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たま子のいっぴん

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友人が私の選んだものを面白がってくれて、それらを一覧で見ることができる「たま子のいっぴん」を作っては?と提案してくれました。 ささやかな自己満足にすぎないものばかりのつもりでした… もっと読む
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下北沢で見つけた 亀石みゆきさんの映画感想ノート

駅が改装されてから初めて下北沢に行きました。 ■BONUS TRACK https://bonus-track.net/about/ という一角が面白い! そこの本屋さん ■B&B https://bookandbeer.com で、こんな映画の冊子を見つけました。 作者は ■亀石みゆきさん  私はこういう映画の感想などをイラストで描く人になりたかったなぁ 下北沢は気になる街ですが、なかなか足を運ぶ機会がありませんでした。 機会を作ってまた探検に行きたい !

折れたブローチ、調整不可のバンド…不可能が可能に!

以前、引き出しの取っ手の加工をお願いした問山さんに、またまた修理・加工をお願いしました。 https://note.com/tama0o_o0/n/n28216349c2a0?magazine_key=m247876ebe144 今回は、問山さんの会社名の公募の返礼品(?)としてご好意での修理・加工でした。 ■問山さんのサイト https://nxmqi.hp.peraichi.com/toi_x いやいやいや、技術者にこんな小物をお願いするのは畏れ多い(と言いつつ託す私

割れたカップから心に映るよしなし事を

てなわけで大切なティーカップを割ってしまい これを金継ぎするか思案中なので、新しいカップを探しました。 とにかく直感で気に入るものです。 ( &お手頃 ) そして見つけたのはこちら。 チェコに近いドイツのバイエルン州レハウという街のメーカーの品です。1880年創業で1992年に廃業したそうです。 ヴィンテージとしてや陶器としての価値はないかもしれませんが、私にとってピンとくるかどうかが大切。 ここのところ食器をネタに書いていますが、 私は食器に凝る方ではありません

出自はそれぞれなのに、合うような気がする

食器を見るのは好きですが、高価なものは購入しません。 だってこんなことになるから… これは珍しく(私にとっては)高価なティーカップでした。 オリエンタル調のカップを探してやっと見つけたものです。 実はこの前日にこれまた(私にとっては)高価なグラスを夫が割ってしまった… どちらも金継ぎしようかと取り敢えず保管しています。 ソーサーは無事だったので 何となく急須を置いてみたら、いい感じに思える。 これに九谷焼の金花詰のカップを合わせてもいい感じに思える。 全く脈絡の

イエスの幸せ ◆ ラトゥール「大工の聖ヨセフ」

「ささやかな日常こそ幸せである」という意味のことばを時々聞くが、この絵を見ているとそういう思いで泣けてくるのである。 歴史的な大人物で、崇められ迫害され波瀾万丈な人生を送ったイエスと、時に情けない脇役としてぞんざいに表現されることの多い父ヨセフ。 この絵の素朴さや父を見つめるイエスのあどけない眼差しに、彼らにも温かく平穏な生活があり、それがいかに大切なひとときであったのかをしみじみ感じるのである。 私のキリストのイメージは遠藤周作の「死海のほとり」に出てくる実に控えめな凡

レトロ小引き出し 金具を塗装できるか

実家の裁縫用の小引き出しが使われずに置いてあったので、自宅に持って帰りました。物心ついた時には既に家にあり、母が裁縫道具を入れていた懐かしいものです。 金属って着色できるの? できたとしてもこんな細かい部品を自分で塗ることができるの? そこで問山さんにお願いすることにしました。 問山さんはフリーエンジニアですが、バイクを組み立てたり友だちの家電を修理したりバイオリンやバイオリンのケースを修理したり…とにかく何でもできる方! そして仕上がりました。その作業工程はこちら↓

