ワクチン開発の生物学的問題点

『コロナワクチンの早期開発が難しい理由』

宮坂昌之医師が、ワクチン開発で大事なこととして、4点を挙げるが、一般人でも知っている4点を語るようでは、宮坂もド素人である、、。

ワクチン製造で最も難しい点は、抗原を特異的に認識する免疫能を持続させることである、そのため強いアジュバンドを抗原製剤に加える、、。
しかし、このアジュバンドが不必要な免疫応答を活性化させてしまう、このため予期せぬ有害事象が生じてしまう、、。

HPVワクチンでのトラブルでも、このアジュバンドが原因である可能性が随分前から報告されていた、、。

もちろん、インフルエンザウイルス同様、HIVも変異が激しい点が、問題であるのは当たり前であるが、、。

私が、マサチューセッツ工科大学(MIT)で、Prof. David Baltimoreらと AIDSに対するワクチンの開発を行った際、アカゲザルを用いた検証実験では、抗原に対する免疫応答の持続性が大きな壁になった、、、。

がん治療専門ドクター/癌ゲノム医療/新興感染症

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