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何処かで誰かが語っていた。

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#アート

Archi Future 2018

Archi Future 2018

2018.10.26(Fri.)
Archi Future 2018
毎年行ってる気がするイベント.今年も面白いレクチャー目白押しでしたが,中でも圧倒的に面白かった(自分の最近の興味関心と近かった),池上高志さん×豊田啓介さんのレクチャー「Massive Data Flows」のまとめと雑感を織り交ぜたものを(長め,そして聞いてないと分からない気がする).

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「Massive Data

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「セルゲイ・チョーバン 建築ドローイング展」

「セルゲイ・チョーバン 建築ドローイング展」

18.06.23(Sat.)
「セルゲイ・チョーバン 建築ドローイング展」
@東京アートミュージアム

ロシア人建築家であるセルゲイ・チョーバンのドローイング展。この展覧会を知るまで全く存じ上げなかったのですが、ドローイング力がとても魅力的。
(写真はネットに落ちてたやつですが、展示にもありました)
執拗に人間の頭部をモチーフにした作品や、パンテオンや古典主義的な建築をモチーフにした作品が多い。ヒ

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「ラファエル・ローゼンダール:ジェネロシティ 寛容さの美学」

「ラファエル・ローゼンダール:ジェネロシティ 寛容さの美学」

18.04.30(Mon.)
「ラファエル・ローゼンダール:ジェネロシティ 寛容さの美学」
@十和田市現代美術館

インターネット空間を発想と表現の場とするアーティストであるラファエル・ローゼンダール。
その誰もがアクセスでき、楽しむことができるという寛容性generosityに主眼を置いていることが良くわかる作品たち。
没入的なインスタレーションや体験型の作品は、分かりやすく入り込みやすい一方で

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絶対と関係と野生の間

絶対と関係と野生の間

2018.02.04
3つの展覧会を駆け足でハシゴしての雑感。

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「紙の上の建築 日本の建築ドローイング1970s―1990s」
@国立近現代建築資料館

毎度お馴染み毛綱毅曠さんのドローイングが異彩を放ち過ぎてあれですが、個人的には同時代の建築家の影響が伺える藤井博已さん(アーキズーム/ノン・ストップ・シティ)や鈴木了二さん(ダニエル・リベスキンド/マイクロメガス)が興味深い。

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「Parallel Session 2017」

「Parallel Session 2017」

過去の建築イベントの感想まとめ。

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2017.10.22(日)
「Parallel Session 2017」テーマ“動く、動かない”
@建築会館ホール

日本建築学会が主催する、昨年度のパラレル・プロジェクションズ2016に引き続き今年も開催された建築イベント。
昨年は年齢制限で出られなかったので、今年から初参加。

今回は伊藤祐介と昨年からずっと続けていたプロジェクト「Perso

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『反重力建築の姿と世界』

『反重力建築の姿と世界』

過去のレクチャーイベントの感想まとめ。

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17.10.15(Sun.)
「反重力建築展」
レクチャーイベント『反重力建築の姿と世界』
@四谷アートコンプレックスセンター

ANOMaRY Studio・建築芸術家として活動なさっている姉咲たくみさんによる構想から7年越しの個展「反重力建築展」とそのレクチャーイベントにお邪魔してきました。

レクチャーイベントは姉咲さん×押山くんの対談

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「フランス人間国宝展フォーラム」

「フランス人間国宝展フォーラム」

過去のトークイベントの感想まとめ。

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2017.09.16(Sat.)
「フランス人間国宝展フォーラム」
@東京国立博物館 表慶館

フランスにて日本の人間国宝に影響を受けて、1994年に策定されたメートル・ダール(Maître d’Art)は、フランス伝統工芸の最高技術者に与えられる称号であり、この展覧会はメートル・ダールの称号を有する作家を中心に15名の作品が展示されている。

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