私の考える “関係人口” とは
こんにちは、地方公務員の新家です。北海道猿払村に勤務しています。
今日は、関係人口の正体を探ってみます。
探った理由は、clubhouseで「関係人口とは」という話題になって、自分なりの考え方をお話ししたのですが、改めて記録しておこうと思いました。
では、関係人口とはなんでしょう。ぼんやりとこうだろうなぁとは浮かんではきますが、はっきりと「こうです」とはなりませんね。
仕事中はというと「関係人口は増えてきています。」とか、「ぜひ、猿払村の関係人口になってください。」といった会話は生まれません。
文字としては行き交っていますが、会話の中ではそんなに出てこないというイメージです。
関係人口とgoogleで検索して、トップのページをクリックすると。(『関係人口』ポータルサイト)
図を見ると、地域との関わりと、地域との関わりへの思いが強いことが関係人口と定義されていることがわかります。
観光で来ただけでは、交流人口であって関係人口ではないということですね。
同じく総務省のポータルサイトで紹介されている全ての事例で、地域との継続的なつながりとして紹介されています。
総務省としては、継続的に地域に関わりを持つということに重きを置いているようです。交流人口と定住人口の間という説明もできるかもしれません。
二地域居住、仕事で夏には村で生活、昔住んでいた、イベント開催で定期的にやってくるなどなど、色々な形がありそうです。簡単に定義づけたり、一律に一覧表を作るのは困難そうですね。
戻りまして、総務省が課題と捉えている「人口減少・高齢化による、地域づくりの担い手不足」を関係人口と呼ばれる地域外の人材に担ってもらうということですね。
では、どうすれば猿払に住んでいない人材に猿払を盛り上げてもらえるでしょう。
では、猿払のファンとは何か。私がパッと挙げるとしたらコチラのとおり。
などなど、これらが組み合わされば関係人口と言えるのでないでしょうか。
私が仕事で取り組んでいることも、自然と関係人口の創出につながっていると思います。
ふるさと納税、移住施策、新商品開発、観光推進などなど
私が個人で取り組んでいることも同様に、関係人口の創出に少しはつながっていくかと思います。
SNSの運営(Twitter、Instagram、Facebook、note)を通して、猿払のプロモーションを行なっています。また、撮りためた写真を活用して、カレンダーの制作販売を行なっています。
ということで、関係人口を創出しようと意識しなくても少なからずつながっていることと思います。
ただ、今の時代を各自治体が乗り越えていくためには、もう一歩先の取組みが必要になってきているのかもしれません。
あえて言葉を使うと“関係人口を意識した取組み”ですね。言い換えると、猿払における人材不足、担い手不足を理由とした課題を解決するための取組みとなりますでしょうか。
いろいろと先行事例はありますし、魅力的に映る取組みはたくさんあります。限りある人、資源、資金で何が効果的かつ効率的にできるのかしっかりと考えていきます。
今後は、ココを見極める力が試されると思います。
一歩目は “おてつたび” の取組みとなりそうです。
まとめ
いろいろと書いてきましたが、改めて国がいう関係人口とは、次のとおり。
簡単にコレと定義づけられる言葉ではなさそうで、“猿払のファンづくり”につながる取組みが、いわゆる関係人口の創出につながりそうです。
上の項目の中で、2点以上当てはまったら既にあなたは猿払の関係人口です。
ということを、“新家的関係人口の定義”とさせていただきます。
関係人口 = 地域のファン
関係人口の創出 = 地域のファンづくり
仕事ではもちろん、個人の取組みでもファンづくりにつながる取組みはできると思います。一歩先の取組みに向けて、コツコツと勉強し実践できるように努力していきます。
皆様の力で、ぜひ各々の地域のファンを増やしてきましょう!
\目指したい猿払村の将来像/
魅力的なヒト・シゴト・コトが溢れる
猿払村があらゆる人に選択される
村民誰もが心身共に健康
誰もが生きがいを持って暮らし続けられる
では、また
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