たくにゃんの『ぽろぽろ日記』

移り変わる日常からぽろぽろとこぼれ落ちてゆく、感情と思考の断片を取りこぼさないように拾…

たくにゃんの『ぽろぽろ日記』

移り変わる日常からぽろぽろとこぼれ落ちてゆく、感情と思考の断片を取りこぼさないように拾ってゆきます。

最近の記事

6月9日(日)の身体状況

咽頭炎9日目。 咳と鼻水、目ヤニが出る。 カバンから荷物を取り出そうとした拍子に、何故か右手人差し指の爪の横を切り、結構な出血なのでキズパワーパッド+バンドエイドで止血している。 妻は発熱2日目で、37~38℃台。咳や鼻水はないが、喉は少し痛い。 赤ちゃんは咳をし始めて5日目だ。

    • 6月6日(木)の身体状況

      朝のうちは結膜炎の症状が続いていたが、咽頭炎は回復傾向にあった。 しかし、夜は日中働いた結果、結膜炎は回復傾向にあるが、咽頭炎がぶり返した。 喉の痛みが強くなってきたので、カロナールを400mg飲んだ。

      • 6月5日(水)の身体状況

        左目から目ヤニが多量発生している。 結膜炎だろう。 咽頭炎に付随する症状か、 今朝入っていた現場の排せつ介助でウイルスをもらってしまったか。 いずれにせよ、充血気味で違和感がある。 明日は朝から運転仕事だ。

        • 6月2日(日)の身体状況

          右手薬指、左腕、首元にかすり傷ができているが、それらが仕事・育児・その他の時間のいつできたのかはわからない。 そのうちいつの間にか傷跡は消えるだろう。 ただ、傷ついているのは皮膚だけでないことはわかる。 一昨日から数カ月振りの顎関節症が出ているし、昨日からは3カ月振りの咽頭炎を発症している。 いずれも、仕事・育児、つまり生活のハードさが元凶だ。 自分が望んだハッピーな道とはいえ、仕事の山場&赤ちゃん寝ぐずり第2波のダブルパンチには流石の私もお手上げである。 まあ、そういう時

          育児と都知事選~よもよも日記①~

          蓮舫氏出馬ニュースを知って 「小池百合子に入れそう(票を)」 妻によれば、現在の東京都の子育て支援策が継続されなければ困る、 というのが理由らしい。 我が家には生後6カ月の赤ちゃん(愛称は“よもちゃん”)がおり、昨年から東京都の様々な支援制度を利用している。 たとえば、「018(ゼロイチハチ)サポート」では、国の児童手当とは別に、年間6万円が支給されている。 また、「赤ちゃんファースト」では、産前に5万円、産後に10万円分のポイントが付与され、特設サイトにあるベビー用品や日

          育児と都知事選~よもよも日記①~

          5月27日(月)のホルマリン・ホスピタリティ

           一軒目のいきつけのBarに、サイケ音楽家だという18歳の新規客Aがいた。 彼の話によれば、光熱費を滞納して、1870円する話題の『みどりいせき』を買ったらしい。 その小説について若者みんなに読んで欲しいと語っていた。 私も刊行前から注目しており、何度も書店で買おうか迷っていた本だが、いよいよ買う時が近づいているのかもしれない。  カウンターの離れた席では、常連客Bが殺人事件好きの新顔常連客Cに対して、66年前に高円寺で起きた少年誘拐ホルマリン漬け事件について話していた。

          5月27日(月)のホルマリン・ホスピタリティ

          よもよも話④~私と育児~

          直感行動  赤ちゃんと母親(妻)が「今/居間」という世界(川A)に没入しているなかで、「外」の世界(川B)を中心的に生きている私は、如何にこの溝(渠)を埋めるのか。 という課題に対して、どうやら答えが一つ浮かびつつある。 それは、“直感行動”である。 日常に芸術を持ち込んだハイレッド・センターの「直接行動」は介入的な手法だったが、 この“直感行動”は介助的な手法になる。  直感行動は、読んで字のごとく「直感的に行動する」ことを意味する。 いわば、考えるより先に行動すること

          よもよも話④~私と育児~

          5月7日(火)のローテンション・ローテーション

          【仕事】5月からのシフト、新たなローテーション ・夜勤前の30分程の余った時間。本格的な執筆には気が向かず、このような吐き出しを始める。 ・今週からシフトが変わった。火曜日の日勤が木曜に移り、さらに土曜に日勤が追加されるイメージ。全体としては先月と変わらない。 ・このシフトのリズムが掴めていないが、今のところいい感じに掴めそう。掴めれば、前のシフトより良い気もする。が、悪い気もする。 ・今までは月~火と木~金という週の前半と後半で同じくらいの疲労感だった。今後は恐らく、木~

