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石徹白Life1775日目【2022年の6基目。愛農かまど作りワークショップ1日目in岐阜県郡上市高鷲町】2022年10月28日(金)朝7時30分、

現場に到着して、施主の谷口さん夫妻と参加者のカオルさんと氏神様へご挨拶へ向かいました。

朝の清々しい空気と清掃の行き届いた境内は、
本当に気持ちが良くて、凛としたもので心身が満たされました。



すぐそばを流れる長良川も美しく、
なんと、川原には細かな砂があるじゃないですか。

入れ物が無かったので、ちょうど良いとばかりに、
私が着ていた白装束に包んで少しいただいて帰りました。

静けさの中に、地球からの贈り物をいただいて、
感謝と喜びに満たされました。

さて、今回の現場は台所の隣にある室内の土間です。
もともとは漬物などを置いていた場所のようですが、
壁を部分的に抜いて、カウンターのようになって台所とつながっています。

「日常的に愛農かまどを使っていきたい。
火のある暮らし、エネルギーを自給して、お米を炊きたい。」

そんな施主の想いを受けてのワークショップ開催です。

参加者は大人5人(日帰り1人と3日間通しが4人)+子ども2人で他に伝承者の私、スタッフとして妻(6.5基の設置経験あり)、施主ご夫妻などを含めると賑やかです。

市内外からの参加者が9時に集まって、顔合わせと全体スケジュール、参加目的などを話しました。


室内の壁や出入り口のサッシに養生シートを張ったり、
階段は段ボールで汚れないようにしました。

掃除や養生は、意識的に丁寧にします。
それは、かまどが完成したら他はどうでもいいということはないからです。
かまども人も、家も、食べ物も、
単体で存在できるものは1つもありません。

つながりに活かされている存在ですから、
場を整えて、心地よくしておくことは、かまどに入る氣も素晴らしいものになります。

10時30分、位置確認の墨出しも終わり、
煉瓦を積み始めました。

セメント、砂、消石灰(粉)、水を混ぜて、煉瓦のつなぎを作ります。
今回は赤煉瓦を使いますので、約200個を設計図に沿って電動グラインダーなどで削っていきます。


初めての方には、ケガをしないように安全な使用方法もお伝えしつつ、あとは慣れていくばかり。直線断ちからはじまり、3日目の終わりには曲線もできる職人芸となります。


夜18時ごろ、6段目まで積み上がり、1日目の作業は終了です。
温泉に入ってほっこり。


ワークショップ期間中の食事は施主の谷口智一さんが作ってくださいました。
めちゃくちゃ美味しい!!疲れた身体に沁みます。ありがたや~。

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