たま子✳︎晶

■ユニバーサルカラーデザインを含む色彩企画を提案しています。 ■心の庭®︎を満たすことを…

たま子✳︎晶

■ユニバーサルカラーデザインを含む色彩企画を提案しています。 ■心の庭®︎を満たすことをゴールとする服装計画「いでたちプランニング®︎」をご提供しています。 https://shikisailife.jp

マガジン

  • ルールに縛られた無法地帯「フォーマルウエア」

    フォーマルについて改めて学ぶ機会がありました。 以前から釈然としないルールなど、色々と思うところがありましたので、つれづれなるままにそのようなよしなし事をそこはかとなく書きつくろうと思います。

  • 心の庭を満たす服装計画「いでたちプランニング」

    ファッション診断、断捨離、イメージチェンジの前にぜひとも知ってほしいことをお伝えしています。 服に関する悩みは、色々な思いが交錯しています。 好み、価格、体型、センス、周囲の評価、収納スペース、資源問題 … 「いでたちプランニング」はこれらを整理してあなたの心の庭を満たす基準に気づいていただくためのプログラムです。 服には ・機能的役割 ・感性的役割 の2つの役割があり、人によって時と場によってその配分は異なります。 この2つの役割と人からの評価、情報、予算が混在して、自分がどうしたいのか、何を選んだら良いのかが分からないことが服の悩みや迷いではないでしょうか。 「アドバイス前に服装が変わりました」 というお声をたくさんいただいているプログラムです。

  • 色彩企画 ◆ 色彩のしごと

    色彩というと「オシャレ・センス・ファッション」と連想されることが多いのですが、理論的なことに基づいて衣食住、さまざまなシーンで私たちに関わっています。 こんなテーマで仕事をしています。

  • 12ヶ月の四季彩事典

    色彩を知ると様々な世界が広がります。 皆さんにその一端を楽しんでいただきたいこと、色彩検定を目指す方はとどうしても試験に合格することが目的となり、このような色彩の妙は二の次になりがちであることから、この四季彩事典を作りました。 その月の色のイメージ、和・洋色名の由来、心理的効果、あしらい方などを記しています。 受講してくださる方の捉え方もそれぞれで「古典色名から漢字に興味を持って、漢字検定を受けることにしました」と打ち明けるスタイリストさんもいらっしゃいました。

  • たま子のいっぴん

    友人が私の選んだものを面白がってくれて、それらを一覧で見ることができる「たま子のいっぴん」を作っては?と提案してくれました。 ささやかな自己満足にすぎないものばかりのつもりでしたが、そのように言っていただけるなら満更でもない。 “お1人でもどなたかに褒めていただいたもの”という条件にご披露していきます。

最近の記事

  • 固定された記事

たま子のプロフィール

1963年愛媛県生まれ 東京都在住 着物の仕事がきっかけで色彩について学ぶようになり現在に至ります。 大学卒業後、「撫松庵」にて着物を扱う仕事を通して配色に興味を持ち、色彩を学びました。 色彩は衣食住や景観に関わることを実感し、景観を損ねていると感じた「サイン・ディスプレイ」についても並行して学び、屋外広告物の設計・デザインに携わりました。 ・1989年 独立 色彩の一分野である「パーソナルカラー」を生活に取り入れることにより、ワードローブ (手持ちの服)の管理がしや

    • ルールに縛られた無法地帯

      機会があってフォーマルスペシャリストとなりました。 以前から、 どうして同じ場で新郎はタキシード(夜の準礼装)、父親はモーニング(日中の礼装)なんだろう…?  と疑問に思っていました。 今は「ロングタキシード」なるものもあり、これらは日本独自のスタイルだそうです。それも全くタキシードではないのに、検索でヒットするための苦肉のネーミングとか。 歴史とともに式の位置付けも変わってくるし、時代の価値観も変わります。 フォーマルの基準も変化して当然です。 世界史の「サンキュ

      • 「配色アレンジメント」満足できる配色を作るために

        私は、着物の配色が上手に(自分が納得いくように)できるようになりたいと色彩を学びはじめました。 それが案外、 配色そのものを学べる講座が少ないのです。 ほぼ、色々な理論の中に一部配色の項目があり、テキストはこんな感じ。 現実に配色を考える場合、色だけでなく形や素材感、色のバランスなどがあるので、これだけでは活かすことが難しいのです。 それかパーソナルカラーに基づいたもの。 パーソナルカラーのタイプ分けはとても有意義ですが、 「あなたはこのタイプ」「私はこのタイプではな

