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石徹白Life2012日目【里芋と黄檗】昨夜だったか、今日の昼間だったか夢を見た。

どこかのお宅で里芋の煮物を食べていた。息子がトイレに行くときに、うっかり器をひっくり返して煮物が全て床に落ちた。
老婆と私はその上に手拭を置いてつぶれて平らになった里芋を眺めていた。

2人で落ちたものでさえ大事にしているという話をした。

食べ物を大切にするというメッセージかと思いきや、
これは別の前兆だったようだ。

というのも、今朝、私は玄関から外へ出たところの段差で右足首を捻挫したのだ。

いたた。

しばらくの間、うずくまって自ら手当をして様子を見ていたが、中学高校時代に部活でバスケットをしていた頃にさんざん捻っていたのが思い起こされた。

この時点で残念ながら午前中から山へ行く予定は吹っ飛んだ。

そして、かみさんに患部を含めて足や背中など體全体を診てもらったら、あちこち硬くなっていたようだ。

ちょっとずつ解してもらって、そのまま眠りこけた。
疲れもたまっていたのだろう。

梅雨時の貴重な晴れ間を無駄にするような残念さと、
まあしょうがないという諦めと、あれこれ溜まっている外仕事を放棄できる理由と。

突然ではあるが、ゆっくりとした休日になった。

子どもたちは、自分たちで弁当を作って遊びに出かけた。
ホッとするような、巣立ちの練習のような。
ま、それは置いといて。

昼過ぎから、湿布(里芋パスタ)を初めて作ってみた。
里芋の粉がどこかにあったはずだが、見つからない。


本棚にあった『家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法(改訂版)』– 1978年、東城百合子 (著)を引っ張り出して、捻挫のページを確認した。

台所にあった里芋の皮を剥いて、生姜と小麦粉を混ぜて軽く練る。患部にできあがったパスタを貼り付けるとヒンヤリ気持ちがいい。


また眠って安静を保つ。
腫れたり悪化はしていないようだ。


夕方から花畑の作業にでかけて、地面に座ったままいくつか花を植えた。

何でもないようなことができる日常のありがたさを感じつつ、
周りの人や家族の世話になることもあるという当たり前のことを改めて思い出した。

夜は先日、採取して乾かしておいた黄檗(キハダ)の樹皮を粉砕して、小麦粉と酢でパスタを作って貼り付けてみた。

布団の中で散らかることがないように、手拭だけでなく、大き目の靴下をはいて眠ることにしよう。

手足は動く。ゆっくりだが歩くこともできる。
體と心の響きあいを味わいつつ、焦らず回復を待ちましょう。

転んでもただでは起きない貪欲さが吉となりますように。

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