くるみ割り人形のジャズアレンジ

「おっ、これはくるみ割り人形では!? 」 たまたま入ったお店のビッグバンドのBGM。 便利な世の中でShazamでアルバムがすぐ分かる。 ■ LES BROWN 「Nutcracker Suite」 https://www.youtube.com/watch?v=00-beiaG6y8 今まで知らなかった~。 私の音楽の趣味は1950年代くらいまでで止まっていて(生まれたのは1960年代ですっ)、なかなか趣味を分かち合える同志に巡り合えません。 でもクリスマスシーズンは

グリーンのブーケが美しくて

色とりどりの花も好きですが、私は葉っぱも好きです。 ある時、骨董通りのショップの開店祝いがグリーンだけというのを見つけて、かっこいいなぁと思いました。本当にお花がなくグリーンだけなのです。 友人のライブのお手伝いをするに当たって、グリーンで会場を飾ることをしてみたくなりました。 予算も限られているので、我が家のスワッグやほとんど野生化しているローズマリーやアイビーを使って何とかならないか… 友人のお連れ合いが生花店経営の経験者なので友人に相談をしたら、なんとご本人が野

ケーキスタンドというものの存在を知る

玄関近くの小物置き台が欲しいと思って、あれこれ検索していくうちに、ケーキスタンドに行きつきました。 その中でピッタリきたものですしかも当時清澄白河に店舗があり、実物を見て購入することができました。引っ越し後は寝室の飾り棚として使っています。 こうして撮影すると、床をヘリンボーンにしたいと思う気持ちがおさまりません。

銀座鈴屋の栗甘納豆

友人宅のおよばれに選んだ銀座鈴屋の栗甘納豆。 歓声の上がるような美しいケーキも魅力なのですが、最近デザートまでお腹が持たない…つい現実的なことを考えてしまいます。 素材そのままの二種、輝くように並ぶ様に惹かれました。

謎のカルトナージュ、その真相は…?

これはなんでしょう? 大きな用紙やボックスファイルのストックなど、不揃い感満載の棚。 目隠しがあれば、と思いました。 ブックエンドでも代用できそうですが、高い場所なので重いものは使いたくない。見た目も気になるので ゆみぽんこと植竹裕巳子さん https://instagram.com/yumiyumi.com23?igshid=MzMyNGUyNmU2YQ== にカルトナージュをオーダーしました。 素人なので頭で簡単に考えてしまいますが、強度のことなど考慮していただ

カーテンからスカートも

カーテンを選ぶ際に、全く違うイメージを考えていたのに、この生地を見た瞬間 これしかない!と決めてしまいました。 元々は出窓用に作ったカーテンですが、 今回掃き出し窓に付け替えることにしました。 当然サイズが合いません。 お得意のリメイク(といっても、お店に依頼)で窓に合わせるか、 いや、手間と費用をかけて切り刻んで思い通りにならなかったら 目も当てられない… 友人のインテリアコーディネーター Echit 浅野佳代さん https://echt-tokyo.com

今ひとつな白を染めてみた

既製服の色のバリエーションには、大体黒と白はあります。 だんだん黒を重く感じるようになってきたお年頃… 他の色が気に入らない場合、白を選ぶことが多いです。 でも白の具合によってはなんだか寂しく見えることがあります。 そういう服が何着かあったので、染めてもらうことにしました。 昔、自宅で洗濯機で染色をしたことがあるのですが、洗濯槽は染まるし時間はかかるしで私には大仕事でした。大きなタライや鍋を買うもの邪魔になりそう… ネットで探すと色のバリエーションが決まっている染色サービ

「腰の丸い人の服装計画放浪記⑦ シミをペンダントにしました」

帰省しては母の洋服を整理しています。 洋服の廃棄についてはもう国際的に社会問題になっていますが、実家も例外ではありません。 でも、必要な服の軸が決まっているので、選別は結構スムーズです。(でも多過ぎ💦) ・母の好みであること ・母がイキイキと見えること ・湾曲している腰をカバーすること ・着脱がしやすいこと ・襟ぐりが開きすぎないことそして ・新しく買わないこと(でもみみっちくならないこと)母は物を捨てられない世代です。洋裁を習っていたこともあり、あれこれリメイクをしては