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20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話⑦

こんにちは、おおもりです。
今日は一気に進む屋根編です。

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素人が野地板を貼ったら

野地板とは屋根の下地材です。野地板を基盤に防水シートや屋根材を貼っていきます。高所作業&一人で持ち上げることが困難だったため助っ人(親)登場。
もはや「ほぼ1人で」なんてタイトルに相応しくないほど助太刀してもらってますね。

こちらも前回の外壁同様ロープで引き上げ、垂木の上に乗せて釘で固定していきます。脚立での作業です。
全て貼り終わっている写真がありませんでしたが、途中経過のものが以下の写真になります。(ヤギリの壁も同時期に取り付けてます)

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この野地板貼りで苦労したのが、継ぎ目部分は一つの垂木に2枚の野地板が乗らなければいけないということでした。

あのゲリラ豪雨浸水事件で合板が歪んでしまっていたこと、素人作業による垂木の取り付け位置の僅かなズレが原因でうまく収まらず、最終的にかなり隙間が生まれてしまいました。
垂木をしっかり墨付けして等間隔に取り付けたつもりでも、固定している最中にズレたり斜めになっていたりしていたようです。

また、ヤギリも同様にロープで引き上げ釘で固定します。
外壁の引っ掛かりに乗せるため、上に上げてしまえば位置の調整だけで野地板ほど大変な作業はありませんでした。

か弱いルーフィングは風との戦い

野地板に隙間ができてしまいましたが、問題ありません。素人だからしょうがないと割り切って隙間から雨が侵入しないように防水シートを1枚増やしました。

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黒い部分がキットに同梱されている、ルーフィング(防水)シート。その下、隙間が生まれた継ぎ目部分にTさん(基礎工事担当)からいただいた謎の防水シート。
謎と言ってますが詳しい説明を忘れたしまったがための謎です。農家さんとかが使ってるとかなんとか?忘れました。

兎にも角にも本来はルーフィング1枚の防水が継ぎ目部分にもう1枚足すことができ、これで雨漏りの心配はないだろう、と一安心。

全てルーフィングを打ち終わった写真↓

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ところが翌日アトリエに向かい屋根を見てみると、ルーフィングが破けてめくれ上がっている!?もしかしてこれが噂に聞く「ルーフィング嫌い」の真骨頂かーっ!

さらに破けそうな勢いで風になびいている!と、慌てて屋根に上がり防水テープとタッカーで補修作業に入りますが、直していく反対側で新たに破け捲り上がるルーフィング。「はぁ!?そこ今直したじゃん!!?」と屋根の上をあっちこっち移動しながら補修。本当にルーフィングって腹が立つんだと感動すら覚えました。

屋根材を取り付けるまではブルーシートでしっかり覆っておいたほうが良さそうです。

夏ノ暑サニモ負ケズ屋根完成!

屋根材はアスファルトシングルという、ガラス基材にアスファルトを浸透させ、表面に石粒を吹き付け接着してある屋根材です。とネットにありました。
シート上のアスファルト、つまり日に当てるとすごく熱くなります。

かまぼこ型の形状をした屋根のため、側面は脚立での作業で暑さは然程ありませんが、上部は屋根に直接上り、燦々と降り注ぐ陽の元「怖い、暑い、怖い」と呟きながらひたすら釘打ち。ルーフィングも黒いため、火傷と熱中症に注意しつつ作業しました。

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屋根はこの他に唐草をつけるなどの加工を経て計12日ほどで完成
高所恐怖症でなければ、野地板貼りの作業以外は1人でも苦労せずできると思いました。

蛇足

屋根上部での移動は匍匐前進でへばりつきながら頑張りました。

次回は「塗装作業のあれこれ」「外装の完成」編です。

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