終末はいつも修学旅行の夜みたいな感じ
「世界の終わり」というものに定期的に触れないとならない。
これは別に地球崩壊という意味ではないし、そういう名前のバンドを聴くという話でもない。
自分の世界、現状の暮らし、今送っている仕事のおしまいだ。
大した哲学じゃない。
僕も付き合っていた娘とは永遠にいると思っていたし、何となく大阪にずっと住んでいる気がしたし、バンドは解散せずに四人が離れることはないと信じていた。
これらの世界はすべて粉微塵に崩壊した。
忘れがちだけど『今の日々』は、未来にも将来にも伸びていない。