2月28日(水)のストレスフリーとフリースタイル

 夜8時過ぎ、赤ちゃんのオムツ70枚入りパックを片手に、駅前のサンマルクカフェに入店した。
赤ちゃんは今日で生まれてから丸二カ月が経った。
よく私の方を目で追ってくれるのが可愛くて仕方がない。
一カ月検診で懸念された体重増加も順調だ。
育児は、育休に移行した妻と私である程度の役割分担をして、
二人でやるところは二人でやり、軌道に乗りつつある。

 この3~4週間、私はセルフ産休が終わり、すっかり仕事に明け暮れている。
今の仕事はストレスフリーで楽しい。
知的・精神障害のある人と接するのは苦じゃないどころか面白いし、
仕事仲間や親御さんと障害福祉について自然に話せる夢のような環境だ。
新聞記者時代以上の待遇も受けられており、
今の会社に出会えて本当に良かったと思う。

 芸術や余暇の活動についても、スタイルが変わってきている。

 執筆は、即興的になった。
書きかけの構築的な大作は休眠に入った。
代わりに、育児に関するフリースタイルの連作が始まった。
限られた時間の中で、その時書きたいことを書いている。
魂や情熱のようなものが、確実に込められる方法論だと考えている。

 余暇は、逆に構築的になった。
毎週水曜と日曜に銭湯へ行くとか、
来週の木曜は呑みに行くとか、
パターンを固めたり、
事前に予定を決めている。
妻と合意形成を行い、家庭を円滑に運営するのが狙いだ。

 「自由」と「責任」みたいなコントラストが浮かび上がる。
フリーにも、対価のようなものがついて回るってことだ。
でも、この捉え方(見立て)自体が構成的で、
ちょっとフリーじゃないなって思う。
詩が、遊び(余白、ユーモア)が、足りてないのかもしれない。
駅前の八重洲ブックセンターに寄って、詩集を買って帰ろう。

追記
本屋は夜10時で閉まっていました。
家にある詩集を読みます。
これも一種のフリーですね。

 

 

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