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【振り返り】エストニアワーホリ4か月経過した私の感情の変化と現在地【薪を焚べる】

こんにちは。
たくびーんです。

20代で会社員をやめて2023年4月からワーキングホリデービザを使い、
エストニア移住を始めました。
エストニアでの暮らしや英語学習について発信していきます。

この記事は私がエストニアにワーホリに来て4か月経過したところで自分の感情の整理ために執筆します。
辛かったこと、悲しかったこと、悔しかったことと、関わってくれた人への感謝の気持ちを忘れないようにするために、自分のために書いています。
かなり長文となっており、おそらく皆さんのお役に立てる情報はありませんので、悪しからずご了承ください。

前回の振り返りはワーホリ開始して2か月経過した時点で執筆していますので、さらにそこから2か月経過してどのような変化があったのかというところも楽しんでいただけたら嬉しいです。


①感情の変化

2023年6月上旬に語学学校が修了したのでそれ以降はとくに定期的な語学イベント等に参加することもなく、家から外出することと言えば日課である朝夕の散歩である。それとたまにお誘いのある現地で仲良くなった友人との食事。
良くも悪くも人に会う機会が極端に減ったので人と英語の学力(スピーキング力)を比べる機会も少なくなった。私はYouTubeで言語学習に関する情報を得ることが多いが、日本人以外のYoutuberが口を揃えて言うのが「他人と比べず、自分のペースで学習せよ。言語学習は短距離走ではなく、長距離走である。」ということだった。これは自分に過度なプレッシャーを与え、バーンアウト(燃え尽き症候群)を起こさないための予防接種なのだろうと思った。

近時の日本では効率を求めタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する傾向があるように思うが、私も多分に漏れずその1人で、「この1年で英語学習、とりわけスピーキングの能力を飛躍的に向上させ、成果をあげなければならない」という勝手な使命感に囚われていた。

外国人の言語学習系Youtuberの動画を見るようになってからは、自分のペースで学習を進めていこうと意識するようになった。言語学習においては太く短く実行するのではなく、細く長く続けるのが良いということで納得した。私は性格的にも短期集中型ではなくコツコツ地味にというタイプなのでマラソンのようにと言われると安心する。冷静に考えて、今まで私が10年以上勉強してきて全く話せるようにならなかった英語をこのエストニアワーホリのたった1年で取り戻すかのようなプランがそもそも現実的でないなとも思った。

結果的に外国人Youtuberの言葉に救われた(私が一方的に認知しているだけだが)。ここで興味深いのは、私が外国人の英語のメッセージを受け取ったという点である。これが仮に日本人から日本語でメッセージを受け取った場合、「いや、あなたは成功していて私との距離が遠すぎるからあなたの言葉が全く響かない」とも思いたくもなるが、外国人に英語で言われるともはや相手と自分とを比べるという感情はなく、すっと自分の中に入ってくる。物理的にその外国人と私との距離が遠いということもあるかもしれないが、おそらく、感情的に私が外国人との間に文化的な距離も感じているのだと思う。

というわけで自分との対話を終えた私はメンタル的にも安定していてエストニアが嫌で日本に帰りたいと思ったことは今のところ1度もない。私がエストニアにいる間にやるべきことははっきりしていて、その目標や夢に向かって、その目標達成に影響を及ぼしうる先行指標をただ追うだけである。

②英語学習

インプットとアウトプットの学習が良いペースで習慣になりつつある。6月の勉強時間が80時間で、7月の勉強時間が126時間であった。私の英語学習を深める上で単純に勉強時間を積み上げることは目標達成に影響を及ぼしうる指標の1つなので引き続き継続し、さらに積み上げていきたいと思った。

Studyplusで勉強時間の進捗管理をしています

私は中学1年生から大学4年生まで10年以上英語を勉強してきたがもっぱら苦手な科目の1つだったので、特別力を注いだ科目というわけでもなく、日本の典型的な英語学習に触れてきたので、スピーキングに重点を置くのであればインプットベースの学習からアウトプットベースの学習に切り替えていく必要があった。また、ヨーロッパの共通言語参照枠にCEFR(セファール)というものがあり、自分のレベルに応じて学習方法を調整せよというのが一般的な考え方のようであった。

<CEFR(セファール)とは?>

https://www.britishcouncil.jp/programmes/english-education/updates/4skills/about/cefr#:~:text=%E3%80%8C%E5%A4%96%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%BF%92%E3%83%BB%E6%95%99%E6%8E%88,%E3%81%8C%E5%87%BA%E6%9D%A5%E3%82%8B%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%A8%99%E6%BA%96%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

私が毎日取り組んでいるオンライン英会話のネイティブキャンプでは、先生はみなさん優しくて授業はほぼ毎回楽しい。先生は日本や日本人に対するリスペクトもあり、一方で私から提供できる情報や私の近況(エストニアでの生活)を説明してそこから会話が弾むことが楽しい。
普段のレッスンはネイティブキャンプが用意してくれている教材を順番に受けているが、教材の内容に一切触れないままフリートークで25分1コマ終わってしまうことがあった。これは私にとっては嬉しいことで、予習した教材の内容よりフリートークの方が英語の瞬発力が鍛えられるのでしっかり頭に汗をかいている感覚がある。何よりも、英語が苦手な私が楽しみながら取り組めていることが私の中での一番の進歩である。

