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20代女子がアトリエをほぼ1人でセルフビルドした話②
こんにちは、おおもりです。
今回のおはなしはコチラ。
様々な選択肢があった中でセルフビルドを選んだわけ
結論から言うと、希望条件が当てはまった上で予算に収まるものがセルフビルドだけだったからです。
アトリエを別棟に構えようとしたときの選択肢の中にセルフビルドはできることなら選びたくはない選択肢でした。ある程度慣れた仕事って、これから取り掛かるものの難易度やかかりそうな時間のおおよその検討がつくかと思います。セルフビルドをやったことはなくても、大変さ・実際にやって苦しむ自分が想像できてしまいました。
アトリエの希望条件
・部屋の広さは9畳くらい
・豪雪地帯の冬を乗り切れる断熱性能と丈夫さ
・電気、水道(画材を洗うための流し台)
アトリエ候補に上がったもの
・ミニログハウス
購入を検討していたものの本体価格は約166万円。
電気水道は問題ありませんでしたが、ログ材の厚みが70mmとそのままでは冬場を過ごすには厳しいため断念。
費用も本体価格に加えて送料+建ててもらうなら大工さんの人件費+基礎工事etc.と予算ギリギリの割にあまり満足のいくものは出来そうにありませんでした。
・コンテナハウス
上記の希望条件をお伝えして見積もりをいただいたところ、かかる費用は約300万円+送料。
全て工場で製作したのち設置するので工期は実質1日とすぐにアトリエとして機能することがメリットですが、やはり高い。規格サイズがあるものなので部屋の大きさや比率が不自由なことも使いづらそうで断念。
・その他タイニーハウスやキット小屋
全部値段の割に狭い!小さい!却下!!
と、こんな感じで選択肢はセルフビルドしか残されていませんでした。
ハーフビルドは上記の人件費問題+だったらいっそ全部作ってほしい、と除外。
しかし設計図を書く気はない
建築知識がゼロの私が一から設計図を書けるわけもなく、やはり何かキットになっているものを購入しようと探した結果辿り着いたのは物置小屋でした。
バイクや車が入るような大型のもので、私でもカスタムできる木製製品。
ネットで調べ続けようやく見つけたのは長野県の会社で「長野県なら雪問題もなんとかなるのでは!?」と早速問い合わせ。
株式会社グリーンベルのバークレーという製品です。
プレカットされている2×4材を付属のビスや釘で打って組み立てていくだけのお手軽さ、本体代は100万円を切る安さ、何より見た目が可愛い!
前回登場した現場監督さんにも相談し、断熱面の施工も問題なし。雪問題も垂木という屋根の骨組み部分を増やすことで解決できそうでした。
「うん。可愛いからモチベ上がるし、ビスで止めていくだけだからなんとかなるっしょ!」(内装編で地獄をみます)
実は9割セルフ、残りの1割は・・・
そんなわけで腹を括った私でしたが、絶対にこれだけは自分でやりたくない!というものがありました。それが基礎工事です。
土を掘って水平をとり、独立基礎を埋めて(又は布基礎を作る)地面を均す。水平をとることもそうですが、そんな重労働この私にできるわけがない!適材適所、水平のとれた安心安全な土台を作るためにも業者に依頼しました。
そして完成した基礎がこちら。
水道の配管も同時進行で完了しました。いよいよセルフビルドの始まりです。
まとめ
少ない費用で希望の物を手に入れるには自分で作ってしまうのが一番ですね。
次回は「土台の完成」「部品は先に組み立てる」編です。
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