おおもりたま

絵描きです。

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  • 20代女子がアトリエをほぼ一人でセルフビルドした話

    DIYは得意だけど、体力や筋力は全くない人間がどうやってセルフビルドをしたのかを書いた記事のまとめです。

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20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話①

はじめまして、絵描きのおおもりたまです。 まず今回作ったアトリエがこちら。 この約9畳ほどのアトリエをセルフビルドした感想を記事にしていこうと思います。How toなどではなく、自分のようなセルフビルド初心者がどうやって作ったのか、何が大変だったのか、という記録です。 いつか似たような誰かの参考になれば幸いです。 私のDIY力がどの程度あったかまず私のことについて少しお話します。 20代、女。在宅勤務デスクワーク、運動はしない、車移動がほとんどで体力及び筋力は平均以下

    • 20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話12

      こんにちは、おおもりです。 アトリエを建てる前から、この作業が一番楽しいだろうな〜と思ってました。 まってました!パテ埋め!自身の性分的に相性がいいだろうと思っていたパテ埋めは、想定通りめちゃくちゃ楽しかったです。 単純作業を延々と続けることが苦じゃない方向け。 今回使用したものは、吉野石膏のタイガーパテ上・下塗兼用・クロス用(粉末タイプ)4kg入りです。ホームセンターで石膏ボードと同時に購入しました。 石膏ボードのパテには様々な種類があって、下塗・上塗専用だったり、す

      • 20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話11

        こんにちは、おおもりです。 石膏ボードヤスリ、ハマります。 石膏ボード用ヤスリは絶対に買うべき!壁に取り付ける石膏ボードは、スタンダードなタイプと防水タイプの2種類を用意しました。 厚みはスタンダードタイプが12.5mm、防水タイプは9.5mmです。 本当は防水タイプも12.5mm厚が欲しかったのですが、近場では手に入らなかったので断念。水場の壁はタイルシールを貼る予定なので、段差はあまり気にならないという判断でもありました。 これまでにも何度か触れてきましたが、住宅仕様

        • 20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑩

          こんにちは、おおもりです。 グラスウールは巨大厚焼き卵に見えてました。 断熱の要!グラスウール!前回の下地作りを終え、ようやく断熱材を入れることができるようになりました。 選んだ断熱材はグラスウール。これをひたすら切って詰めていきます。 グラスウールを採用した理由や、性能のアレコレについては番外編として後日投稿します。 このグラスウールを切るための専用の道具もあるらしいのですが、今後使うこともないだろうし、カッターでも切れるため今回は購入しませんでした。 ここでのポイ

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        20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話①

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        • 20代女子がアトリエをほぼ一人でセルフビルドした話
          12本

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          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑨

          こんにちは、おおもりです。 内装編の第0.5話のような話です。 いざ!内装編!の前の準備外装を完成させ、まず一番最初に取り掛かったことは内装の工程と必要なものリストの書き出しです。建物本体はキット購入したものを説明書通り組み立てていくだけでしたが、内装に必要なものは全て自分で用意し工程も考えていかなければいけません。外装編でいう組立説明書を自分で作ろう!というわけです。 私が用意したものをざっくりまとめると、断熱材・防湿シート・石膏ボード・石膏パテ・水性塗料・2×4材・羽

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑨

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑧

          こんにちは、おおもりです。 今回で外装編終了です。 重労働だった塗装作業のあれこれ屋根が完成し、細々とした化粧板やドアを設置、うっかりしていた外壁も無事貼り終えて、残すは塗装のみ!これが意外にも外装編で一番体力を使ったかもしれません。 20cm程のローラーでひたすらコロコロ。細かい部分は小さい筆や刷毛でぬりぬり。キットの外壁は一見すると木の板が何枚も貼り付けられているような見た目の合板で、表面がでこぼこしている事に加え、一定間隔で溝があります。そのため、力を入れて転がさな

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑧

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑦

          こんにちは、おおもりです。 今日は一気に進む屋根編です。 素人が野地板を貼ったら野地板とは屋根の下地材です。野地板を基盤に防水シートや屋根材を貼っていきます。高所作業&一人で持ち上げることが困難だったため助っ人(親)登場。 もはや「ほぼ1人で」なんてタイトルに相応しくないほど助太刀してもらってますね。 こちらも前回の外壁同様ロープで引き上げ、垂木の上に乗せて釘で固定していきます。脚立での作業です。 全て貼り終わっている写真がありませんでしたが、途中経過のものが以下の写真に

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑦

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑥

          こんにちは、おおもりです。 詰めが甘いことが多いです。 透湿防水シートを巻く読んで字の如く、湿気は通し水は弾くシートです。 ただの物置としてならそのままで問題ありませんが、アトリエとして使う以上断熱材は必須。そしてその断熱材や柱の保護のために透湿防水シートが必須になります。 今回使用したのはデュポン社のタイベックという製品。 透湿防水シートで検索をかけると様々な製品が出てきますが、タイベックは他製品と比べて少し価格が高い印象でした。それでもタイベックを選んだわけは、Kさん

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑥

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑤

          こんにちは、おおもりです。 高所恐怖症です。 iPhone大活躍前回トラブルに見舞われながらもなんとか壁の柱が立ち、次にやることは窓を取り付けるための窓の開口部作り。 こちらはキットの中には含まれないため、自分で窓と材を購入し取り付けることになります。(窓本体はオプションで追加することもできます) やり方は窓を購入した時についていた取付説明書+セルフビルドハウツーのサイトを参考+自己流です。 取り付けたい部分の柱を手鋸でカットします。 工芸科に通っていた経験上手鋸は得意で

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑤

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話④

          こんにちは、おおもりです。 今回はおおもりの心が折れます。 壁(柱)を立ち上げ土台へ固定する前回作った壁の木枠をよっこいしょと立ち上げてこれまたビスでバンバン固定していきます。おそらく一人でもできるかもしれませんが、やる気は全くなかったので母にも手伝ってもらいました。女二人でも苦労することなく立ち上げることができました。 1面立ち上がったら万が一倒れてこないように適当な木材で仮固定。3面コの字になるまでこのままです。 3面立ったら仮固定に使っていた材を外して最後の1面を

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話④

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話③

          こんにちは、おおもりです。 今回からいよいよ実際に建て始めていく外装編です。 土台までは基礎工事の業者さんが手伝ってくれたありがたいことに基礎工事後、建物の土台部分を一緒に作ってくださいました。 しかも断熱材まで持ってきていただき圧倒的感謝。 茶色の木は防腐処理された2×4材で、その下の基礎の隙間に断熱材を入れるのですが、ここで断熱材カットをしていた私がやらかしました。 水色の発泡スチロールのような断熱材(スタイロフォーム)って裏表あるんですね。勉強になりました。文字が

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話③

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話②

          こんにちは、おおもりです。 今回のおはなしはコチラ。 様々な選択肢があった中でセルフビルドを選んだわけ結論から言うと、希望条件が当てはまった上で予算に収まるものがセルフビルドだけだったからです。 アトリエを別棟に構えようとしたときの選択肢の中にセルフビルドはできることなら選びたくはない選択肢でした。ある程度慣れた仕事って、これから取り掛かるものの難易度やかかりそうな時間のおおよその検討がつくかと思います。セルフビルドをやったことはなくても、大変さ・実際にやって苦しむ自分が

          20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話②