一方で、先生によっては発音矯正に尋常じゃないこだわりがあり、「post」の発音でさえ執拗に矯正されたので授業後に当該先生を静かに非表示にさせてもらった。先生さようなら。私のメンタルを何よりも優先させた。

さて、私のその他の具体的な学習方法はというと、以下のとおりである。

・多聴
 YouTubeとPodcastを使い、散歩中や家事中に聞き流す。たまに字幕見ながらしっかり聴くこともある。
・スピーキング
 YouTubeから気に入ったフレーズや表現をコピペ。またはChatGPTに英語で伝えたい日本の文化や考え方を日本語で打ち込んで英語で返してもらう。出来上がったものを部屋で一人でぶつぶつ唱える。
・暗記アプリ
 YouTubeで気に入ったフレーズや分からない単語があれば暗記アプリに入れてアプリから通知がきたタイミングでアプリを起動して問題を解く。暗記アプリに登録するのは気に入ったフレーズや単語のみで分からない表現全部を登録しているわけではない。
・Duolingo
 気分転換の息抜きとして。1日の英語学習のスタートもDuolingoから始める。今まで学校の英語の授業では習わなかった実用的な表現も学べてgood。

現時点ではこのフォーメーションで学習を進めているがバランスも良さそうなので今後も継続予定である。次の振り返り記事の時に内容が変わっているかどうかも含めて自分の学習と成長の変化を楽しみたい。

③仕事

これは本当に本当に本当にありがたいことにエストニア企業1社、日本企業1社から仕事のオファーをいただいて働かせてもらっている。

3−1)エストニア企業について
私が2023年4月にエストニアで参加させてもらったエストニアのベンチャー企業と日本とをつなげるマッチングイベントでいただいたご縁から日本語を使うお仕事をいただいた。当該エストニア企業は日本市場への参入を検討しており、その過程でエストニアに住んでいる日本人の協力が必要とのことだった。私からすると福の神が微笑んだ出来事であり感謝しかなかった。当該企業の従業員とは英語でコミュニケーションをとるので私のスピーキング能力のさらなる向上が期待できる。私がエストニアに入国する前からの悲願であったIT系でさらにベンチャー企業で働くことが叶った出来事であった。
※ただしこれは2か月の短期のプロジェクト

3−2)日本企業について
私が日本で会社員をやっていた頃のご縁である企業からパートタイムでお仕事をいただいた。私はフルリモートでかつ私のエストニアでの英語学習を中心とした生活リズムを尊重していただいて労働時間や稼働日も無理を言って調整していただいた。この仕事は私の得意分野の知識がお役に立てそうなのでいただいたご縁に感謝しつつ、自分のパフォーマンスを最大限発揮したいと思った。

エストニアワーホリ生活も1年間というリミットを鑑みると序盤から中盤に差し掛かろうというところで本当にありがたいことにご縁でお仕事をいただいてメンタルは非常に安定している。仕事がない状態は会社員時代に貯めた貯金をひたすた切り崩していたので安定的に収入があるということは生活面でも精神面でも非常に安定する。

④これから

サムネのタイトル回収ですが、私がエストニアに滞在している間に、エストニアと日本とで小さなムーブメント(現象)を起こすことが私のやりたいことの1つであり、私のたった一人の熱狂です。そのためにもnote、インスタ、Youtubeで情報の発信を続けています。もちろん私のすべての作品がみなさんに届くとは限りませんが、私にとって異なる媒体で情報発信を続けることは意味があるのです。そんな私が起こした小さな小さな火にもしよかったらみなさんも薪を焚べてもらえるととても嬉しいです。どんな情報がみなさんにとって有益であるかは実際にアウトプットしてその反応を見てみないことには判断ができないのです。

頭の中にあるうちは、いつだって、なんだって、傑作なんだよな

朝井リョウ『何者』より

今の自分があるのは過去の自分がエストニアに来るという選択をした結果です。
自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えていけるようこれからも取り組んでいきます。

⑤おわりに

この記事が遠く離れた地で活躍しているあなたに届き、ここまで読んでくださっていれば本当に嬉しいです。もしスキで応援していただければ私もあなたの記事を拝見しにいきます。目標がある人もない人も一緒に頑張りましょう。

✅ワーホリの振り返り
2か月経過した振り返り:こちら
4か月経過した振り返り:本記事
6か月経過した振り返り:こちら
8か月経過した振り返り:こちら
10か月経過した振り返り:こちら
1年経過した振り返り:こちら

この記事が少しでもエストニアにワーホリを考えている方の助けになれば幸いです。
その他、私で力になれそうなことがあればお気軽にコメントかインスタにDMください。
可能な範囲でお答えいたします。

私の自己紹介記事はこちら。

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これからも随時記事を更新していきますので次回の記事も読んでいただけますと幸いです。
引き続きよろしくお願いいたします。

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