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ブリジャートン家への愛を語る

こんにちは!
今日は好きなコンテンツについて書いてみるよ。

Netflix Original 作品『ブリジャートン家』はもう観ましたか?制作はShondaland:アメリカの制作会社、配信はNetflixによるもの。私は2022年4月にリリースされたシーズン2も見終えて、個人史に残る大好きなドラマになったので、今日はブリジャートン家への愛で筆を進めたいと考えている次第です!

ようこそブリジャートンワールドへ

とにかく世界観が圧倒的な作品。ドラマにして、例えるならハリーポッターシリーズの映画レベルで作り込まれていると感じた。世界観を構成する要素はいろいろあるけど、今回の記事では 1. ロケ地・セットと、2. ファッションに絞って書いてみようと思う。

ロケ地・セットの作り込みにため息

何度ため息を漏らしただろうか。まず初めに取り上げるべきはロケ地・セットの作り込み。素敵なセッティングは枚挙にいとまがないけど、特に二つを紹介して見たいと思う。

ブリジャートン家の母屋:レンジャーハウス

Bridgerton's home, Renger house

この外観嫌いなひといるの…?(圧)私は一目見て恋に落ちました。建物に対して恋に落ちることあるんだって思いますよね。落ちるんですね〜びっくり。

上流階級に相応しい堂々とした煉瓦造りの建物。咲き誇る藤の花と薔薇。正統派な美しさの中に一家の暖かさも滲み出る雰囲気があり、この作り込みに何度ため息をついたことか。麗しき一族ブリジャートン一家が住むお屋敷もまた麗しさを極めていたのでした。

舞踏会の舞台:サイオンハウス

The ball palace, Syon house

このルックス嫌いなひといるの…?(圧)申し訳ない、また圧をかけてしまいました。ブリジャートン家は有力氏族がこぞってが主宰する舞踏会の華やかさも魅力。これはシーズン2の序盤で登場する舞踏会の会場なのだけど、もとはロンドンにあるサイオンパークという公園のサンルームなのだそう。

このサンルーム舞踏会セットに使っちゃおうぜ〜!と、その発想をしたセット監督に盛大なスタンディングオベーションを送りたい。貴方様のそのセンスに脱帽。夕暮れの中浮かび上がるガラス張りのサンルームに、漏れ出すシャンデリアやキャンドルの灯り。最高かな?

ところでその天才セットディレクターはGina Cromwell(ジーナ・クロムウェル)さんという方らしいですよ。Downton Abbeyもこの方がセットのディレクションをしていたんですね。なんて才能なんだろう。この人が作り出す空間に一度足を踏み入れてみたいものですね。


ファッションが語る新世界

ブリジャートン家の舞台は1800年代のロンドン社交界。歴史に忠実に制作すれば、世界史の教科書でお馴染みの様子になるんだと思う。非現実な形のコルセットや、主張のある大きな帽子、折り重なって広がるドレスの裾、などなど。荘厳で少し埃っぽい空気感。

ブリジャートンの世界ではこれらが完全に刷新されて、全く新しい世界観が展開されている。まずはこちらがシーズン1のヒロイン、ダフネ・ブリジャートンの社交界デビュールック。

Phoebe Dynevor, as Daphne Bridgerton

これ嫌いな人いる…?おっとすみませんね、再び圧が。

エンパイアドレスのカッティングも、金色の刺繍も、羽の頭飾りも、センセーショナルな煌びやかさはある。でもそれだけじゃない。生地の光沢や、繊細なビーズやダイヤの煌めきは、現代に生きる私たちの憧れそのもの。決して古めかしくなく、むしろ新しく、それでいてクラシック。まさにファッションにおいて新世界を作り出していて、それがドラマの中の世界に違和感なくフィットしている様子に驚愕。神業かな。

そしてこちらはダフネのお母様、ヴァイオレット・ブリジャートン。

Ruth Katrin Gemmell, as Violet Bridgerton

お母様世代の衣装も個人的激アツポイント。社交デビューをする子供達の母でもあり、一族の屋敷の最も高貴な位にあるご婦人方。

胸元は襟が立って凛として、レースやショールなどで露出を遮る工夫があり。高級生地で仕立てあげられたドレスが裾が長く床に垂れ、立ち姿は女性らしい威厳に溢れている。なんて素敵なんでしょう。

これらのドレスが完全な新世界を開きつつ、世代で異なる役割や登場人物一人ひとりの心持ちをこれでもかというほど適切に表現していて。本当にいくら脱帽しても足りないので、一話につき帽子100個くらいかぶっておきたい気持ちでした。

この天才的なファッションの世界観を作り上げたのはファッション・ディレクターのEllen Mirojnick(エレン・ミロイック)さんだそうですよ。

少し長くなってきました。ブリジャートン家はこれ以外にも、音楽やメディアミックスの点でも素晴らしい作品。まだ観たことがない人は是非、一度観てみて欲しいです!

今日はここまでにしておいて、更に素晴らしい点については機会があればまた次の記事で表現してみたいと思います。

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拙い文章を最後まで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。いいなと思ってくださったら、スキ・シェアしていただけるととっても嬉しいです!

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