        • 真っ赤な真実って!? 色名をつかった慣用句

          日本語を学ぶ人たちに「色を使った日本語の慣用句」についてお話ししました。 「真っ赤な嘘」って?その色とは直接関係はないのに、どの国でも色で表現する慣用句があります。当たり前に使っていますが、外国人から見ると理解できない表現もあります。 「真っ赤な嘘」は「明らかな嘘」を意味しています。写真の「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」はこの「真っ赤な嘘」をもじったものです。 この本は、プラハにあるソビエト学校での思い出とソビエト崩壊後にその旧友をさがし尋ねた著者米原万里氏のドキュメン

        • 固定された記事

        たま子のプロフィール

        マガジン

        • ルールに縛られた無法地帯「フォーマルウエア」
          2本
        • 心の庭を満たす服装計画「いでたちプランニング」
          18本
        • 色彩企画 ◆ 色彩のしごと
          15本
        • 12ヶ月の四季彩事典
          7本
        • たま子のいっぴん
          37本
        • 服のお直しはセミオーダー、そして踏み絵
          20本

        記事

          四季彩事典 7月

          7月 濃い青 : 藍色 (あいいろ) / インディゴ    ここ十数年くらい、夏になると浴衣を着る人が徐々に増えてきました。  現代の浴衣は、色も模様もバリエーションが豊かで、レースやパール、ビーズをあしらったものや洋服のデザイナーがデザインしたブランド浴衣も人気があります。でも、浴衣で連想するのはやはり藍染ではないでしょうか。  浴衣は、平安時代に上層階級の人々が入浴の際にまとう湯帷子(ゆかたびら)という麻衣が始まりです。江戸時代初期の頃には庶民の夏の普段着になっており、

          四季彩事典 7月

          四季彩事典 6月

          6月 青みの紫 : 葵色 (あおいいろ) / モーヴ      梅雨の暗くじめじめした気候は、明るく爽やかな色で気分転換したいところですが、実際にこの季節がやってくると不思議とグレイがかった色や紫系の色に心が落ち着きませんか。   紫は、可視光線(太陽からの電磁波の中で、人が見ることのできる範囲の光線)の中で最も波長の短い色であり、化学作用の強い紫外線に隣接しています(紫外線になると人には見えなくなります)。  それを本能的に知ってか知らずか傷病の時に人は紫を求めることがあ

          四季彩事典 6月

          四季彩事典 5月

          黄みの緑 : 萌黄色(もえぎいろ) / シャルトルーズグリーン  緑眩しい季節。実は最も紫外線の強い時で、木々の葉も光合成が盛んで新緑の美しい時期です。思わぬ暑さに慌てて夏物を引っ張り出すこともありますね。とはいえ気候は比較的安定しておりゴールデンウィークも到来するため、外へ繰り出す機会が増え緑いっぱいの木々や草花に囲まれることも多くなります。この時期の緑は深く繁った緑、というよりもまだ若い黄みの緑です。 もえぎ色は、萌葱、萌木などとも書かれ、緑みの色でも微妙なニュアンスが

          四季彩事典 5月

          なりたいイメージに気づく、そしてそれを伝えるために

          「当事者力」の著者、奈良 里紗さんとのご縁で、理事長をしていらっしゃる視覚障がい者ライフサポート機構viwaでワークショップをしました。 洋服選びの際に、同伴の方や店員さんに希望のイメージを伝えるための ■「なりたいイメージに気づく、そして伝えるためのキャッチフレーズを作る」 https://www.viwa.jp/2024/04/viwa-beauty.html というワークショップです。 洋服というと、「好き」なつもりでも体型のコンプレックスを隠すことが目的になっ

          なりたいイメージに気づく、そしてそれを伝えるために

          亜種のボヘミアングラスと出会う

          チェコといったらボヘミアングラス。 少し前にお気に入りのグラスを割ってしまったので、買い足すならせっかくだから、チェコ旅行でボヘミアングラスを探そうと思う。 ボヘミアングラスというと、切り子の細かなデザインか、エッチングされた模様のものが一般的。 昔は贈答品として流行ったようで、実家でもいくつか見つかる。 実は私はシャープな研ぎ澄まされたガラスよりも、若干ひずみのある厚みにムラのあるガラスで、なだらかな曲線が好き。気に入ったのが見つかるだろうか。 重さも嵩もある上に、割

          亜種のボヘミアングラスと出会う

          「似合う色」とはこういうこと … カラー診断時に見るポイント

          自己診断は当てにならない、プロでも人によって診断が異なる… それではどうすれば良いのでしょうか? 自分のセンスの合うプロを見つける質問に対して丁寧に答えが返ってくるのがプロ自分もしっかり見る

          「似合う色」とはこういうこと … カラー診断時に見るポイント

          似合う色とはこういうこと … カラー診断の結果が違うのはどうして?

