比寿へ向かっていた。ずっと仲の良い友達、バンビ君と初めてセックスをしたその日から、彼と顔を合わせるのは初めてだ。 その日はバンビ君と私を含む仲の良い友達グループで

          アフターピル、そしてロマンス

          熱冷シートの効能・効果

          あくまで凡人的な生活を送っているわたしですが、稀にフィクションのような出来事もある。 ずっと友達だった年下の男の子とセックスした。 その時のことがフィクションめいていたので、記憶が美しいうちに書いてみたいと思う。普通の女の日常にも、こんなキラッとした瞬間があるんだな、世の中ってちょっと面白いかも、と思ってもらえればとっても嬉しいです! *** 出会って3年くらいになる仲の良い男友達がいる。簡単のために、バンビ君と呼ぼう。なぜなら彼は大変可愛らしい顔をしているから。バンビ

          熱冷シートの効能・効果

          3月のこと

          2020年の季節をたどるようにして、2021年を過ごしている。前回noteを更新したのは3月だった。ずぼらな私の二回目はこうして8月に更新されているわけだけど、このタイミングには訳があるよ。 2020年の3月は、初めて離婚という選択肢がテーブルの上に載ってしまった月だった。始まりは私が夫のカバンの中を見てしまったこと。もともと夫は会社の仲間との飲み会が多く、またそれが夜遅くまで続くことも多かった。朝方になっても帰ってこなくて、ベットの中で携帯の時計がAM 1:00、2:00

          3月のこと

          自分のために始めるノート

          平凡な人生を送っていると思っていたが、離婚で人生が変わった。 いろいろなことの始まりは、一年前の3月だった。夫との雲行きが怪しくなってから、SNSで何かを頻繁に発信することがなくなり、楽しんでやっていたインスタグラムでの友人との交流はめっきり減った。ポジティブムードに溢れるインスタの世界に訪れる気も失せていった。 それでも何か、ひとりになってしまった自分が、自分のメンタルを保つために発信したい時はあって、一時は裏アカをつくっていろいろ投稿していたけれど、それも何故か近い友

          自分のために始めるノート