          5月7日(火)のローテンション・ローテーション

          よもよも話③~私と育児~

          母子一体化  赤ちゃんが「今」を生きており、母親(妻)も「今」の世界に没入する、と書いたが、 その先に起こるのが、「母子一体化」である。 これは、0歳児の子育てにおいて大事だとされることが多い。 私が面白いと感じたのは、 妻(母親)と赤ちゃんの身体が一つになっているように思える点である。  一見すると、それは妊婦と胎児のときの状態を指すように思われるだろう。 だが、むしろそれは生まれた後に顕在化してくる。 授乳や抱っこ、寝かしつけなど、赤ちゃんと母親は四六時中そばにいる。

          よもよも話③~私と育児~

          3月27日(水)のパターン・チェンジ

           闘うこと――それは、責任と覚悟を持つこと。  育児、あるいは子どもを育てながら働き、芸術活動まで為し得ることは、生半可な姿勢では難しい。 ということを、この3カ月で痛感している。 私は疲れが溜まると妻とコミュニケーションが上手く取れなくなり、 言い争いをふっかけてしまう。 妻に申し訳ないばかりではなく、赤ちゃんにも悪影響を及ぼしている。 (言い争いの雰囲気は、言葉のわからない赤ちゃんにも伝わってしまうようで、赤ちゃんまで不穏になってしまうのだ。) 闘うこと――この生活に責

          3月27日(水)のパターン・チェンジ

          よもよも話②〜私と育児〜

          乳児/New(育)児  赤ちゃんの成長は誰よりも速い。 この世で一番か弱い新生児の4週間は、瞬く間に過ぎ去ってしまった。 そして、乳児に分類される段階に突入する。 このとき、我が家の赤ちゃんに起きた大きな変化がある。 それが、昼夜を問わない「寝ぐずり」だ。  寝ぐずりとは、抱っこしないと泣き叫ぶ状態を指す。 それが、2〜3時間おきの授乳後に毎回のように訪れる。 泣き叫ぶのを抱っこしてあやしているうちに次の授乳の時間が来てしまい、結局かかりっきりになってしまうという悪魔の無

          よもよも話②〜私と育児〜

          3月1日(金)のコインランドリー

          起き抜けでコインランドリーへ向かう道中、 「今朝の二日酔いは心地良いな」 と感じた。 昨夜、2ヶ月振りにBARでお酒を呑んだのだった。 二日酔いの感覚が久し振りで新鮮だっただけではない。 頭がボーっとする。 その気怠さが良かった。 緊張が解れている悦びがあった。 乾燥機の中で回る洗濯物を、このままずっと眺めていたい。

          3月1日(金)のコインランドリー

          2月28日(水)のストレスフリーとフリースタイル

           夜8時過ぎ、赤ちゃんのオムツ70枚入りパックを片手に、駅前のサンマルクカフェに入店した。 赤ちゃんは今日で生まれてから丸二カ月が経った。 よく私の方を目で追ってくれるのが可愛くて仕方がない。 一カ月検診で懸念された体重増加も順調だ。 育児は、育休に移行した妻と私である程度の役割分担をして、 二人でやるところは二人でやり、軌道に乗りつつある。  この3~4週間、私はセルフ産休が終わり、すっかり仕事に明け暮れている。 今の仕事はストレスフリーで楽しい。 知的・精神障害のある人

          2月28日(水)のストレスフリーとフリースタイル

          医療から見た強度行動障害に関する覚書

          吉川徹先生(児童精神科医、愛知県医療療育総合センター)の講演の私的なまとめです↓強度行動障害とは? ・強度行動障害は医療ではなく福祉や行政の用語。 ・医療度判定スコアや強度行動障害判定基準表(新法)が順に整備されてきた。 ・「有病率」。福岡市は190人。0.013%。神奈川県98人。0.11%。 ・60~80%は自閉スペクトラム症。中等度以上の知的障害。 ・福祉と医療の連携。通院による薬物療法が原則。居住の場所の提供は医療の範囲外。 ・頻度が上がるのは中学・高校。卒業直後

          医療から見た強度行動障害に関する覚書

          よもよも話①~私と育児~

          今と居間(リビング/生活)  育児には、「今」が多い。赤ちゃんが泣き出したら、自分が食事中だったとしても箸を止め、赤ちゃんの元へ向かう。お腹が空いたのだとすればミルクをやり、抱っこを求めていれば気が済むまで抱っこし続ける。泣き出しはいつ起こるか分からないし、終わったと思ってもまたすぐに始まる。育児は、「今」の連続である。  この「今」は、「居間」にあることが多い。赤ちゃんは、吐いたミルクで窒息するなど、思いもよらない危険と隣り合わせの生き物である。そのため、目の届くところに

          よもよも話①~私と育児~

          1月24日(水)の研修

          今日は職場の研修で、「境界線(バウンダリー)」という観点から、障害者支援について学んだ。 (これは、障害者支援の仕事のみならず、プライベートなどすべての人間関係において有効な話題だと思う。) この場合の「境界線」とは、 支援者(介助者)と当事者(障害者)のお互いが安全で心地よく過ごせるよう、 「わたし」と「あなた」の間に引くラインのことを意味する。 たとえば、知的障害者が介助者にどこまで接近することを許すかという、 「パーソナルスペース(身体の境界)」も「境界線」の一種だ。