          これはよく聞く話です。 私自身これまで3つそれぞれ別のタイプに診断されたことがあります。 と聞くと 「カラー診断は意味があるのか?」 という疑問が芽生えます。 ネットで 「カラー診断を信じる(信じない)」 という一文を見つけたことがあります。 意味がある・ない、信じる・信じないというよりも、 私はカラー診断を取り入れて「心の庭が満たされたか・否か」が大切だとお伝えしたいです。 この図のように、しずく型は同じ色ですが、周囲の色によって見え方が変わってきます。 この現象

          似合う色とはこういうこと … カラー診断の結果が違うのはどうして?

          下北沢で見つけた 亀石みゆきさんの映画感想ノート

          駅が改装されてから初めて下北沢に行きました。 ■BONUS TRACK https://bonus-track.net/about/ という一角が面白い! そこの本屋さん ■B&B https://bookandbeer.com で、こんな映画の冊子を見つけました。 作者は ■亀石みゆきさん  私はこういう映画の感想などをイラストで描く人になりたかったなぁ 下北沢は気になる街ですが、なかなか足を運ぶ機会がありませんでした。 機会を作ってまた探検に行きたい !

          下北沢で見つけた 亀石みゆきさんの映画感想ノート

          「似合う色」とはこういうこと … 自己診断は当てにならない

          多分、自己診断の最初の質問はこれでしょう。 「あなたの肌の色はA? B? 」 すると大半の方が 「私は東アジア人だから、肌は黄色で髪と眼は黒」 を選択して次の項目に進みます。 これがそもそも間違いだと思ってください。その理由は後述します。 そしてさらに 「Cの色とDの色、どちらが似合う?」 の質問。 そもそも、それを知りたいから診断しているのでしょう? と内心もどかしく感じます。 今は書籍でもネットでも自己診断のツールがあるため、何も決して安くない料金を払ってまで

          ¥500

          「似合う色」とはこういうこと … 自己診断は当てにならない

          ¥500

          本当の「好き」に気づくために③ 「ミセス・ハリス、パリに行く」の衝撃

          私のプログラムでまずご紹介する映画です。 「ミセス・ハリス、パリへ行く」 https://www.youtube.com/watch?v=uUxtonmCxvk ディオールのオートクチュールのドレスは、生活に追われている彼女の生活には必要なものではありません。そもそもその費用を捻出するのは並大抵ではありません。 それでも 「ディオールのドレスがほしい」 という強い情熱、これが 究極の好きです。 ぜひ動画でこの高揚感を味わってください。 前述したように、 私たちは「

          本当の「好き」に気づくために③ 「ミセス・ハリス、パリに行く」の衝撃

          折れたブローチ、調整不可のバンド…不可能が可能に!

          以前、引き出しの取っ手の加工をお願いした問山さんに、またまた修理・加工をお願いしました。 https://note.com/tama0o_o0/n/n28216349c2a0?magazine_key=m247876ebe144 今回は、問山さんの会社名の公募の返礼品(?)としてご好意での修理・加工でした。 ■問山さんのサイト https://nxmqi.hp.peraichi.com/toi_x いやいやいや、技術者にこんな小物をお願いするのは畏れ多い(と言いつつ託す私

          折れたブローチ、調整不可のバンド…不可能が可能に!

          「似合う色」とはこういうこと …こうほめられるのが似合う色

          「あら、その色お似合いですね」と声をかけられることがあります。 前述の通り、「似合う」の定義も様々です。もちろん実際調和していることもありますが、 色の印象が強いと「着ている服の色そのもの」を話題にされる場合が多いです。 私の体験上、色がその人と調和している場合、 着ている服の色そのものよりも、肌や雰囲気などを漠然とほめらる傾向があります。自分としては、いつものメイクだったり服装だったりするのに と曖昧なほめられ方をする場合、着ている服を見直してください。 それがあ

          「似合う色」とはこういうこと …こうほめられるのが似合う色