育児と都知事選~よもよも日記①~

蓮舫氏出馬ニュースを知って

「小池百合子に入れそう(票を)」
妻によれば、現在の東京都の子育て支援策が継続されなければ困る、
というのが理由らしい。
我が家には生後6カ月の赤ちゃん(愛称は“よもちゃん”)がおり、昨年から東京都の様々な支援制度を利用している。
たとえば、「018(ゼロイチハチ)サポート」では、国の児童手当とは別に、年間6万円が支給されている。
また、「赤ちゃんファースト」では、産前に5万円、産後に10万円分のポイントが付与され、特設サイトにあるベビー用品や日用品、子育て関連サービス等がゲットできる。
育児に没頭している妻からすれば、現・都知事には頭が上がらないのである。

「こんなに政治が生活に直結している(と思える)選挙は初めてかも」
なるほど、子育てには本当にお金がかかるということが、ここまでの妊娠・出産・育児を経て既に身に染みているようだ。
そして、そのような実感は妻だけではなく、都内に住む子育て中の母親の多くが同じなのかもしれない。
小池百合子氏/都民ファーストの会には、多くの女性支持者や子育て世代がいるだろうことが想像される。
それは、「都民ファーストの会」から当選した都議会議員の女性比率が高いことからも類推できる。

妻の気持ちを変えるには、他の立候補者の子育てに関するマニフェストを伝える必要がありそうだ。
果たして、最大の対抗馬である蓮舫氏はどうなのか。

出馬の記者会見では、子育て支援を行う上で少子化対策が前提であり、お金や仕事がなくて結婚したくてもできない若者~現役世代への支援が重要だと語っている。

このHUFFPOSTの記事の妻に読んでもらったところ、
「これなら支持したい!」
と早くも気持ちが揺れ動いていた。
妻はもともと、我が家の子育てのお金だけを気にしているのではなく、
まだ結婚や出産をしていない友人たちのことも自分事のように捉えている。
友人たちにも出産という楽しいイベントを経験して幸せになってほしいという思いや、やっぱり子どもができた友人と子育ての話をしたい、という思いがあるからである。

とはいえ、蓮舫氏が具体策を述べているわけではないので、妻はまだ懐疑的だ。
蓮舫氏と小池氏の今後の動向に、子育て支援策の観点から注目したい。


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